市政だより 平成27年6月1日号 4面(テキスト版)
6月23日からは男女共同参画週間
男性も女性も自分らしい生き方を
6月23日から29日までは男女共同参画週間です。今年度のキャッチフレーズは「地域力×女性力=無限大の未来」です。
性別に捉われない、自分らしい生き方について考えてみましょう。
男女共同参画社会ってどんな社会?
男女共同参画社会とは、性別にかかわらず、誰もが生き生きと自分らしく個性と能力を充分に発揮できる社会のことです。
私たちはあらゆる場面で無意識に「男性だから・女性だから、こうあるべき」と、性別で役割を決めつける考え方や慣習に捉われてしまいがちです。自分の本当の思いと向き合い、自分らしく生きるためには、このような考え方や慣習に捉われないことが大切です。
市の取組み
市では、平成16年に定めた「男女共同参画推進条例」で、市の責務はもとより、市民・事業者および教育関係者それぞれの役割と責任を明確にしています。さらに、男女共同参画社会の実現に向けた計画である「東大阪市男女共同参画推進計画」に基づき、総合的かつ計画的に施策を推進しています。
また、男女共同参画を進める市の拠点施設としてイコーラム(男女共同参画センター)を設置し、男女共同参画に関する正しい理解と認識をもってもらえるよう講演会や講座の開催、市民活動団体との協働事業、ドメスティック・バイオレンス(配偶者からの暴力)などの悩みに応じる女性のための相談事業を実施。平成24年度からは仕事や家庭などの悩みを抱えた男性のための電話相談もスタートさせ、性別にかかわらず誰もが暮らしやすい男女共同参画社会の実現に向け取り組んでいます。
一人ひとりができること
一人ひとりが尊重され、誰もが生き生きと暮らせる社会の実現には、一人ひとりが意識を変えていくことが大切です。性別によって役割を決めつけていないか、生きづらさを我慢していないか、自分自身を見つめ直してみましょう。
- 問合せ先
- 男女共同参画課 06(4309)3300、ファクス06(4309)3823
記念のつどい
個性輝く素敵な社会 夢がふくらむ未来へ!
イコーラムで「記念のつどい」を開催します。
- とき
- 6月27日(土曜日)13時30分~16時(開場は13時)
- 定員
- 244人(申込先着順)
- 内容
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- 大阪産業大学吹奏楽部の演奏
- 浪曲師の春野恵子さんによる講演&浪曲「浪曲を世界へ!女性も男性も夢にチャレンジ!」
- ※1歳6か月~就学前幼児の保育(定員10人で1人300円。6月20日(土曜日)までに要予約)と手話通訳あり。
- 申込方法・申込み先など
- 行事名、住所、氏名(ふりがなも)、年齢、電話・ファクス番号と、保育が必要な場合は子どもの氏名・生年月日を電話で(ファクス、Eメール、直接も可)
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- イコーラム 072(960)9201、ファクス072(960)9207、Eメールアドレスikoramu@nifty.com
ひとことメッセージ入選作品とパネルを展示
「男女共同参画社会にむけて ひとことメッセージ」の入選作品および東日本大震災の被災地の女性たちが撮影した写真と声(メッセージ)を展示します。
- とき
- 6月20日(土曜日)~7月4日(土曜日)9時~21時30分(日曜日は18時まで、月曜日は休館)
- ※申込不要。
- ところ 問合せ先
- イコーラム 072(960)9201、ファクス072(960)9207
イコーラムの相談室
女性のための法律・労働相談
女性をとりまく法律の相談に女性弁護士が、解雇やセクハラなどの相談に女性社会保険労務士が応じます。
- とき 定員
-
- 法律相談=6月3日(水曜日)・7月1日(水曜日)・8月5日(水曜日)・19日(水曜日)13時~16時/各6人(1人30分)
- 労働相談=6月13日(土曜日)・7月11日(土曜日)・8月8日(土曜日)13時30分~16時20分/各3人(1人50分。電話相談可)
- ※いずれも申込先着順。
- 対象
- 市内在住・在勤・在学(いずれか)の女性
- ※1歳6か月~就学前幼児の保育あり(1人200円。各相談日の1週間前までに要予約)。
- 申込方法・申込み先など
- 開館日の10時~17時に電話で(法律相談は各実施日の2週間前から、労働相談は随時受付)
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- イコーラム(男女共同参画センター) 072(960)9205、ファクス072(960)9208
男性のための電話相談
仕事や家庭などに関するさまざまな男性の悩みに男性相談員が応じます。
- とき
- 6月6日(土曜日)・7月4日(土曜日)・8月1日(土曜日)13時~17時、6月17日(水曜日)・7月15日(水曜日)・8月19日(水曜日)19時~21時
- 対象
- 市内在住・在勤・在学(いずれか)の男性
- 相談電話
- 072(966)5002
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- イコーラム(男女共同参画センター) 072(960)9205、ファクス072(960)9208
6月は就職差別撤廃月間
なくそう差別
「両親の出身地はどこですか」「家族の職業はなんですか」「尊敬する人物を言ってください」など、採用選考の面接で聞いたり、聞かれたりしたことはありませんか。これらの質問は本人に責任のないことや本来自由であるべき事項で、就職差別につながる恐れがあります。
公正な採用選考のために、事業主は応募者の基本的人権を尊重し、応募者本人の適性や能力に基づきその人の資質や長所を見いだそうとする必要があります。また、個人情報保護の観点から提出された履歴書などの取扱いには、個人の権利・利益を侵害しないようにしなければなりません。
府では、6月を就職差別撤廃月間と定め、啓発事業を実施します。
人権啓発研修会と求人説明会 採用と人権
来春中学校・高校を卒業する方の求人を考えている事業所を対象に行います。
- とき
- 6月4日(木曜日)13時30分~16時
- ところ
- 市民会館市民ホール
- 問合せ先
- 労働雇用政策室 06(4309)3178、ファクス06(4309)3846
街頭キャンペーン
- とき
- 6月1日(月曜日)8時から
- ところ
- 近鉄布施駅前
- 問合せ先
- 労働雇用政策室
就職差別110番
電話とEメールで相談に応じます。
- 6月17日(水曜日)~19日(金曜日)10時~18時=06(6210)9518
- 6月中=Eメールアドレス rosei-g04@sbox.pref.osaka.lg.jp
- 問合せ先
- 労働雇用政策室