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東大阪市

あしあと

    市政だより 平成28年9月15日号 4面(テキスト版)

    • [公開日:2016年9月8日]
    • [更新日:2021年12月10日]
    • ID:18124

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    9月は健康増進普及月間
    受けよう!特定健診

    糖尿病は血管の老化を早めます

    生活習慣病のひとつである糖尿病は、病気と気づきにくいため、健康診断の血糖検査で早期に発見し治療することが大切です。

    市の国民健康保険に加入している方は、年度に1回無料の特定健診をぜひ受けましょう。

    あなたは自分の血糖検査の結果を知っていますか?

    「はい」の方

    HbA1c(NGSP値)でチェックしてみましょう

    治療中で7.0%以上
    人工透析、網膜症など合併症の危険性大! かかりつけ医と治療の見直しをしましょう。
    合併症予防のため、定期的に検査を受け、HbA1c7.0%未満をめざしましょう。
    未治療で6.5%以上
    生活習慣(運動、食事など)の改善と医療機関の受診をお勧めします。
    放置すると、いつのまにか進行し、合併症発症につながります。
    5.6%~6.4%
    まずは生活習慣の改善をしましょう。保健センターの食事相談や糖尿病に関する教室を利用しましょう。
    5.5%以下
    糖尿病の心配は今のところありません。今後も毎年特定健診を受けてチェックしましょう。
    用語解説
    HbA1c
    採血した日より前の1~2か月間の血糖値を平均した指標
    NGSP値
    HbA1cの表記の国際標準値

    「いいえ」の方

    まずは特定健診を受けましょう

    糖尿病は自覚症状が出にくい

    糖尿病は自覚症状が出にくい病気です。そのため、病気に気づかずに過ごしてしまうことがあります。症状がない間も、高血糖状態が少しずつ血管を傷つけているため、糖尿病を治療せずに放っておくと血管トラブルにつながる可能性が高くなります。

    早期発見のために
    定期的に健診を受けよう

    特定健診は、糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防や早期発見に役立つとともに、生活習慣病で治療中の方の健康管理にも活用できます。

    市の国保加入者が市内の委託医療機関で特定健診を受けると、腎機能検査として血清クレアチニンと血清尿酸を無料で受けることができます。腎機能検査は糖尿病性腎症の早期発見にもなります。

    特定健診の検査項目
    • 血糖検査(空腹時血糖、HbA1c)
    • 脂質検査(中性脂肪、HDL、LDLコレステロール)
    • 肝機能検査(AST、ALT、γ-GT)
    • 腎機能検査(血清クレアチニン、血清尿酸)
    • その他の検査(尿検査、血圧、身長、体重、腹囲)
    ※腎機能検査は市内委託医療機関でのみの追加項目です。
    自費での検査
    約8,000円
    市の特定健診
    無料

    特定健診を受けるには

    4月1日現在、東大阪市国民健康保険に加入している40歳~74歳の方には、今年度の受診券(みどり色)を4月末に郵送しています。4月2日以降に加入した方や受診券が手元にない方は、ご連絡ください。

    なお、国民健康保険以外の方は、加入している保険者に確認してください。

    問合せ先
    医療保険室保険管理課 06(4309)3051、ファクス06(4309)3805

    国民健康保険

    効率よく筋力アップできるウォーキング法
    インターバル速歩

    機器を使って、個人にあった運動強度を設定し、効果的な歩き方が楽しく身につくようにサポートします。

    とき
    10月19日(水曜日)・26日(水曜日)・11月16日(水曜日)・30日(水曜日)・12月21日(水曜日)・来年3月22日(水曜日)9時40分~12時(計6日間)
    ところ
    市民ふれあいホール(鳥居町)
    対象
    全日程参加できる東大阪市国民健康保険加入者で、おおむね1年以内に特定健診または人間ドックを受診した39歳~70歳(平成28年4月1日現在)の方
    定員
    30人(抽選)
    持ち物
    タオル、飲み物
    申込方法・申込み先など
    行事名、住所、氏名(ふりがなも)、年齢、電話・ファクス番号を9月30日(金曜日)までに電話で(ファクス、直接も可)
    申込方法・申込み先など
    東保健センター 072(982)2603、ファクス072(986)2135
    問合せ先
    医療保険室保険管理課 06(4309)3051、ファクス06(4309)3805

    MedicalNews

    第16回 最も身近な病気 胆石

    市立総合病院消化器外科
    山田 晃正 院長補佐

    「食後に、みぞおちあたりが痛む。病院での胃カメラ検査や血液検査では異常なし。仕方なく、市販の胃薬でごまかす」なんてことはありませんか。そんな人は、胆道に結石ができる胆石症が疑われます。

    胆石症の推定患者数は日本で1,000万人以上ともいわれ、最もポピュラーな病気のひとつです。患者は特に40歳以上の女性に多く、全体の5パーセント、70歳以上になると15パーセントの人が胆石症というデータもあります。

    「石」と聞くと激しい痛みを想像しますが、石ができる場所によって症状が全く異なります。胆石症のうち、胆嚢にできる胆嚢結石が全体の80パーセントと圧倒的に多いのですが、ほとんどは痛みなどがなく、「サイレントストーン」とも呼ばれます。しかし、放っておくと、脂っこいものを食べた後に、右の肋骨下やみぞおちあたりに痛みが起こることがあり、炎症を伴うと熱が出る場合もあります。血液検査と腹部超音波検査(エコー)をあわせて行うことで大半の診断がつきます。

    最近では、人間ドックや検診などにエコーが組み込まれていることも多く、胆石をもっていることを自覚している方も多いかもしれません。胆石と診断を受けても、痛みなどがなければ積極的に治療する必要はない場合もありますが、がんなどの危険がないか診断するために、年に1回の受診をお勧めします。

    また、最近の胆石症の治療は、腹腔鏡を用いた胆嚢摘出術が主流で、傷が小さいため数日間の入院で治療可能となっています。過去に胆石によると思われる痛みを自覚した経験がある方は、ひどい胆石発作や炎症が起きる前に、手術による胆嚢の摘出を考慮してはいかがでしょうか。

    問合せ先
    市立総合病院総務課 06(6781)5101、ファクス06(6781)2194

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

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