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あしあと

    パンができるまで

    • [公開日:2012年02月29日]
    • [更新日:2022年3月10日]
    • ID:6601

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    給食のパンができるまで

    食育トライ君のイラスト

    東大阪市の学校給食のパンは、現在2つのパン屋さんが作っています。
    そのうち地元東大阪市内に工場のある、業者さんにご協力いただき、給食のパンができるまでをご紹介します。
    この日は、コッペパンを作っていました。
    まだ外は暗い、朝の3時、4時頃から作業は始まります。

    生地作り

    パンふるい機の写真

    <粉ふるい>
    小麦粉は、まず『粉ふるい機』にかけられます。(原料から異物が入らないように)

    小麦粉が通るパイプの写真

    ふるった粉は、パイプを通って、生地を作る『ミキサー』に送られます。

    パンの製法にはいくつか種類がありますが、給食では『中種法』という製法でパンを作っています。小麦粉・水・イーストをこねて作った生地を5時間くらいねかせて中種とし、本仕込みの時に加えて、生地をつくります。しっかり醗酵したパンになります。

    ミキサーの写真

    <ミキシング>
    『ミキサー』では中種・小麦粉・水のほか、油脂(バターやショートニング)脱脂粉乳・砂糖などの材料を入れて約16分間こねます。

    生地の発酵の様子の写真

    <発酵>
    こねあがった生地をケースに分けて、約30分間、室温に置き<28℃位に調整されている>、発酵させます。

    生地の発酵の様子の写真

    <発酵>
    ケースの中で、2倍くらいにふくらみます。

    分割・成形

    分割機の写真

    <分割>
    ふくらんだ生地は、左の『分割機』で同じ大きさに分けます。

    まるめ機の写真

    <まるめ>
    分割機で分けた後、『丸目機』でまるめます。ガイドにそって、すりばちがたのうつわの中を上がってくることで、きれいにまるまります。

    プルファーで発酵させている写真

    <発酵>
    まるめた生地は、約20分かけて
    『プルファー』の中をとおり、さらに発酵させられます。

    成型機で生地の形をととのえている写真

    <成型>
    成型機で、生地の形をととのえます。

    金属探知機の写真

    <金属探知機によるチェック>
    成型した生地は、金属探知機に通します。

    鉄板に生地を並べている写真

    鉄板にうちつけるようにして、並べていきます。コッペパンの時は鉄板1枚に8コならべます。うずまきパンなどの形を作るのも、このときに行います。

    生地を発酵させている写真

    <ホイロ(発酵)>
    生地を並べた鉄板をラックにおき、発酵室(『ホイロ』とよばれる)へ約45分間入れます。

    生地が発酵した写真

    きれいなコッペ型にふくらみます。

    焼成

    鉄板をオーブンへ入れている写真

    <焼成>
    鉄板をオーブンへ入れていきます。

    生地をオーブンで焼いている写真

    長いトンネルのようなオーブンの中を、コンベアでゆっくり流れていきます。
    ※焼く時間は9~12分くらいです。パンの種類、大きさによって温度や時間を設定します。

    パンの焼き上がりの写真

    <焼き上がり>
    オーブンを出るとちょうど焼き上がり!
    おいしそうに焼けたパンが、次々に出てきます。

    焼きあがったパンを冷ます写真

    <冷却>
    パンはアツアツのまま包装すると、水滴がつき、ベタついてしまうので、ラックでしばらく冷まします。

    パンをチェックしている写真

    <目視点検>
    包装するときは、パンの裏をチェックして、不良品がないか確認します。

    金属探知機の写真

    <金属探知機によるチェック>
    最後にもう一度金属探知機にかけます。

    パン屋さんの写真

    出来上がったパンは、トラックで各学校に運ばれます。
    『いいパンを作るためにがんばっています。皆さんが「おいしい」と喜んで、たくさん食べてくれるとうれしいです。』と、おっしゃっていました。
    皆さん給食のパンは好き嫌いせず、しっかり食べていますか?

    お問い合わせ

    東大阪市教育委員会事務局学校教育部学校給食課

    電話: 06(4309)3276・06(4309)3277

    ファクス: 06(4309)3867

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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