市政だより 令和3年8月15日号 5面(テキスト版)
早期発見・治療のために
コロナ禍でも受診を
年1回、無料で受診できます!
特定健康診査
4月1日時点で継続して東大阪市国民健康保険に加入している、今年度の特定健康診査の対象者に、4月~5月に特定健康診査受診券を発送しました。届いていない方や新たに東大阪市国民健康保険に加入した方は、お問合せください。
特定健康診査では、8000円相当の検査が無料で受診できます。特定健康診査を受診し、早期に生活習慣病(高血圧、糖尿病など)を発見・予防することで、新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぎましょう。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、特定健康診査・特定保健指導を中止する場合があります。実施医療機関へお問合せのうえ、ご利用ください。実施医療機関一覧は市ウェブサイトをご覧ください。
- 対象
- 今年度、40歳~74歳の東大阪市国民健康保険被保険者
- ※75歳以上の方は後期高齢者医療健康診査を大阪府後期高齢者医療広域連合が実施。東大阪市国民健康保険以外の方は加入している医療保険者にご確認ください。他の保険などに変わった日から受診券は使用できません。同じ年度に2回受診した方や他の保険の資格取得日以降に受診した方は、健診費用(8000円相当)が全額自己負担になります。
特定健康診査 受診の流れ
- 受診券が届いているか確認
- 実施医療機関に特定健康診査の日時を確認
- 健診を受ける
- 結果説明と生活習慣病予防の情報提供
- 特定健康診査の内容
- 基本項目=血糖検査(空腹時血糖、HbA1c)、脂質検査(中性脂肪、HDL・LDLコレステロール)、肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)、腎機能検査(血清クレアチニン、e-GFR、血清尿酸)、その他(尿検査、血圧・身長・体重・腹囲測定)
- 詳細項目(国の実施基準に該当し、医師が必要と判断した場合にのみ実施)=貧血検査、心電図検査、眼底検査
- 問合せ先
- 医療保険室保険管理課 06(4309)3051、ファクス 06(4309)3805
受診時の注意
必ず実施医療機関に実施日時をご確認ください。生活習慣病などの治療中の方も対象になります。当日は受診券と国民健康保険証、前年度の健診結果(あれば)をお持ちください。受診券の有効期限は来年3月31日です(今年度75歳になる方は誕生日の前日まで)。
※同一年度内には、特定健康診査または人間ドック(東大阪市国保人間ドック助成制度)のいずれか一方しか受診できません。
- 問合せ先
- 医療保険室保険管理課 06(4309)3051、ファクス 06(4309)3805
「特定保健指導利用券」が届いた方は利用を
特定健康診査の受診の結果、生活習慣の改善の必要性が高い方には、市から「特定保健指導利用券」を送付します。特定保健指導はリスクの程度により「積極的支援」と「動機づけ支援」の2段階に分かれます。今まで利用した多くの方に体重減少や血液検査データの改善が認められています。ぜひ、ご利用ください。
- 問合せ先
- 医療保険室保険管理課 06(4309)3051、ファクス 06(4309)3805
早期がん発見のチャンスを逃さないで!
がん検診
新型コロナウイルスの影響でがん検診を受診する方が減少しています。がん検診を受診しないことで早期がんを発見するチャンスを逃してしまうことになります。感染対策をしたうえで、ぜひ受診してください。
対象や自己負担金、検査内容などは次のとおりです。
がん検診の種類と検査内容など
- 胃がん検診 胃内視鏡検査
-
- 対象
- 50歳以上の男女※
- 自己負担金
- 1000円
- 受診間隔
- 2年に1回(胃エックス線検査の受診年度は不可)
- 検査内容
- 問診、胃内視鏡検査(胃カメラ)
- 検診場所
- 市内実施医療機関(経口、経鼻の方法は市ウェブサイトをご覧いただくか、医療機関にお問合せください)
- 胃がん検診 胃エックス線検査
-
- 対象
- 40歳以上の男女
- 自己負担金
- 500円
- 受診間隔
- 年1回(胃内視鏡検査の受診年度と、翌年度は不可)
- 検査内容
- 問診、胃エックス線検査(バリウム)
- 検診場所
- 市内実施医療機関
- 肺がん結核検診
-
- 対象
- 40歳以上の男女
- 自己負担金
- 500円(保健センターは無料)
- 受診間隔
- 年1回
- 検査内容
- 問診、胸部エックス線検査、喀痰細胞診検査(必要な方)
- 検診場所
- 市内実施医療機関、保健センター
- 大腸がん検診
-
- 対象
- 40歳以上の男女
- 自己負担金
- 800円
- 受診間隔
- 年1回
- 検査内容
- 問診、便潜血検査2日法
- 検診場所
- 市内実施医療機関
- 子宮頸がん検診
-
- 対象
- 20歳以上の女性※
- 自己負担金
- 800円
- 受診間隔
- 2年に1回
- 検査内容
- 問診、視診、内診、頸部細胞診、必要な方には体部細胞診(500円の追加が必要)
- 検診場所
- 市内実施医療機関
- 乳がん検診
-
- 対象
- 40歳以上の女性※
- 自己負担金
- 800円
- 受診間隔
- 2年に1回
- 検査内容
- 問診、乳房エックス線撮影(マンモグラフィ)
- 検診場所
-
- 市内実施医療機関、保健センター
- 大阪がん循環器病予防センター【東大阪市外】
- 大阪府医師会保健医療センター【東大阪市外】
- 森之宮病院【東大阪市外】
- 肝炎ウイルス検診(B型、C型)
-
- 対象
- 40歳以上の男女(今までに受けたことがない方)
- 自己負担金
- 1000円
- 受診間隔
- 1度のみ
- 検査内容
- 問診、血液検査
- 検診場所
- 市内実施医療機関
※胃がん検診(胃内視鏡検査)、子宮頸がん検診および乳がん検診については、令和3年4月1日現在偶数年齢の方が今年度の受診対象です。ただし、子宮頸がん検診と乳がん検診は、前年度受診していない方に限り、令和3年4月1日現在奇数年齢(子宮頸がん検診は21歳以上、乳がん検診は41歳以上)の方も受診できます。
☆対象外の年度の受診、同一年度内の複数回受診、市外へ転出後の受診はご遠慮ください
受診を希望する方は、事前に実施医療機関へお問合せのうえ、予約をしてください。詳しくは市ウェブサイトをご覧ください。
がん検診 受診の流れ
- 市内実施医療機関または保健センターへ予約
- 「東大阪市がん検診受診証」を提示のうえ受診
- 結果を確認
次の方はがん検診の自己負担金が無料になりますので、「東大阪市がん検診受診証」とあわせて検査時に次の証明書などをお持ちください。
- 「後期高齢者医療被保険者証」または「高齢受給者証」をお持ちの方
- 生活保護受給または市民税非課税世帯の方で、事前に保健センターで交付を受けた「無料受診券」をお持ちの方(自己負担金の免除を受けるためには年齢にかかわらず無料受診券が必要)
※より詳しい検査や治療が必要になったときのために健康保険証もお持ちください。市外転出後は「東大阪市がん検診受診証」は使用できません。
「東大阪市がん検診受診証」をお持ちでない方は、保健センターで発行します。なお、治療を受けている場合や自覚症状がある場合は、検診ではなく保険での診察を受けてください。
- 問合せ先
-
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス 072(970)5821
- 保健センター(東=072-982-2603、ファクス 072-986-2135 中=072-965-6411、ファクス 072-966-6527 西=06-6788-0085、ファクス 06-6788-2916)
受診後は検査結果の確認を
異常なしの場合
がんを早く見つけるためには1回の受診で終わるのではなく、定期的に継続して受けることが重要です。また、自覚症状があれば、次の検診を待たずに医療機関を受診してください。
精密検査が必要といわれた場合
医療機関から紹介状をもらい、必ず精密検査を受けましょう(保険診療となります)。
- 問合せ先
-
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス 072(970)5821
- 保健センター(東=072-982-2603、ファクス 072-986-2135 中=072-965-6411、ファクス 072-966-6527 西=06-6788-0085、ファクス 06-6788-2916)