市政だより　平成26年2月1日号　1面(テキスト版)

全国高校ラグビー大会閉幕

大盛況の花園
過去最多の総観客数10万人突破

近鉄花園ラグビー場で開催されていた第93回全国高校ラグビーフットボール大会は、東海大仰星高校（大阪第1地区）の7大会ぶり3度目の優勝で幕を閉じました。

今大会の総観客数は、過去最多の10万9,434人（実数発表）を記録し、花園は大いに盛り上がりました。

豚汁を提供し続け25年
英田南自治連合会

英田南校区自治連合会では、奉仕活動の一環として全国から訪れるラグビー選手や関係者、観戦者を迎えるため、平成元年から毎年、12月27日・28日の2日間、温かい豚汁2,000食を無料で提供しています。地域の皆さんの熱い想いが25年の歴史として刻まれ、継続につながっています。

連合会長の平川康照さんは、「この活動が継続できているのも、全国から訪れる皆さんの笑顔が見たいからこそ。今後もラグビーのまちを盛り上げられるよう、地域の皆さんと協力していきます」と話していました。

ボランティアが大会をお手伝い

大会に訪れた人たちに気持ちよく観戦してもらうため、大会期間中、延べ200人のボランティアサポーターが会場周辺の美化活動を行いました。日新高校ラグビー部の部員をはじめ、職種も年齢もさまざまな人たちがボランティアとして集まり、年末年始返上で活動していました。

賑わい盛り上がった
東大阪ファンゾーン

大会を盛り上げようと期間中、花園中央公園噴水広場に設置した「東大阪ファンゾーン」では、ラグビーＷ杯花園誘致の署名活動を行うテントやＮＨＫで放映された地域ドラマ「花園オールドボーイ」の紹介ブース、ラグビーボールのオブジェを背景に記念撮影できるスペースなどで多くの人が賑わいました。

ほかにも、12月27日・28日の2日間、本市マスコットキャラクターの「トライくん」や日新高校の「ひにアラタ」などのゆるキャラが集合し、高校ラグビー出場校への応援メッセージを披露しました。

通学路をより安全に

中学生が強調シートをデザイン

ＰＴＡや愛ガードの皆さんによる登下校中の子どもたちの見守り活動が活発化している中、さらなる安全を図るため、市では通学路路面標示整備事業として、「通学路強調シート」の活用を計画しています。

このシートは、警察署と連携して道路に貼り付けることで地域やドライバーに注意喚起し、小学校の通学路の安全・安心につなげるものです。

昨年、本市オリジナルのデザインを市立中学校と日新高校から募集したところ95点の応募があり、審査の結果、市長賞には森下桃さん（柏田中1年）、教育委員会賞には冠野美優さん（同中2年）、園田真生さん（枚岡中3年）、寺沢莉佳さん（石切中1年）の作品が選ばれました。

1月17日に行われた表彰式で森下さんは、「東大阪らしく、市の花『ウメ』をモチーフにしました。これで事故がなくなってほしいです」と話していました。

予算化されれば、小学校の通学路に施工され、ポスターにして市立の学校園などに配布される予定です。

ソフトボール国際親善大会へ

成和小学校6年生
中西陸斗さんと鳥羽健太さん

ソフトボール国際親善大会に出場する日本選抜チームのメンバーに選ばれた成和小学校6年生の中西陸斗さんと鳥羽健太さんがこのほど、野田市長を表敬訪問しました。

「成和新庄ソフトボール同好会」に所属する2人は、8月に滋賀県で行われた全国ジュニアソフトボール大会で活躍し、日本選抜チームに選出されました。3月にオーストラリアで開催される親善大会に出場し、オーストラリア、ニュージーランドの選抜チームと対戦します。

国際試合への抱負を、中西さんは「日本選抜の一員として悔いのないようがんばります」と、鳥羽さんは「自分のいいところをアピールして全力プレーをします」と力強く話していました。

東大阪市治安対策本部からのお知らせ

空き巣対策

家の鍵は郵便受けの中や植木鉢の下などに置かないようにしましょう