市政だより 平成24年6月1日号 6・7面(テキスト版)
生活保護の適正化に向け
市役所内の連携と体制を強化
市では、4月から生活保護の不正受給などに対し適正な対応を行っていくため、市役所内の連携と体制を強化しています。
本市の生活保護受給者数は、平成20年秋以降のリーマンショックに端を発する急激な景気後退により、増加の一途をたどっています。
このような状況の中、全国で不正受給、貧困ビジネスと思われる事案が発生。真に生活に困窮する方々に対し適切な支援を行うためには、これらの問題に厳正に対処していかなければなりません。
市では今年1月、市長を本部長とする「東大阪市生活保護行政適正化推進本部」を設置し、悪質な不正受給事案への対策などを市役所内で連携して取り組むことを決め、4月に生活福祉課を生活福祉室に格上げするなど体制を強化し、生活保護の適正化に向け取り組んでいます。
今後は、国にも制度改革を働きかけ、生活保護のさらなる適正化を図っていきます。
- 問合せ先
- 生活福祉室 06(4309)3182、ファクス06(4309)3815
市職員を募集
任期付職員・消防吏員
体制強化を図るため、福祉事務所で生活保護法などに基づくケースワーク業務に従事する任期付職員と、消防吏員を募集します。
任期付職員(ケースワーク業務)
- 任用期間
- 8月1日~平成27年3月31日
- 対象
- 昭和24年4月2日以降に生まれ、社会福祉主事の任用資格を取得している方
- ※社会福祉主事の任用資格を取得するには、次のいずれかに該当することが必要です。
- 厚生労働大臣の指定する科目のうち、大学などで3科目以上履修し、卒業すること
- 厚生労働大臣の指定する養成機関または講習会の課程を修了すること
- 社会福祉士または精神保健福祉士の資格を取得すること
- 採用人数
- 19人程度
- 試験日
-
- 6月16日(土曜日)(専門試験、小論文)
- 6月23(土曜日)・24日(日曜日)(いずれかに口述試験)
- 合格発表(予定)
- 7月6日(金曜日)
- 受付期間
- 6月1日(金曜日)~13日(水曜日)
- ※日本国籍の有無にかかわらず受験できます。申込時の請求に基づき、不合格者のみ試験成績を開示します。
- ※申込書は人事課、市政情報コーナー、行政サービスセンターで交付(消防吏員は消防局人事教養課でも交付)。市ウェブサイトからダウンロードもできます。
- 申込み・問合せ先
- 人事課 06(4309)3117、ファクス06(4309)3819
消防吏員
採用は10月を予定し、受験資格は次のとおりです。
- 上級(大学卒業程度の学力を有する方)
-
- 年齢
- 昭和57年4月2日~平成2年4月1日生まれの方
- 採用予定人数
- 7人程度
- 初級(高等学校卒業程度の学力を有する方)
-
- 年齢
- 平成2年4月2日~平成6年4月1日生まれの方
- ※ただし、救急救命士の国家資格を取得または救急救命士養成所をすでに卒業している方は、昭和63年4月2日~平成6年4月1日生まれの方
- 採用予定人数
- 7人程度
- 試験日
-
- 第1次=6月24日(日曜日)(教養試験、体力測定)、26日(火曜日)・27日(水曜日)(いずれかに口述試験)
- 第2次=7月14日(土曜日)(論作文、適性検査)、18日(水曜日)・19日(木曜日)(いずれかに口述試験)
- 合格発表(予定)
-
- 第1次=7月6日(金曜日)
- 第2次=8月1日(水曜日)
- 受付期間
- 6月6日(水曜日)~13日(水曜日)
- ※消防吏員採用試験説明会を6月6日(水曜日)・11日(月曜日)午後2時から消防局5階で行います。
- ※日本国籍の有無にかかわらず受験できます。申込時の請求に基づき、不合格者のみ試験成績を開示します。
- ※申込書は人事課、市政情報コーナー、行政サービスセンターで交付(消防吏員は消防局人事教養課でも交付)。市ウェブサイトからダウンロードもできます。
- 申込み・問合せ先
- 人事課 06(4309)3117、ファクス06(4309)3819
モノづくりを応援
製品化促進事業・研究活性化事業
補助金を交付
製品化促進事業
市内中小企業の技術開発力の向上と製品の高付加価値化を支援するため、製品化に向けた試作品の製作など、製品の事業化に取り組む中小企業者に補助金を交付します。
- 対象
- 市内に本社または工場があり、引き続き1年以上事業を営んでいる中小企業者
- 補助内容
- 製品開発に要する材料購入費や外注加工費などの経費の一部
- 補助額
- 補助対象経費の2分の1以内で、1事業者あたり上限50万円(環境に配慮した製品の開発案件については上限150万円)
- ※事業計画などを提案し、審査会の採択を受ける必要があります。
- 申込方法
- 申請書類を6月14日(木曜日)(必着)までに郵送または直接
- ※申請書類などはモノづくり支援室で配布。市ウェブサイトからダウンロードもできます。
- 申込み・問合せ先
- 〒577・8521市役所モノづくり支援室 06(4309)3177、ファクス06(4309)3846
研究活性化事業
市内中小企業の企業間ネットワークの強化と経営力の向上を図るため、企業が2社以上で共同、連携して行う活動に要する経費の一部を補助します。
- 対象
- 構成員の3分の2以上が市内に所在地またはおもな生産拠点をおく2社以上の中小企業で組織するグループや研究会など
- 補助内容・補助額
-
- 研究開発枠(共同、連携した新技術の研究や製品の開発など)=補助対象経費の3分の2以内(上限50万円)
- 経営力向上枠(経営課題などの解決に向けた調査研究や講習会の開催など)=補助対象経費の3分の2以内(上限15万円)
- 申込方法
- 申請書類を6月14日(木曜日)(必着)までに郵送または直接
- ※申請書類などはモノづくり支援室で配布。市ウェブサイトからダウンロードもできます。
- 申込み・問合せ先
- 〒577・8521市役所モノづくり支援室 06(4309)3177、ファクス06(4309)3846
東大阪産業フェア 出展者を募集
市民を中心に自社商品や自慢の味などを広くPRし、販売することを目的として開催する東大阪産業フェアの出展者を募集します。
- とき
- 10月13日(土曜日)・14日(日曜日)午前10時~午後4時
- ところ
- 東大阪アリーナ、八戸ノ里公園
- 内容・料金
-
- 市内製品(生産材・消費材・防災防犯製品)展示販売コーナー=2万円
- グルメ・販売コーナー=4万円
- ※東大阪商工会議所会員は半額です。
- 申込み・問合せ先
- 東大阪商工会議所中小企業相談所 06(6722)1151、ファクス06(6725)3611
- 問合せ先
- モノづくり支援室
空き店舗を活用し新たなショップオープン
布施駅北部商店街
布施駅北部商店街(二番街~四番街)にある5つの空き店舗を活用し、新たなショップをオープンします。
空き店舗を活用し、若年失業者を「地域人材訓練生」として新たに雇用して店舗運営を体験させることにより、新規創業者の育成と商店街の活性化を図る大阪府の事業を活用して実施します。
今年度は、府内で4市が実施し、本市では布施駅北部商店街で5店舗を次のとおりオープンします。
- とき
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- 5月28日(月曜日)=プレオープン
- 6月9日(土曜日)=グランドオープン
- 内容
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- ベジラボ(植物工場ショップ)
- 笑顔屋(似顔絵ショップ)
- シャンティ(洋菓子ショップ)
- みちのく笑顔便(東日本大震災支援ショップ)
- FIVE-COIN(プレミアム均一ショップ)
- 問合せ先
- 商業課 06(4309)3176、ファクス06(4309)3846
企業の資金繰りを支援
小規模企業融資制度
市では、市内で事業を営む方が、事業に必要な資金(運転・設備)を金融機関から借入れできるように、大阪府中小企業信用保証協会の保証を付け、あっ旋しています。
市内事業者の経営の安定化および活性化を図るため、本市から取扱金融機関への預託により、貸付利率を0.8パーセント(年)に引き下げています。また、4月からは取扱金融機関も拡充し、より一層利便性の高い融資制度となっています。
- 対象
- 市内で原則として同一の場所で同一事業を6か月以上引き続き営み、確定申告・決算に伴う納税状況を証明できる従業員20人(商業・サービス業は5人)以下の会社、個人など
- ※具体的な事業計画があり、金融機関などによる経営サポートやモニタリングを受けることができること。
- 融資限度額
- 1250万円(既存の保証協会の保証付融資残高を含む)
- 返済期間
- 7年以内
- 利率
- 0.8パーセント(平成24年4月1日現在)
- ※担保は原則不要。利率は変わることがあります。
- 信用保証料率
- 0.5パーセント~2.2パーセント
- ※連帯保証人は、法人は代表者のみ、個人は原則不要。
- 申込み・問合せ先
- 経済総務課分室 06(6748)7275、ファクス06(4309)2303
6月は環境月間です
省エネを意識した生活を始めませんか
環境問題の一つである地球温暖化は、私たちが利便性や快適性を求めすぎたために発生した問題です。
今年の夏も、関西では電力不足が懸念されています。
市では、昨年度に引き続き執務室の照明の照度を落とし、冷房中の室温を原則28度にするなど、節電に取り組んでいます。
来庁の際は不便をおかけしますが、理解をお願いします。
環境家計簿をつけてみませんか
市では、家庭でできる地球温暖化対策として「環境家計簿」を使った取組みを進めています。
環境家計簿は、電気・ガスなどの使用量を毎月記録することにより、省エネを意識するためのものです。
平成23年度は3,517世帯が参加し、前年度と比べて電気は11.0パーセント、ガスは3.1パーセントの使用量を削減できました。地球にやさしい暮らしのきっかけに、始めてみませんか。
- 取組期間
- 7月~12月
- 申込方法
- 住所、氏名、電話番号を6月1日(金曜日)からEメールで(電話、ファクスも可)
Web版環境家計簿
インターネット上で取り組むことができるWeb版環境家計簿では、参加者内のランキングや削減量のグラフも表示されます。市ウェブサイトからアクセスしてください。職場や団体で参加することもできます。
くわしくは、市ウェブサイトをご覧になるか、お問合せください。
※申請書は環境企画課で配布。市ウェブサイトからダウンロードもできます。
- 応募・問合せ先
- 環境企画課 06(4309)3198、ファクス06(4309)3818、Eメールkankyokikaku@city.higashiosaka.lg.jp
設置費用を補助 太陽光発電設備
市では今年度も、国(J―PEC)の補助を受けた太陽光発電設備の設置費用の一部を補助します。ただし、環境家計簿や市の地球温暖化防止に関する取組みなどへの協力が必要です。
補助額は発電システムの最大出力×3万円(上限12万円・4キロワットまで)で、募集件数は250件程度(申込先着順)です。
- 申請方法
- 申請書に必要事項を書き、必要書類を添えて6月1日(金曜日)~来年2月28日(木曜日)に直接
くわしくは、市ウェブサイトをご覧になるか、お問合せください。
※申請書は環境企画課で配布。市ウェブサイトからダウンロードもできます。
- 応募・問合せ先
- 環境企画課 06(4309)3198、ファクス06(4309)3818、Eメールkankyokikaku@city.higashiosaka.lg.jp
補助します 企業の省エネ診断・改修
専門家が工場やビルなどのエネルギーの使用状況を調査・分析し、エネルギーを削減する手法やその効果を提案します。また、省エネ診断に基づく省エネ改修にかかる費用の一部を補助します。
手続きにあたり条件がありますので、必ず事前にご相談ください。
- 募集件数
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- 省エネ診断=10件
- 省エネ改修=6件程度
- 募集期間
- 6月1日(金曜日)~12月28日(金曜日)
くわしくは、市ウェブサイトをご覧になるか、お問合せください。
※申請書は環境企画課で配布。市ウェブサイトからダウンロードもできます。
- 応募・問合せ先
- 環境企画課 06(4309)3198、ファクス06(4309)3818、Eメールkankyokikaku@city.higashiosaka.lg.jp
ご活用ください 豊かな環境創造基金
豊かな環境創造基金を活用し、市民団体などが行う地球環境への負荷の低減や地域環境の改善などの活動に補助金を交付します。
- 対象
- (1)環境に配慮した設備を設置する事業
- (2)環境教育事業
- (3)環境啓発・改善事業
- ※個人や企業の単独申請はできません。
- 補助額・募集件数
- (1)対象経費の2分の1(上限50万円)以内で1回限度・2件程度
- (2)(3)1団体20万円以内で1回限度・10件程度
- ※書類審査およびプレゼンテーションで決定。
- 申請方法
- 申請書に必要事項を書き、必要書類を添えて6月8日(金曜日)までに直接
寄付をお願いします
豊かな環境創造基金に賛同していただける方の寄付を受け付けています。寄付をすると税制上の優遇措置を受けることができます。
くわしくは、市ウェブサイトをご覧になるか、お問合せください。
※申請書は環境企画課で配布。市ウェブサイトからダウンロードもできます。
- 応募・問合せ先
- 環境企画課 06(4309)3198、ファクス06(4309)3818、Eメールkankyokikaku@city.higashiosaka.lg.jp
家庭でできる節電対策
- エアコン(10~50パーセント削減)
- 室温28度を心がけ、無理のない範囲でエアコンを消して、扇風機を使う。
- 「すだれ」や「よしず」などで窓からの日差しを和らげる。
- 冷蔵庫(2パーセント削減)
- 冷蔵庫の設定を「強」から「中」に変え、扉を開ける時間を減らす。
- 食品を詰め込まない。
- 照明(5パーセント削減)
- 日中は照明を消して、夜間も照明をできるだけ減らす。
- テレビ(2パーセント削減)
- 省エネモードに設定するとともに画面の輝度を下げ、必要なとき以外は消す。
- ジャー炊飯器
- 1日分まとめて炊き、冷蔵庫に保存する。
- 待機電力
- リモコンの電源ではなく、本体の主電源を切る。
- 長時間使わない機器はコンセントを抜く。
- ※資源エネルギー庁の資料をもとに作成。
地球温暖化やごみ減量を考える環境展
環境月間にあわせて、環境展を開催します。
府立中央図書館
- とき
- 6月3日(日曜日)まで
- 内容
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- 環境パネルの展示
- 環境啓発物品の配布など
- 問合せ先
- 循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス06(4309)3818
市立図書館
- とき・ところ
-
- 6月12日(火曜日)~30日(土曜日)=花園図書館
- 6月16日(土曜日)~30日(土曜日)=旭町図書館
- 内容
- 環境に関する図書の展示など
- 問合せ先
- 循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス06(4309)3818
ご協力ください生ごみの減量
家庭から排出される生ごみは約80パーセントが水分で、腐敗や悪臭の原因となっています。
生ごみに含まれる水分を減らすと、ごみの減量にもつながります。家庭から出る生ごみの減量にご協力ください。
家庭用生ごみ処理機の購入費を補助
生ごみを減量するため、市内在住の方が、自ら使用する目的で購入した家庭用電動式生ごみ処理機やコンポスト(生ごみ処理容器)の購入費用の一部を補助します。
- 補助額
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生ごみ処理機などの購入費用の半額
- 電動式=上限2万円
- コンポスト=上限3千円
- 申請方法
- 申請書に必要事項を書き、必要書類を添えて直接または郵送
- ※申請書は市ウェブサイトからダウンロードできます。
- 申請・問合せ先
- 〒577・8521市役所循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス06(4309)3818
6月は食育月間
楽しく学んで楽しく食べよう
市では、3月に「第二次東大阪市食育推進計画」を作成し、積極的な食育の推進を図っています。
6月は食育月間、毎月19日は食育の日です。ぜひこの機会に「食育」について考えてみましょう。
市では、平成24年3月に第二次食育推進計画を作成し、本市の食の現状を示すとともに目標値を定めて、食への関心を高める取組みを進めています。
各種の食育事業に参加したり郷土料理に挑戦したりして、食育の輪を広げませんか。
みんなで取り組む食育
食育月間にあわせて、市立保育所で給食に郷土料理の「生節の押し寿司」「じゃこまめ」を提供します。
また、学校給食では、市内で採れた農産物を使用。6月は一部の小学校で玉ねぎを、全54校で府内産の米を使用する予定です。
さらに保健センターでは乳幼児健診や健康相談のときに、子どもたちが楽しく食べられるきっかけづくりに努めています。
- 問合せ先
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809、Eメールkenkodukuri@city.higashiosaka.le.jp
食育月間・食育の日推進キャンペーン
コンピュータによる食事・栄養診断、食育クイズ、展示パネルなどで楽しく学びませんか。
- とき・ところ
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- 6月6日(水曜日)午前10時~正午=イトーヨーカドー東大阪店
- 16日(土曜日)午前10時~午後3時=イオン鴻池店
- 19日(火曜日)午前10時~正午=関西スーパー永和店
- 19日(火曜日)午後1時~4時=キューたんステーション(昭和町)
- 問合せ先
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809、Eメールkenkodukuri@city.higashiosaka.le.jp
食スキルアップ講座
実習をしながら、食に関する知識を深めませんか。
- とき
- 6月12日(火曜日)・19日(火曜日)・26日(火曜日)・7月10日(火曜日)・17日(火曜日)・31日(火曜日)午前10時~正午(計6日間)
- ところ
- 西保健センター
- 対象
- 全日程受講できる20歳代~40歳代の方
- 定員
- 24人(申込先着順)
- 内容
- 講義、調理実習「サクッと作れるイタリアン」「早ウマ簡単、電子レンジクッキング」など
- 料金
- 1000円
- 申込方法
- 講座名、住所、氏名、年齢、電話番号を6月7日(木曜日)までにEメールで(電話、ファクスも可)
- 問合せ先
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809、Eメールkenkodukuri@city.higashiosaka.le.jp