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東大阪市

あしあと

    市政だより 令和元年5月1日号 5面(テキスト版)

    • [公開日:2019年4月25日]
    • [更新日:2021年12月9日]
    • ID:24769

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    コミュニケーションで撃退
    特殊詐欺に気をつけて!!

    最近市内では、市役所職員などを騙る不審者から「医療費の還付金があります。手続きのために銀行員がキャッシュカードを取りに行きます」などという電話や、警察官を騙る不審者から「あなたのキャッシュカードが偽装され、口座が不正に使われています」などという不審な電話が多数かかってきています。

    また、自宅にある現金の金額や在宅時間などを事前に聞き出したうえで、強盗に押し入るなどの凶悪犯罪に発展している新たな手口もあります。

    キャッシュカードを手渡すように求められたり、現金の金額やカードの暗証番号を聞かれたりしても、絶対に手渡したり、教えたりしないでください。

    このような不審な電話があったときは、すぐに対応せずにいったん電話を切って、家族や警察に相談してください。

    大阪府下の特殊詐欺認知件数と被害金額(平成31年1月~3月暫定値)
    オレオレ
    認知件数
    170
    被害金額
    2億9376万8000円
    架空請求
    認知件数
    100
    被害金額
    1億3627万7000円
    融資保証金
    認知件数
    9
    被害金額
    950万3000円
    還付金等
    認知件数
    33
    被害金額
    2816万5000円

    キャッシュカードをすり替えて盗む手口にもご注意

    大阪府下では、特殊詐欺と同じように警察官や金融機関の職員などを名乗って電話をかけた後、自宅を訪問して被害者にキャッシュカードや通帳を封筒に入れさせたうえで、「封筒を封印するのに押印が必要」などと話し、被害者に印鑑を取りに行かせた隙に、ポイントカードなどが入った別の封筒とすり替えてキャッシュカードを盗みとる手口の窃盗も多発しています。

    さまざまな方のご協力で被害が防止されています

    特殊詐欺の電話を受けた方が自ら詐欺に気づかなかった場合でも、家族や市役所、金融機関などに相談や確認をしたり、また、犯人の指示どおりに金融機関やATM(現金自動預払機)などに向かってしまった場合でも、店員や後ろに並んでいた人が声をかけたりして、被害に遭わずに済んだケースが多数あります。

    普段から、両親や祖父母と会話をする、電話をかける、直接訪問して様子を確認するなどのコミュニケーションをしっかりととりましょう。

    また、携帯電話で通話しながらATMを操作している人を見かけたら、声をかけ、警察に通報してください。

    問合せ先
    危機管理室 06(4309)3130、ファクス06(4309)3858

    東大阪医療センター
    中河内医療圏で唯一
    「がんゲノム医療連携病院」に指定

    厚生労働省は、全国のどの地域においても質の高い医療を提供できるよう、392か所の病院をがん診療連携拠点病院として指定しています。さらに、標準治療が終了したがん患者や珍しい種類のがん患者など、ゲノム医療を必要とするがん患者のために全国に「がんゲノム医療中核拠点病院」を11か所、情報分析や治療方針で連携する「がんゲノム医療連携病院」を156か所を指定・公表しています(いずれも4月1日現在)。

    市立東大阪医療センターは、大阪府内に16か所しかない地域がん診療連携拠点病院に指定されており、昨年10月には「がんゲノム医療連携病院」の指定も受けています。

    がんゲノム医療とは、がん患者の遺伝子情報を調べて、がんの原因となる遺伝子を探索し、最適な治療をめざすことです。効果が高く、副作用の少ない薬が期待されていますが、一方でがんゲノム医療には遺伝専門医や遺伝カウンセラーが必須で、情報の取扱い・分析にも特別な慎重さが求められます。当センターでは、4月1日に「がんゲノム医療センター」を開設し、遺伝子診療委員会を通した運用を6月から保険診療で開始予定です。当センターの「がんゲノム医療中核拠点病院」である大阪大学医学部附属病院と連携して患者への情報提供や、治療を行っていきます。

    ※ゲノム…DNAに書き込まれた遺伝情報。

    問合せ先
    地方独立行政法人市立東大阪医療センター事務局医療情報管理課 06(6781)5101、ファクス06(6781)2194

    おれんじ通信 知って支える認知症

    第23回
    専門家に聞く認知症ケアのヒント ユマニチュード

    ユマニチュードは認知症の人の尊厳を取り戻すために、その人を大切に思っていることを伝える技術です。伝える技術は大きく分けて次の3つです。

    • 見つめる・話しかける=物忘れがひどくなるとケアに同意していても、途中で「この人は何をするの」と考え不安になります。介護をする人は認知症の人と視線をあわせ、前向きな言葉をかけ続けることでケアを受け入れやすくなります
    • ふれる=ケアのとき笑顔で優しい言葉をかけても、腕などを掴むと嫌なメッセージが伝わります。ゆっくり、優しく触れることが大切です
    • 立つ=認知症の人ができることを活かす関わりが大切です。寝たままから座る、そして立つことで視界が広がり、脳が活性化します。また骨や関節、呼吸器、循環器にも良い影響をおよぼします

    次回は「認知症は予防できる?(1)」です。

    問合せ先
    地域包括ケア推進課 06(4309)3013、ファクス06(4309)3848

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

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