市政だより 平成22年9月1日号 3面(テキスト版)
9月は健康増進普及月間です 毎日の生活習慣を見直そう
生活習慣病は自覚症状がないまま進行します。そのため軽い異常でも、それが重なると大きな異常を招くことにつながります。
9月は健康増進普及月間です。この機会に毎日の生活習慣を見直しましょう。
健康を脅かすがん、心臓病、脳卒中などの病気は、偏った食事や運動不足、喫煙などの生活習慣が大きな影響を与えるため、生活習慣病と呼ばれています。
生活習慣病は死因の多くを占め、特に心臓病や脳卒中などの循環器病は障害や寝たきりの原因にもなります。
生活習慣病にならないためには、一歩手前のメタボリックシンドロームを予防・改善することが大切です。無意識に続けている毎日の生活を見直し、健康に良くない習慣があれば少しずつでも変えていく必要があります。できそうなことや続けられそうなことから、取り組んでみましょう。
始める!続ける!健康習慣
朝食習慣をつけよう
朝食は充実した一日を過ごすための大切なエネルギー源です。
ちょっとした時間でも食べられるおにぎりや喫茶店・ファーストフード店で手軽に朝カフェなど、まずは「朝食を食べる」という習慣をつけることから始めましょう。
野菜を食べよう
一日に必要な野菜は大人で350gとされています。今、日本人の野菜摂取量は平均250g程度で、あと一皿分の野菜が足りません。お浸しや野菜炒め、野菜の炊き合わせなど、もう一皿野菜料理を加えましょう。生野菜よりも温野菜なら同じ量でもかさが減り、簡単に食べることができます。
自分にあった運動習慣を
通勤通学や移動では苦しくない程度に速度を上げて歩いたり、ラジオ体操も毎日続けてしたりすることで運動になります。また、家から10分くらいのところなら歩いて行くようにするなど、ちょっとしたことでも生活習慣病の予防に効果があります。
生活リズムを見直そう
決まった時間に寝て、決まった時間に起きることから始めましょう。30分早く寝るだけでも生活リズムは良くなります。朝早く目覚めることで、時間的にも精神的にも余裕ができます。
禁煙準備を始めよう
たばこに含まれる有害物質は体内に蓄積され、体内や美容面にも悪影響をおよぼします。一人で禁煙できないと思ったら、禁煙サポートを利用しましょう。
保健センターでは禁煙相談に応じています。また、ニコチン依存度が高いと診断された場合は、医療保険でニコチンパッチや飲み薬を使った禁煙治療をしている医療機関も紹介しています。
特定健診・がん検診で病気を早期発見
特定健診は近くの医療機関で受けられますが、特定健康診査受診券が必要です。くわしくは、医療保険者へお問合せください。
がん検診は、胃がん・乳がん・子宮がん・大腸がん・肺がん検診を市内医療機関や保健センターで受けることができます(一部自己負担金が必要)。
食生活を考えるつどい
健康な食生活と運動を考えませんか。
とき
10月8日(金曜日)正午から午後4時
ところ
イコーラム(男女共同参画センター)など
内容
食育講演会「笑いと食と健康と」日本笑い学会副会長・昇幹夫さん、伝承料理の展示・試食コーナーなど
問合せ先
心のサインに気づいていますか 9月10日から16日は「自殺予防週間」です
自殺で亡くなる人の数は、全国で年間3万人を超え、府内でも2000人を超えています。
自殺は、健康問題や多重債務、家族や人間関係などさまざまな要因が複雑に関係しています。このような自殺は、心理的に追い込まれた末の死であり、防ぐことができる社会的な問題であると考えられます。
悩みがある方は一人で悩まず、専門の相談機関に相談してください。また、周囲の人も身近な方の悩みに気づいたら温かく寄り添いながら悩みに耳を傾け、相談を勧めて見守っていきましょう。
相談機関
こころの健康相談
東保健センター
072(982)2603
中保健センター
072(965)6411
西保健センター
06(6788)0085
月から金曜日の午前9時から午後5時30分
24時間電話相談
関西いのちの電話
06(6309)1121
大阪自殺防止センター
06(6260)4343
サラ金・クレジットの返済に困ったら
多重債務者相談室
06(6941)0837
月から金曜日の午前9時15分から午後5時
自死遺族相談 わかちあいの会
大切な方を自死で亡くされた方のために開催しています。
とき
毎月第3土曜日午後2時から4時(9月は午後1時から3時)
ところ
イコーラム(男女共同参画センター)
問合せ先
活用してください
豊かな環境創造基金
市では、地球環境への負荷の低減や地域環境の改善など豊かな環境を創造するため、豊かな環境創造基金を活用し、市民団体などが行う環境に関する活動に対し補助金を交付します。
対象
(1)公共的な施設に事業者団体などが太陽光発電設備などの環境に配慮した設備を設置する事業
(2)市内の小、中学校、幼稚園、保育所が単独(市立は除く)または地域住民などと協働で行う環境教育事業
(3)市民団体や事業者団体などが実施する環境に関する啓発イベントや河川浄化活動などの先進的な事業
※個人や企業の単独申請はできません。
補助額・募集件数
(1)上限50万円(対象経費の1/2以内の額)で1回限度・2件程度
(2)(3)1団体20万円以内で1回限度・あわせて3件程度
※書類の審査およびプレゼンテーションのうえ決定します。
申込方法
申請書に必要事項を書いて、9月1日(水曜日)から30日(木曜日)に直接
※申請書などは環境企画課で配布。市ホームページからダウンロードもできます。
寄付にご協力を 豊かな環境創造基金
豊かな環境創造基金に賛同していただける方の寄付も受け付けています。寄付していただいた場合は、税制上の優遇措置を受けることができます。協力をお願いします。