市政だより　平成29年4月1日号　1面(テキスト版)

2019年見据え“食”を開発
東大阪おもてなしメニュー

“ラグビーめし”最優秀は花園丼

食の観点からラグビー文化を定着させ盛り上げていこうと、東大阪ツーリズム振興機構が募集した「おもてなしメニュー“ラグビーめし”」の優秀メニュー3作品が3月14日披露され、山崎カオリさん考案の“花園丼”が最優秀メニューに選ばれました。

2019年に開催されるラグビーワールドカップの観戦客をはじめ、国内外から訪れるたくさんの方をもてなす3つのメニューを提供するお店を今後募集していきます。

おもてなしメニュー“ラグビーめし”には、全国から45作品のレシピの応募があり、1次審査を通過した20作品の中から選ばれた優秀メニュー3作品が3月14日、くすのきプラザ（若江岩田駅前）で披露されました。

この日のお披露目式では、3作品の中から最優秀メニュー1作品を審査員の実食・投票によって決定。審査には、おもてなしメニュー開発推進委員会の委員や関係者のほか、料理研究家の林幸司さんや近鉄ライナーズの3選手も参加し、東大阪のおもてなしにふさわしい作品を真剣に吟味しました。

味や見映え、栄養面、コスト面など工夫が凝らされ、それぞれに東大阪らしさやラグビーへの思いが詰まった3作品の頂点に輝いたのは、グラフィックデザイナーの山崎カオリさん（東京都在住）が考案した“花園丼”。山崎さんは「私自身ラグビーが大好きなので、2019年に向かって盛り上がる東大阪に貢献できることがうれしいです」と喜びを語っていました。

今後、優秀メニュー3作品のレシピは、レシピ集に掲載し、あわせて“ラグビーめし”に認定された17作品も冊子や同機構ウェブサイトで紹介していきます。

最優秀賞：花園丼（山崎カオリさん）

ラグビーボール型が印象的なメンチカツを、花園の芝の緑や情熱の赤などを表現した色鮮やかな野菜とともに丼にのせ、見た目にも栄養にもこだわった1品。ノーサイドの気持ちで全部混ぜてからいただきます。

優秀賞：すきやき風花園うどん（木村昭子さん）

生まれ育った東大阪への思いを込め、地元の食材・大阪の春菊を用いて花園の華やかさをイメージした1品。

優秀賞：東大阪ラグカリー（平井隆嗣さん）

器をラグビーボールに見立て、ラグビーの「陣取り合戦」を牛すじカレーとどて焼きのあいがけで表現。

問合せ先

• 一般社団法人東大阪ツーリズム振興機構　06（4309）8083、ファクス06（4309）8084
  3月31日までは06（6747）8815、ファクス06（6747）8820
• 企画室　06（4309）3101、ファクス06（4309）3826

“ラグビーめし”提供店を募集！

3作品の優秀メニューが市内で浸透するよう、今後これらを提供していただける飲食店を募集します。提供いただけるお店の情報は、同機構ウェブサイトなどで広く紹介していきます。詳しくは4月1日（土曜日）以降の同機構ウェブサイトをご覧ください。

問合せ先

• 一般社団法人東大阪ツーリズム振興機構　06（4309）8083、ファクス06（4309）8084
  3月31日までは06（6747）8815、ファクス06（6747）8820
• 企画室　06（4309）3101、ファクス06（4309）3826

環境にやさしく、地域と共存
都市清掃施設組合

新ごみ処理施設が完成

平成25年に工事が始まった東大阪都市清掃施設組合の第5工場（水走4）が、このほど完成しました。

新施設は、ごみ焼却施設と粗大ごみ処理施設を1つの建物に配置し、ごみ焼却時の余熱を積極的に活用した最新鋭の高効率発電施設（1万5600キロワットアワー）です。また、粗大ごみは鉄だけでなくアルミも資源回収できます。

発電量は場内全ての電源を賄い、余剰電力は売電。また、最新鋭の排ガス処理システムで有害物質の排出を低減します。ごみが貴重な資源に生まれ変わるとともに、地域のエネルギー供給施設として機能する、環境にやさしい施設です。

さらに、建物の外観にはラグビーボールをモチーフにした工夫が施され、地域と共存する施設に生まれ変わりました。

見学施設もリニューアルし、見るだけでなく、クイズや体験ができるコーナーもありますので、ぜひお越しください。

※施設見学は4月から受付開始。

施設概要

ごみ焼却施設　焼却能力1日で200ｔを2炉　粗大ごみ処理施設　処理能力5時間で50トン

※詳しくは東大阪都市清掃施設組合ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。

申込方法・申込み先など　問合せ先

東大阪都市清掃施設組合　072（962）6021、ファクス072（962）6125