東大阪市と株式会社ロスゼロとの包括連携協定

株式会社ロスゼロと包括連携協定を締結
東大阪市と株式会社ロスゼロ(備考)は、令和3年1月25日に、 (1)子ども・子育て 、(2)教育 、(3)都市・環境の3分野において、緊密な相互連携を図り、双方の資源を利用した事業に協働で取り組むことにより、市民サービスの向上と地域の活性化を目的とした包括連携協定を締結しました。
備考:令和3年10月より社名を「株式会社ビューティフルスマイル」から「株式会社ロスゼロ」へ変更

1.協定締結の背景
株式会社ロスゼロは、規格外品や製造余剰品など、さまざまな理由で消費者のもとへ届かない「食品ロス予備軍」を食べ手のもとへ届けるフードシェアリングサービス「ロスゼロ」を運営し、もったいないものの価値を見出すことで、日本に新しい消費のあり方を提案されています。また、「おおさか食品ロス削減推進パートナー」認定企業であり、食品ロスの削減を社会に啓蒙する活動を積極的に行うとともに、ロスゼロの収益の一部を、日本で起こっている食の課題解決として「子ども食堂」への寄付に充てており、食品メーカー、生活者、社会、ロスゼロ、そして子どもたちが幸せになる「五方よし」を目指し、さまざまな取組を展開されています。
この度、株式会社ロスゼロより食品ロスの抑制や食品ロス削減に向けた普及啓発、子どもの居場所づくりへの支援など、自社の強みを活かしたさまざまなご提案をいただきました。その後、東大阪市と株式会社ロスゼロ両者で検討を重ね、3分野において包括連携協定を締結する運びとなりました。
なお、株式会社ロスゼロが自治体と連携協定を締結されるのは、東大阪市が初めてとなります。

2.連携分野
(1)子ども・子育てに関すること
(2)教育に関すること
(3)都市・環境に関すること
(4)その他、本協定の目的に沿うこと
備考:連携分野については、東大阪市第3次総合計画(令和3年度から令和12年度までの10年間の本市まちづくりの方向性や指針を定める計画)の基本構想で示している「分野別施策の方針」の7分野「(1)人権・共生・協働、(2)子ども・子育て、(3)教育、(4)スポーツ・文化・産業、(5)健康・福祉、(6)都市・環境、(7)防災・治安」に基づいています。
東大阪市と株式会社ビューティフルスマイルとの包括的連携に関する協定書
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3.協定に基づく主な取り組み内容
この度の包括連携協定に基づき、株式会社ロスゼロが提供しているシェアリングサービス「ロスゼロ」を活用した食品ロスの抑制と食を通じた子どもの居場所づくりへの支援を推進するとともに、食品ロスに関する講演や環境イベント等での情報発信による食品ロス削減に向けた普及啓発を進めます。また、SDGsの講座等を通じて世界が直面している環境問題や社会課題に関する学びの機会を提供します。
現時点で想定している主な取組みは以下のとおりです。

(1)子ども・子育てに関すること
食を通じた子どもの居場所づくりへの支援
・東大阪市内の子ども食堂への定期的なお菓子等の食品提供により、食を通じた子どもの居場所づくりを支援します。
備考:連携協定に先がけ、令和2年12月に株式会社ロスゼロより市内の子ども食堂を運営する施設6カ所にお菓子を寄付頂きました。


(2)教育に関すること
SDGsの学びの機会の提供
・SDGsの講座等を通じて児童や生徒、学生等に世界が直面している環境問題や社会課題に関する学びの機会を提供します。

(3)都市・環境に関すること
フードシェアリングサービスを活用した食品ロスの抑制
・株式会社ロスゼロが運営しているフードシェアリングサービス「ロスゼロ」を活用し、市内の食品関連の事業者における食品ロスを抑制します。
食品ロス削減に向けた啓発活動の推進
・食品ロスに関する講演やイベント等での情報発信、フードシェアリングサービスの広報などを通じて、市民や市内企業の食品ロス削減に向けた普及啓発活動を推進します。
東大阪市と株式会社ビューティフルスマイルの連携イメージ
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フードシェアリングサービス「ロスゼロ」について
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