市政だより 令和元年6月15日号 2面(テキスト版)
そなえて安心、熱中症!
5つの声かけを実践して
夏を涼しく乗り切ろう
熱中症が増加する季節になりました。
5つの声かけを実践し、熱中症予防をしっかりとして、暑い夏を涼しく元気に過ごしましょう。
温度に気を配ろう
暑いとき、温度が高いとき、日差しが強いとき、風が弱いときなど「暑さ指数」が高いときに熱中症になる方が増えます。温度に気を配りましょう。
- 扇風機やエアコンを上手に使う
- 日陰を選んで歩く
- 日差しを遮り、風は通す
- 天気や気温を知る
- 日傘や帽子を活用する
- 涼しい素材の服を着る
- クールビズをする
- 打ち水をする
飲み物を持ち歩こう
熱中症予防には水分補給が大切です。いつでも水分補給ができるように、水分を持ち歩きましょう。なお、特に高齢者の方は、意識的な給水を心がけましょう。
- こまめな水分補給をする
- のどが渇く前に飲む
休息をとろう
疲れているときは熱中症になりやすいので、休息をとるようにしましょう。
昼間に疲れを感じたら、その日の体調を考慮して無理をせず、涼しい場所で休息をとるようにしましょう。
寝苦しい夜は、空気の通りを良くしたり、通気性の良い寝具を使ったりして、ぐっすり眠れる工夫をしましょう。
- 涼しい場所で休息する
- 自分の体調を知る
- ぐっすり眠れる環境をつくる
栄養をとろう
きちんと食事をとることも熱中症予防になります。バランス良く食べることや朝ごはんをしっかり食べることも大切です。
夏バテして食欲がなくなったときは、体を冷やす夏野菜や冷たい料理を選ぶなど、食材やレシピを工夫して体力をつけましょう。
- 朝食を抜かない
- 夏バテを甘く見ない
- 夏風邪・二日酔いのときも注意をする
声をかけあおう
体力がない高齢者や子ども、病気の方などは、熱中症になりやすいです。
家族や近所同士で、「水分をとっている?」「少し休んだほうがいいよ」など、声をかけあいましょう。
- 家庭内での気づかい
- 近所での気づかい
- 運動時の気づかい
- 職場での気づかい
こんな症状があれば熱中症を疑いましょう
重症度1度
症状
- 手足がしびれる
- めまい、立ちくらみがある
- 気分が悪い、ぼーっとする
対処
- まず、涼しい場所に避難!衣服をゆるめ、体を冷やしましょう
- 水分をとりましょう
重症度2度
症状
- 頭がガンガンする(頭痛)
- 吐き気がする、吐く
- 体がだるい(倦怠感)
対処
- まず、涼しい場所に避難!衣服をゆるめ、体を冷やしましょう
- 水分をとりましょう。自力で水分がとれなければ、すぐに病院へ
重症度3度
症状
- 体が熱い、意識がない
- 呼びかけに対し返事がおかしい
- まっすぐ歩けない・走れない
対処
- すぐに救急車を呼び、水や氷で体を冷やしましょう(首、わきの下、太ももの付け根内側)
- 問合せ先
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
大雨に注意!
早めの避難を心がけましょう
今年も梅雨期や台風期を迎え、大雨への警戒が必要な季節となりました。
大雨が降ると道路の冠水や土砂崩れなどが発生する恐れがありますので、早めの気象情報の収集、避難行動に努めましょう。
避難情報は防災行政無線(屋外スピーカー)やエリアメール、市ウェブサイト、広報車、おおさか防災情報メールなどでお知らせします。避難情報が発令されたときは慌てずに、落ち着いて行動しましょう。
なお、平成30年7月豪雨による河川の氾濫や土砂災害で平成最大の人的被害が生じたことを受け、国において避難勧告などのガイドラインの見直しが行われました。市でも今後は次のとおり、警戒レベルを付して避難情報の発令を行います。
警戒レベル5
- とるべき行動
- 既に災害が発生している状況であり、命を守るための最善の行動をする
- 市や気象庁からの情報
- 災害発生情報
警戒レベル4
- とるべき行動
- 避難場所へ避難する。避難場所への立退き避難がかえって命に危険をおよぼしかねないと自ら判断する場合は、近隣の安全な場所や自宅内のより安全な場所へ避難する
- 市や気象庁からの情報
- 避難指示(緊急)
- 避難勧告
警戒レベル3
- とるべき行動
- 避難に時間のかかる方(高齢者、障害者、乳幼児など)とその支援者は避難する。その他の方は避難の準備をし、自発的に避難する
- 市や気象庁からの情報
- 避難準備・高齢者等避難開始
警戒レベル2
- とるべき行動
- ハザードマップなどにより災害リスク、避難場所や避難経路、避難のタイミングなどの再確認、避難情報の把握手段の再確認・注意など、避難に備え自らの避難行動を確認する
- 市や気象庁からの情報
- 注意報
警戒レベル1
- とるべき行動
- 防災気象情報などの最新情報に注意するなど、災害への心構えを高める
- 市や気象庁からの情報
- 警報級の可能性
- 問合せ先
- 危機管理室 06(4309)3130、ファクス06(4309)3858