市政だより 平成20年10月1日号 3面(テキスト版)
10月は「精神保健福祉月間」です
うつ病は予防できます ~見過ごしやすいこころの疲れに気づこう~
ストレスの多い毎日を過ごし、こころの疲れがうまく解消できないでいると、こころの病に陥ってしまいます。
その代表格である“うつ病”は、だれもがかかる可能性のある病気です。そのまま見過ごすと、最悪の場合、自殺に至ってしまうことにもなります。
しかし、うつ病をよく知り、予防、治療することで自殺を防ぐことができます。
自分や家族、大切な人を守るための方法を知っておきましょう。
うつ病チェック
まずは、自分や身近な人の状態を知ることが大切です。
ここ2週間ほどで、次にあげる項目が続いていませんか。
- 気持ちが沈んだ感じがする
- 身体がだるく疲れやすい
- おっくうで根気がない
- 興味がわかず何もする気がしない
- 食欲がわかない
- 人と話すのがしんどい
- 眠れず、朝早く目覚める
- 朝方のほうが夕方より調子が悪い
- 心配事が頭から離れず心配でたまらない
- 判断がつきにくく、考えがまとまらない
- 自分を責めてしまう
- 自分は生きる値打ちがないと思う
※あてはまると思うところが多いほど、うつ病の可能性が高いといえます。ムリせず予防に努め、必要なら、治療に専念しましょう。
うつにならない日常生活のヒント ~こころも体も健康でいるために~
次の工夫を参考に、予防に努めましょう。
- こころと体の不調のサインに気づく
- 充分な睡眠をとる
- 行き詰まったときには一人でがんばり過ぎず、早めに相談や専門医に受診する
- 自分にあった方法で上手にストレスを解消する((1)充分に休養する(2)リラックスする(3)おしゃべりをする(4)日常生活習慣を整える(5)趣味をみつける(6)リフレッシュする)
こころが疲れている人がいたら「どうしたの?」と声をかけてあげましょう。「がんばれ」と励ます必要はありません。必要なのは寄り添い、話を聞いてあげることです。
問合せ先
東・中・西保健センター(○東=072・982・2603、ファクス072・986・2135 ○中=072・965・6411、ファクス072・966・6527 ○西=06・6788・0085、ファクス06・6788・2916)、健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
正しい知識を
10月17日から23日は「薬と健康の週間」です
毎年10月17日から23日までは「薬と健康の週間」です。薬は用法・用量を守り、使用上の注意をよく読み正しく服用しましょう。
薬には医療用医薬品と一般用医薬品があります。医療用は医師が患者の体質や症状に応じて処方しますので、自分で判断して量を調節したり飲むのをやめたりしないでください。また、他人が残した薬を服用することもやめましょう。
医療用医薬品には先発医薬品とジェネリック(後発)医薬品があります。ジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許期間終了後、他のメーカーが製造した同じ有効成分の薬です。
ジェネリック医薬品は先発医薬品に比べ、開発費などがかからないため安価に販売することができます。
ただし、すべての医薬品にジェネリック医薬品がある訳ではありません。希望する場合は、医師・薬剤師に相談してください。
問合せ先
環境薬務課072(960)3804、ファクス072(960)3807
保健所センターのごあんない 楽しい行楽シーズンです
食中毒にご注意
秋の行楽シーズンが到来しました。
この季節は、真夏に比べて気温は低くなりますが、食中毒菌が増えるにはまだまだ充分な温度です。また、夏の猛暑で体力が弱り抵抗力が落ちていることがあります。運動会やハイキングなど屋外で食事をする場合は、次のことに注意してください。
お弁当
- 必ず当日に作り、充分冷ましてから弁当箱に詰める
- 車内に放置しない
屋外での調理
- 食材はクーラーボックスなどに保管する
- 生肉などは中まで火を通し、はしは食材用と食事用に分ける
その他
- 調理前、食事前には手をきれいに洗う
- 調理後はなるべく早く食べ、食べ残しを持ち帰って食べない
- 山菜やきのこを見つけてもむやみに食べない
- わき水など生水はそのまま飲まない
行楽を食中毒で台無しにしないよう注意し、楽しい時間を過ごしましょう。
問合せ先
食品衛生課 072(960)3803、ファクス072(960)3807
いのししに注意! 捕獲用「わな」を設置
生駒山ろく一帯では野生のいのししが増え、農作物への被害が年々増加しています。
いのししは、秋から冬にかけて活動が特に活発になり、農作物だけでなく人に危害をおよぼす可能性のあるたいへん危険な野生動物です。
市では、農作物被害を防ぐため、大阪府猟友会枚岡支部の皆さんにお願いし、捕獲用の「わな」を10月1日(水曜日)から来年3月31日(火曜日)まで設置します。
わなはハイキング道などから外れた「けもの道」に仕掛け、「わなに注意」の表示板も設置していますので、近づかないようお願いします。
なお万一、わなに足を挟まれたときは、あわてずワイヤーを手で広げると簡単に外れます。
問合せ先
農政課 06(4309)3180、ファクス06(4309)3846
東大阪・八尾就職フェスタ
東大阪・八尾市内にある地元企業による合同企業面接会を開催します(申込不要)。
とき
10月3日(金曜日)午後1時から4時
ところ
夢広場(布施駅前)
※経験不問の求人あり。履歴書(数部)、筆記用具を持参。
問合せ先
- ハローワーク布施 06(6782)4221(部門コード「32#」)
- 労働雇用政策室 06(4309)3178、ファクス06(4309)3846
事業資金を融資します
小規模企業融資制度
市内で事業を営む方が事業に必要な資金(運転・設備)を金融機関から借入れできるよう、大阪府中小企業信用保証協会の保証を付け、あっせんします。
対象
市内で原則同一場所に同一事業を6か月以上引き続き営んでいて、確定申告、決算に伴う納税状況を証明できる従業員20人(商業・サービス業は5人)以下の会社、個人など
融資限度額
400万円
返済期間
5年以内
金利
1.5%
申込み・問合せ先
経済総務課分室 06(4309)2301、ファクス06(4309)2303
創業資金融資の利子を補給
市内在住の方が市内で創業するために平成16年4月1日から平成20年3月31日までに公的融資を受け、その約定利子を支払っている方に、平成19年4月1日から平成20年3月31日までの1年間に支払った利子の2分の1を補給する制度があります。くわしくはお問合せください。
申請期間10月6日(月曜日)から24日(金曜日)午前9時から午後5時30分(土曜日・日曜日、祝日を除く)
申請書配布・申請・問合せ先
経済総務課 06(4309)3174、ファクス06(4309)3846