車中泊避難について
車中泊避難とは
災害発生時には、避難所の混雑緩和や感染症対策等の観点から、自家用車内で避難生活を送る「車中泊避難」が選択肢の一つとなる場合があります。
車中泊避難を行う際は、安全が確保された場所を利用し、エコノミークラス症候群や熱中症、一酸化炭素中毒などの健康被害に十分注意してください。
やむを得ず車中泊避難を行う場合は車中泊のガイドを参考に事前に対策をしましょう。
車中泊避難時の注意点
エコノミークラス症候群を予防する
狭い座席で長時間同じ姿勢でいると、血行が悪くなりエコノミークラス症候群を発症するリスクがあります。以下のことを心がけましょう。
(1)こまめに水分を摂る
(2)足を動かす
(3)寝る時は足を上げる
(4)定期的な運動
一酸化炭素中毒に注意
車の中に避難して、長時間アイドリング状態にしていると、一酸化炭素中毒の危険性が高まります。一酸化炭素中毒になることを避けるために、以下のことを心がけましょう。
(1)原則、エンジンは切る
ただし、健康維持のために必要な場合は、安全を確認し、必要に応じてエアコンを使用しましょう。
(2)積雪・浸水時は特に注意
エンジンをかけるときの注意点
・マフラー周辺を確認し、排気口をふさがない
・定期的に換気する
・長時間の使用は避ける
熱中症・低体温症対策
夏の熱中症や冬の低体温症など、身の危険を感じるほどの悪天候に遭遇した場合は、決して無理をせず早めに建物に避難しましょう。
<熱中症対策>
(1)サンシェードなどで日差しを防ぐ。
(2)防犯対策を講じた上で、車の窓やドアを開ける。
<低体温症対策>
(1)毛布、寝袋、カイロ、断熱シートなどを使ってガラスから伝わる冷気を遮る。
(2)夜間の底冷えを防ぐためにシートを敷き、寝袋や保温インナーやダウンなどでしっかりと体を保温する。
周囲とのつながりを断たない
(1)最寄りの避難所に、車中で避難していることを届け出てください。
(2)家族や知人と連絡を取り合い、自身の場所を共有しておきましょう。
備考:車中泊避難は健康被害など命に関わる重大なリスクを伴うため、推奨できる避難方法ではありません。しかし、やむを得ず車中泊を選択する方もいると考えられます。
