市政だより　平成18年7月1日号　8面(テキスト版)

　市では、戦後の混乱期に道路などが未整備なまま木造住宅が立ち並ぶ、若江・岩田・瓜生堂地区を「密集住宅市街地整備促進事業」の整備区域に指定し、災害時に避難しやすく、消防車両が通りやすい防災道路の整備を本格的にスタートさせました。

　今回整備するのは、瓜生堂1の玉美小学校西側の市道約100メートル。現在、歩行者と自転車しか通行できない幅3メートル弱の道を、玉美小学校の敷地と民有地の買収などにより幅6から6・5メートルに広げ、歩道を設けた車道に整備します。

　これにより、災害時の避難路と消防活動ルートが確保され、地域の住環境が大きく改善されます。

　「密集住宅市街地整備促進事業」では、防災道路の整備と併せて、老朽化した共同住宅などの不燃建築物への建替えを推進しています。

　市では災害に強いまちづくりをめざして、今後も、若江・岩田・瓜生堂地区で、順次地権者との協議を進め、防災道路の整備と不燃建物への建替えを推進していきます。

　住宅政策課　06（4309）3232、ファクス06（4309）3834

　高校野球秋季大会が、今春オープンしたばかりの市営花園中央公園野球場（愛称・花園セントラルスタジアム）で開催されることが決定しました。

　市から大阪府高等学校野球連盟に、夏の全国大会の府予選や秋季大会で使用してほしいとの要請をしたところ、このほど、秋季大会で2日間程度使用したいとの回答を受けたものです。

　春の選抜大会に向けて、近畿大会参加校を選出する秋季大会。例年府内の高校約180校が出場し、数々の熱戦を繰り広げます。

　花園セントラルスタジアムでは2日間で6試合程度行われる予定で、市内で硬式野球の公式試合が開催されるのは初めてのことです。

　市ではこの大会を成功させ、夏の大阪府予選にも使われるよう引き続きはたらきかけていきます。

　環境月間中の6月3日、楽しみながら環境問題を考えてもらおうと、市役所およびその周辺で「市民環境フェスティバル」が開催されました。

　今年で3回目となるこのフェスティバルは、市民による手づくりの催しで、「3Rゾーン」「自然ゾーン」「エコ銘品売りますゾーン」「行政ゾーン」の4つに分かれて行われ、趣向をこらしたパネル展示や体験コーナーなどがたくさん並びました。

　庁舎1階には、リデュース（発生抑制）、リユース（再使用）、リサイクル（再生利用）の3Rゾーンが設けられ、訪れた市民は、環境への取組みができているかをチェックするアンケートなどで、日常生活を見直していました。

　庁舎周辺に設けられたのは、水や風などの自然環境に親しむ自然ゾーン。レジ袋を使った手作りの凧づくりに挑戦した子どもたちは、完成した凧を手に、喜びで笑顔があふれていました。また親水池では、魚釣りゲームやペットボトルのミニ水車などの水遊びに、夢中になる元気いっぱいの子どもたちの姿も見られました。

　盛夏を思わせる陽気の中、この日訪れた約4,000人の市民にとって、一人ひとりが身近な生活の中からちょっとした工夫で地球にやさしくなれる方法を学び、環境について知識を深めるきっかけとなりました。

　広報課では、市政だよりのほかさまざまな広報媒体で市政情報などを発信しています。

　市ホームページでは、「催し・募集の案内」や「くらしのガイド」「観光案内」など市民の皆さんに役立つ情報を紹介しています。

ホームページアドレス
　http://www.city.higashiosaka.lg.jp/（携帯電話用はhttp://www.city.higashiosaka.lg.jp/mobile/）

　東大阪ケーブルテレビのコミュニティチャンネルを利用して広報番組「虹色ねっとわーく」を毎日放送しています。

　市政情報や行事、催しなどをタイムリーにお届けしています。

　広報課06（4309）3102、ファクス06（4309）3821

　市の公共施設で受け付けていた「ジャワ島中部地震災害救援金」90，426円を、このほど日本赤十字社の指定口座へ振り込みました。

　ご協力いただき、ありがとうございました。