化学車

平成29年2月27日(月曜日)、西消防署に配置している化学車を更新し運用を開始しました。
化学車は、ポンプ車の放水機能に加え、危険物火災のときなどに多量の泡で消火できる機能を搭載しています。工場が多く生駒トンネルや高速道路が通る東大阪市には必要不可欠な存在です。
車両の特徴
- 泡混合装置を搭載し、水では消火できないガソリンなどの危険物火災を多量の泡で消火することができます。
- 油火災だけではなく、普通火災用の泡も放射することができ、消火効率のアップと水損防止が図れます。
- 泡消火だけではなく、水タンクも搭載し通常の放水も可能なため、消火栓や防火水槽などの水源がなくても数分間の放水が可能です。
- 放水量や放水圧力の自動制御装置を搭載しています。
- 従来は手動で行っていた泡の混合操作を自動化し、素早い泡放射が可能です。
- 緊急消防援助隊登録車両のため、走破性の高い4WD仕様になっています。
- 狭い道にも対応しやすいように、車両上部の幅を狭くしています。
- 西消防署の消防隊が運用し、火災はもちろん救助出動などあらゆる災害に出動します。




車両諸元
- 車種:災害対応特殊化学消防ポンプ自動車2型
- 全長:7.05m、全幅:2.36m、全高:2.96m
- ホイルベース:3.75m
- 駆動方式:4WD
- トランスミッション:6MT
- エンジン:6.4L ディーゼルターボ
- 水タンク:1300L
- 泡薬剤タンク:500L
- 車両総重量:10,750kg
お問い合わせ
東大阪市消防局 警防部警備課
電話: 072(966)9664
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