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東大阪市

あしあと

    市政だより 平成26年6月15日号 6・7面(テキスト版)

    • [公開日:2014年6月13日]
    • [更新日:2021年12月10日]
    • ID:13202

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    治安対策
    防犯カメラを増設、防犯ブザーを配布

    市民の安全安心を守る

    市では、市民の安全安心を守るための対策として防犯カメラの増設などを積極的に行い、犯罪抑止に努めています。

    自らが犯罪に遭わないためにも自分を守る意識をもちましょう。

    街頭犯罪は減少も車上狙いが多発

    平成25年の街頭犯罪の認知件数は4,368件で、過去最も多かった平成13年の1万2,053件と比較すると約6.4割減少しました。

    これは、地域の方々による青色防犯パトロール隊や愛ガード運動、地道な啓発活動、警察との連携などの効果があったものと考えられます。しかし、年々減少率は鈍くなってきており、特に近頃は「車上狙い」「部品狙い」が多発しています。

    市では、「犯罪のない住みよいまち」をめざし、市長を本部長とする東大阪市治安対策本部会議を平成21年度から毎年開催しています。同会議では、市内における街頭犯罪や侵入犯罪の防止に関する施策を検討しており、現在は防犯カメラの大幅増設などを中心に議論を行っています。

    防犯カメラでひったくり防止

    防犯カメラの設置については、市と市内3警察署が協議を行い、犯罪抑止効果が期待できる場所を選定。昨年度は、120台の防犯カメラを設置し、既に運用を開始しています。これにより、現在市内では市が直接設置した防犯カメラと市が補助金を支出して設置した防犯カメラをあわせ、約800台が稼動していることになります。

    ひったくりが多発している地域に、防犯カメラを多く設置することにより、平成24年に153件発生したひったくりは、平成25年には105件まで減少しています。犯罪抑止効果が期待できる箇所を選定して防犯カメラを設置した結果、ひったくりの件数は確実に減少しています。

    さらに今年度は、市と市内3警察署が連携し、国道や府道で犯罪抑止の必要な交差点へ防犯カメラ120台を増設します。

    トライくんをかたどった携帯用防犯ブザーを配布

    子どもの安全対策では、地域ボランティアによる愛ガード運動や青色防犯パトロール隊など、地域で児童を守るという防犯対策の整備が進んでいます。さらに今年度は、子ども自身の安全安心という観点から、人目につかないところで犯罪に遭った場合に、児童自らが自分の身を守るための手段として防犯ブザーを配布します。

    なお、配布する防犯ブザーは、ラグビー誘致をめざしている本市の魅力を活かし、市のマスコットキャラクター「トライくん」をかたどったオリジナルの防犯ブザーで、市内の市立小学校の児童全員に配布します。

    犯罪に遭わないために

    街頭犯罪などを減らしていくためには、市が安全安心なまちづくりに関する施策を推進していくことに加えて、市民一人ひとりが自らの財産は自分で守るという意識をもつことが大切です。自ら対策を講じて犯罪に遭わないようにしましょう。

    問合せ先
    危機管理室 06(4309)3130、ファクス06(4309)3812

    愛ガード運動10周年

    6月は子どもの安全確保推進月間

    「地域の子どもは地域で守る!」「子どもの安全はみんなの力で!」を合言葉に、平成17年度に市立54小学校区でスタートした「愛ガード運動」も今年で10周年を迎えました。11月には、愛ガード運動推進事業10周年記念式典を予定しています。

    愛ガード運動とは、地域のボランティアが行う見回り活動(パトロール、巡回、付添登下校など)や見守り活動(挨拶、声かけ運動など)、交通安全活動(登下校時の安全確保など)などです。また、「スクールガード・リーダー」として、大阪府警OBも愛ガード運動協力員とともに小学校区を巡回しています。

    登校中の子どもの痛ましい事故が後を絶ちませんが、愛ガード運動は子どもを守る地域のスクラムとして、約1万3,000人の協力員に支えられています。この協力員の皆さんの姿が、犯罪防止に大きな効果をあげています。

    布施・河内・枚岡の3警察署からも「愛ガード運動の広がりによって、子どもに対する犯罪だけでなく、路上犯罪そのものや登下校中の交通事故の減少にもつながっている」という報告を受けています。

    6月は「子どもの安全確保推進月間」です。

    子どもたちが安心して暮らせるよう、愛ガード運動への理解と協力を今後ともお願いします。

    なお、愛ガード運動に協力いただける方は、地域の小学校にご連絡ください。

    問合せ先
    学校教育推進室 06(4309)3268、ファクス06(4309)3838

    市とグリーン大阪・JA大阪中河内

    災害時の物資供給協定を締結

    市では、大規模災害時の食料や避難場所などの確保のため、グリーン大阪農業協同組合および大阪中河内農業協同組合と「災害時における物資などの供給に関する協定」を締結しました。

    この協定により、災害時に不足が予想される食料や車両、資器材などの提供を受けることが可能になったほか、両協同組合が保有している倉庫や駐車場なども避難場所や緊急駐車場などとして提供を受けることができるようになりました。

    市は、生駒断層帯地震での被害想定から10万人分のアルファ化米(乾燥米飯)と飲料水を備蓄していますが、災害時に食事の偏りから体調を崩す人も多いといわれています。また、広域交通網が寸断された場合の食料の安定供給も課題でした。今後は、地産の農産物が供給されることから、これらの課題解決が期待できます。

    調印式には、野田市長とグリーン大阪農業協同組合の小林茂一代表理事組合長、大阪中河内農業協同組合の高安孝代表理事組合長が出席。野田市長は「今回の協定は、50万市民の安全安心を図るうえでたいへん喜ばしいことです」と話し、両組合長は「大規模な災害が起こった際には、全力で市に協力していきます」と力強く話していました。

    問合せ先
    危機管理室 06(4309)3130、ファクス06(4309)3812

    学校校舎を耐震化

    安心できる学習環境と避難所へ

    学校施設は子どもたちの学習の場であるとともに、地震災害などが発生したときに地域の避難所施設としての役割もあることから、安全性を確保するため、学校校舎の耐震化を進める必要があります。

    工事にあたっては、子どもたちをはじめ地域住民の皆さんの理解と協力をお願いします。

    全小・中学校校舎を平成27年度までに完了予定

    近年日本を襲った大地震で、築30年以上の古い建物の被害が特に大きかったことや、今後30年以内に起こるといわれている大地震への備えが必要であることから、古い建物には耐震化を施さなくてはなりません。

    市では、平成7年から市立の小・中学校と高校の体育館の耐震化を開始し、平成22年度に完了しました。現在は、すべての小・中学校の校舎について、平成27年度までに耐震化を100パーセント完了させるという目標をもって平成25年度より学校単位で整備を進めています。

    災害が発生したときに、子どもたちや地域で暮らす市民の安全と安心を確保できるよう進めていきますので、理解と協力をお願いします。

    工事にあたってご理解ください

    夏休みを中心に実施する校舎の解体・撤去・耐震補強部材の取付け作業では、かなりの騒音・振動・粉塵が発生するため、子どもたちだけでなく保護者や地域住民の皆さんに迷惑をおかけすることがあります。

    皆さんの安全や生活環境の確保、子どもたちの学習環境の確保のために、おもに次のような事項に配慮し、工事にあたります。

    • 必要に応じてガードマンを配備します
    • 工事関係者はそれとわかる名札を着用します
    • 子どもたちの安全確保のため、工事車両は登下校の時間帯を避けて搬出入します
    • 工事の影響で窓を開けられないことによる暑さ対策のため、必要に応じて仮設のエアコンを設置します
    • 工事の足場などにより教室が暗くなる場合は、照明器具を取り替えます

    なお、平成25年度に耐震工事を実施した学校および今年度の予定は次のとおりです。また、各年度の耐震化スケジュールや耐震化の進捗状況などは市ウェブサイトをご覧ください。

    校舎耐震化の平成25年度実績と平成26年度予定
    平成25年度実施の小学校
    • 縄手南小学校
    • 縄手東小学校
    • 弥栄小学校
    • 玉川小学校
    • 英田南小学校
    • 花園北小学校
    • 高井田東小学校
    • 弥刀小学校
    • 八戸の里小学校
    • 弥刀東小学校
    • 長瀬西小学校
    • 意岐部東小学校
    平成26年度実施予定の小学校
    • 縄手北小学校
    • 枚岡西小学校
    • 石切小学校
    • 孔舎衙東小学校
    • 石切東小学校
    • 成和小学校
    • 北宮小学校
    • 玉美小学校
    • 英田北小学校
    • 鴻池東小学校
    • 荒川小学校
    • 菱屋西小学校(平成27年度完成予定)
    • 太平寺小学校
    • 高井田西小学校(平成27年度完成予定)
    • 楠根小学校
    • 長瀬北小学校(平成27年度完成予定)
    • 楠根東小学校
    • 大蓮小学校
    平成25年度実施の中学校
    • 金岡中学校(平成26年度完成予定)
    • 俊徳中学校(平成26年度完成予定)
    • 弥刀中学校
    平成26年度実施予定の中学校
    • 縄手中学校
    • 枚岡中学校
    • 石切中学校
    • 盾津中学校
    • 玉川中学校
    • 花園中学校
    • 長栄中学校
    • 新喜多中学校
    • 上小阪中学校(平成27年度完成予定)
    • 楠根中学校
    • 高井田中学校(平成27年度完成予定)
    • 小阪中学校(平成27年度完成予定)
    • 長瀬中学校(平成27年度完成予定)
    問合せ先
    • 建築営繕室 06(4309)3225、ファクス06(4309)3833
    • 教育委員会施設整備課 06(4309)3335、ファクス06(4309)3837

    パブリックコメント 意見を募集します

    火災予防条例の一部を改正する条例

    平成25年8月に京都府福知山市で発生した花火大会での火災を踏まえ、同じような事故を防止するため、屋外における催しの防火管理体制の構築を図る火災予防条例の改正を進めています。

    このほど、条例案がまとまりましたので意見を募集します。

    案は、6月16日(月曜日)から市ウェブサイトの「パブリックコメント(意見募集)の手続き」または消防局予防広報課、本庁市政情報相談課(土・日曜日、祝休日を除く9時~17時30分)でご覧になれます。

    対象
    市内在住・在勤・在学(いずれか)の方、または市内に事業所がある事業者・法人・その他団体
    提出方法
    住所、氏名(団体は団体名、所在地、代表者名)、電話番号を6月16日(月曜日)~7日15日(火曜日)(必着)に郵送(ファクス、Eメール、直接も可)
    ※書式は問いませんが、閲覧場所に意見書のひな形を用意しています。
    提出先・問合せ先
    〒578-0925稲葉1-1-9 消防局予防広報課 072(966)9662、ファクス072(966)9670、Eメールアドレス shobokoho@city.higashiosaka.lg.jp

    ごみ出しはきちんと!

    スプレー缶・カセットボンベは使い切ってから

    今年4月、不燃の小物を収集していたごみ収集車から火災が発生する事故が起きました。また5月には、焼却工場内で爆発事故が起きています。

    原因は、ともに可燃性ガスが残ったスプレー缶と考えられています。

    スプレー缶・カセットボンベ(カートリッジボンベ)は、使い切ってから「かん・びん」の収集日に出してください。中身が空かどうかは、缶を振ってみて音が鳴るかどうかなどで確認できます。使い切れなかった場合は、火気のない風通しの良い屋外で、ガス抜きキャップなどを利用して空にしてください。

    穴を開ける場合は、くぎなどを打ち込むと火花が出る危険性があります。できるだけ専用の器具などを利用してゆっくり開けてください。

    なお、ごみの出し方がわからない場合は「保存版 ごみの分け方・出し方」を確認のうえ、間違いのないように出しましょう。理解と協力をお願いします。

    問合せ先
    環境事業課 06(4309)3200、ファクス06(4309)3818

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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