市政だより 平成20年2月1日号 2面(テキスト版)
加入者の健康は医療保険者が守ります
国民健康保険 4月からスタート 特定健診・保健指導
4月から国民健康保険制度が一部変更になります。
保険者が行います 健診・保健指導
老人保健法により、40歳以上の方を対象に行っていた「基本健康診査」は、平成20年3月で終了します。4月からは、各自が加入している医療保険者(健康保険証で確認できます)が、新しい「特定健康診査・保健指導」を始めます。
東大阪市国民健康保険でも、40歳以上75歳未満の国保加入者を対象に、メタボリックシンドロームなどに着目した生活習慣病予防のための健診・保健指導を行います(75歳以上の方には、大阪府後期高齢者医療広域連合が実施)。
健診は、メタボリックシンドロームに関する「基本的な健診」と、必要な方には「詳細な健診(心電図、眼底、貧血検査)」を行います。また、健診結果などをもとに、保健指導の必要な方には個人に応じた支援を行います。
今後、健診を受診できる医療機関や保健指導が受けられる機関、利用方法などを順次お知らせします。
就学前までに 子どもの医療費軽減
現在、3歳未満までの医療費は、自己負担割合が2割に軽減されています。
4月からは年齢が拡充され、6歳になった最初の3月末日(就学前)までの子どもの医療費が2割負担となります。
対象を65歳未満に 退職者医療制度
厚生年金や共済年金を受給(年金加入期間が通算20年以上、または40歳以降に10年以上)している75歳未満の方とその扶養家族は、退職者医療制度での受診となっています(老人保健適用の方は除く)。
4月からは、この退職者医療制度の対象が65歳未満に変わります。
このため、現在退職者医療に加入している65歳以上の方には、3月末に一般の保険証を送付します。
- 国民健康保険室保険料課 06(4309)3168、ファクス06(4309)3807
- 国民健康保険室管理課 06(4309)3167、ファクス06(4309)3804
平成20年度変わります
基本健康診査
これまで管内医師会に委託していた「基本健康診査」は、平成20年3月末日で終わり、4月からは国民健康保険など医療保険者が行う「特定健康診査・保健指導」に変わります。各家庭では、それぞれの医療保険者からの案内をご覧ください。
なお、現在使用している「東大阪市健康診査受診証」は、引き続き、市が実施しているがん検診を受ける際に必要です。
がんは早期発見できれば治療効果も高く、負担も少なくなります。ぜひ、がん検診を受診してください。
問合先
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
- 東・中・西保健センター
4月から外来の助成対象を 就学前までに引上げ
乳幼児医療費助成制度
4月から、外来の乳幼児医療費助成制度の対象年齢を拡大します。これまで、5歳誕生月末日までの助成の対象を、6歳になった最初の3月末日(就学前)までに引上げます。
この改正により、入院・外来ともに就学前までが助成の対象となります。なお、保護者の所得制限もありません。
新たに対象となる方には、2月上旬に乳幼児医療証申請書を送付しますので、医療助成課または行政サービスセンターで手続きしてください。
手続きには、同封の申請書に必要事項を記入のうえ、健康保険証(対象となる乳幼児の名前が記載されたもの)、印鑑を持参してください。
2月29日(金曜日)までに申請した方への乳幼児医療証の送付は、3月下旬を予定しています。それ以降の申請は、医療証の送付が遅れますので早めに申請してください。
有効期限が平成20年3月31日以降の方は、申請の必要はありません。有効期限を変更した新しい医療証を送付します。
問合先
医療助成課06(4309)3166、ファクス06(4309)3805
ねんきん特別便を送付
年金記録の確認を
社会保険庁では、基礎年金番号に結びついていない約5千万件の記録について、昨年11月からコンピューターによる名寄せ作業を始め、その結果、基礎年金番号の記録と結びつく可能性のある方に対し、「ねんきん特別便」を3月までを目途に順次送付しています。
それ以外の方へも、年金加入記録を順次送付します。
- 年金受給者へは4月から5月
- 現役加入者へは6月から10月
ねんきん特別便が届いたら
ねんきん特別便が届いたら、加入記録の確認をお願いします。
記録に漏れがないか十分確認のうえ、訂正がある場合には「年金加入記録照会票」を、訂正がない場合にも「確認ハガキ」を必ず提出してください。
協力をお願いします。
住所・名字の変更届を
住所が変わっている
住所変更の届出がお済みでない方は、大切な「ねんきん特別便」が届きません。住所の変更や訂正は、お手数ですが、ご自身による手続きをお願いします。
- 国民年金第1号(自営業者など)=国民年金課【06(4309)3165】または行政サービスセンター
- 厚生年金の加入者および国民年金第3号(サラリーマンの妻など)=勤務先の社会保険事務所または勤務先に相談
- 年金受給者=東大阪社会保険事務所【06(6722)6001】(住所変更届のハガキは、国民年金課、行政サービスセンターでも配布)
名字が変わっている
結婚などで名字が変わった方で、氏名変更の届けを行っていない方は、必ず手続きしてください。
名寄せによる年金記録の統合に結びつく可能性のある記録を探すためにも、古い年金手帳を再度確認いただき、届け漏れのないよう、協力をお願いします。
くわしくは、社会保険庁ホームページ(http://www.sia.go.jp/)をご覧ください。
質問・問合先
- 「ねんきん特別便」専用ダイヤル=0570(058)555(IP電話・PHSからは03(6700)1144)
- 一般の年金相談は「ねんきんダイヤル」=0570(05)1165