保健師からのメッセージ(妊娠5か月)
妊娠中のあなたへ
妊娠5か月(妊娠16~19週)
赤ちゃんの様子
身長:約25cm 体重:約250g
おなかの赤ちゃんはこれからどんどん大きくなる時期です。
またこの時期の赤ちゃんはおなかの外の音も聞こえるようになっています。お母さんの声や音楽をたくさん聞かせてあげましょう。
お母さんのからだの変化
胎動を感じる時期は個人差がありますが、早い人はもう胎動を感じているかもしれません。今はまだ感じていないという人も、あと1か月くらい経てば、ほとんどのお母さんが胎動を感じることができると思います。母子健康手帳には妊娠中の経過をご自身で記入するページがありますので、最初に胎動を感じた日を書き込んでおきましょう。
妊婦体操
(1) 足の運動
目的:
赤ちゃんの体重を無理なく支えて歩くために行ないます。
又、下肢静脈瘤の予防になります。
方法:
椅子に座り、両足の裏をぴったり床につけ、つま先だけを上にそらせます。
膝を組んで上側になっている足首を支点にして、つま先を上下します。
回数:
1日数セット、1セット3分間
(2) 骨盤・腰・背筋の運動
目的:
骨盤の底にある筋肉や関節を伸ばし、産道の筋肉を強く、柔軟にします。
産道の抵抗を少なくします。
下腹部の筋肉を強くします。
あぐらを組む
方法:
あぐらを組んで両手を膝に乗せ、手で膝を下に押したり緩めたりします。
回数:
1日2セット、1セット2~3分間
骨盤をよじる
方法:
仰向けに寝て片足(または両足)を立てて、左右交互に倒します。
注意:
両肩は常に床につけましょう。
回数:
1日2セット、1セット5~10回
骨盤をゆする
方法:
腰を床につけたまま、お腹を突き出したり、緩めたりします。
回数:
1日2セット、1セット5回
(3) 背筋、腹部運動
目的:
赤ちゃんをしっかり支えられるようにおなかの筋肉を鍛えます。
腰痛を軽減します。
方法:
四つん這いになり、背中を丸くして頭を下げます。
頭を上げ、腰を前方に動かしながら背中をそらせます。
回数:
1日2セット、1セット5回
歯科健診を受けましょう
歯科の健診をそろそろ受けておきましょう。母子健康手帳別冊に綴られている妊婦歯科健康診査受診券を市内の実施医療機関でお使いいただけます。歯科で治療をするときは、必ず妊娠していると伝えましょう。
東大阪市に転入された方へ
東大阪市に転入された方で、既に母子健康手帳をお持ちの方には、保健センターで妊婦健康診査受診券等の交換を行っています。母子健康手帳は、お持ちのものをそのままご利用ください。
正しい情報で、妊娠・出産・子育てに備えましょう
妊娠・出産・子育てという大切な時期に、すこやかで心豊かな生活を送っていただけるよう、子育て支援メールをご紹介いたします。「妊産婦さんやそのパートナーに、健康で充実した妊娠・出産の時期を過ごしてもらいたい。前向きな気持ちでその後育児に向き合ってもらいたい」という想いでつくられた子育て支援メールサービスです。医師等の監修による情報が定期的に届き、妊娠期用と出産後用(1歳の誕生日まで)があります。
(運営団体:特定非営利活動法人きずなメール・プロジェクト)
お問い合わせ
東大阪市役所 健康部 保健所東保健センター 電話: 072(982)2603 ファクス: 072(986)2135
中保健センター 電話: 072(965)6411 ファクス: 072(966)6527
西保健センター 電話: 06(6788)0085 ファクス: 06(6788)2916
母子保健・感染症課 電話: 072(970)5820 ファクス: 072(970)5821