市政だより 平成22年12月1日号 2面(テキスト版)
12月は「地球温暖化防止月間」です 地球のために考えよう
近年、海面上昇やかんばつなど、地球温暖化が原因と考えられている現象が、世界各地で起きています。地球温暖化を引き起こすと考えられている二酸化炭素は、私たちの便利で快適な生活の中で排出されています。
12月は「地球温暖化防止月間」です。この機会に、ライフスタイルを見直し、地球にやさしい暮らしを始めませんか。
二酸化炭素の排出を減らすために、今すぐ家庭でできることがたくさんあります。次の取組みを参考に、冬も上手に省エネをして、地球温暖化にストップをかけましょう。
- 暖房の設定温度を1℃下げ、厚着をする
- 家族が同じ部屋で団らんし、暖房やテレビ、照明の使用を減らす
- 日没後はカーテンを閉め、冷気を入れない
- しょうがや根菜など、体を温める効果がある食材を積極的に摂る
- 鍋料理やスープで体も心も温める
- 外出には車を使用せず、公共交通機関を使用するか、自転車やウォーキングで体を動かす
省エネ成果を記録しよう 環境家計簿
市では、市民ボランティア(省エネリーダー)と協力して環境家計簿の普及に取り組んでおり、今年度は約2400世帯が参加しています。
環境家計簿は、電気、ガスの使用量を毎月記録し、使用量が削減できれば地球温暖化防止への寄与を実感できるだけでなく、家庭の光熱費の節約にもつながります。地球にも家庭にもやさしい暮らしを始めるきっかけとして、ぜひご利用ください。
取組み家庭の募集は、毎年5月ごろに行っていますが、冊子の配布や説明は随時していますので、くわしくはお問合せください。
Web版環境家計簿
今年から、環境家計簿がインターネット上でも取り組めるようになりました。Web版環境家計簿では、家庭向けのページと法人・団体用のページがあり、電気・ガスに加え、水道・ガソリンの項目も設けています。さらに、省エネの成果をグラフやランキングでわかりやすく表示します。
環境企画課ホームページに掲載していますので、ぜひ活用してください。
WARM BIZにご協力を
11月から来年3月まで冬季の省エネルギー対策として、オフィスや家庭では暖房温度20度の設定を呼びかけています。
着るものを1枚増やすなどの工夫をすることで、冬場の暖房に必要なエネルギーを節約し、地球温暖化の原因といわれている二酸化炭素の排出を抑えることができます。皆さんの協力をお願いします。
使用エネルギーの削減へ 省エネ診断
省エネルギー診断は、工場やビルなどのエネルギーの使用状況を専門家が調査・分析し、エネルギーを削減するための手法や削減効果を提案するサービスです。省エネ診断(無料)を希望する場合は、事前にご相談ください。
対象
市内の工場、事務所、店舗、ビルなどの中小企業で、年間エネルギー使用量が原油換算で10キロリットル以上100キロリットル未満
募集件数
5件(申込先着順)
申込期限
12月29日(水曜日)
申込み・問合せ先
環境企画課 06(4309)3198、ファクス06(4309)3818
補助金交付団体決まる 豊かな環境創造基金
市では、地球環境への負荷の低減や地域環境の改善など豊かな環境を創造するため、豊かな環境創造基金を活用して公共的施設の整備や環境教育、環境啓発、改善活動を行う団体などに補助金を交付しています。
9月に今年度の2次募集を行い審査の結果、次の5団体を補助金交付団体と決定しました。
補助金交付団体
- 市立花園北小学校PTA
- NPO法人東大阪環境カウンセラー協会
- 親交会
- 市立枚岡東小学校PTA
- 市立英田南小学校PTA
なお、団体の活動成果発表会は来年4月ごろに開催予定です。活動内容など、くわしくは市ホームページをご覧ください。
問合せ先
環境企画課
わだい 消防団の大濱団長が大阪府水防表彰を受賞
このほど、水防団員としてその勤務成績が優秀で他の模範となると認められる方や水防活動で功績のあった個人や団体に贈られる「大阪府水防表彰」を東大阪市消防団団長の大濱進彦さんが受賞し、市役所で授与式が行われました。
大濱さんは、市民で構成される東大阪市消防団に昭和49年に入団。昭和51年9月の台風17号に伴う集中豪雨や平成21年10月の超大型台風18号のときなど、さまざまな災害で被害を最小限に抑えるための活動をしてこられました。
この日は、永年にわたる水防活動への貢献に野田市長から感謝の言葉と受賞に対しての祝辞があり、今後の水防活動についての意見交換も行われました。
大濱さんは、「これまでの活動が評価され、嬉しく思います」と受賞の喜びを語っていました。
購入費を補助します 家庭用生ごみ処理機器
市では、生ごみの減量化のために、家庭用の電動式生ごみ処理機やコンポスト(生ごみ処理容器)を購入した方にその費用の一部を補助します。
補助金額
家庭用生ごみ処理機などの購入金額の半額
※電動式生ごみ処理機は上限2万円、コンポストは上限3千円。
補助要件
- 市内に居住し、生ごみ処理機などを自ら使用するために購入
- 電動式生ごみ処理機は1世帯につき1基まで、コンポストは1世帯につき2基まで
申請方法
申請書に必要事項を書き、必要書類(領収書、写真など)を添えて、郵送または直接
※申請書は市ホームページからダウンロードもできます。くわしくは、市ホームページをご覧いただくか、お問合せください。
申請・問合せ先
〒577・8521市役所循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス06(4309)3818