平成29年11月11日 災害時の連携を再確認 総合防災訓練
大規模災害時に備え、11日に花園中央公園で約1500人が参加し総合防災訓練が行われました。
この訓練は、自衛隊や警察、消防、地域住民などの連携を強化することを目的に自主防災組織連絡会と市が中心となって開催しているものです。
今回は、生駒断層帯を震源とする巨大地震が発生し、震度7の揺れを観測した本市で甚大な被害が発生したと想定。市内全域に設置している防災行政無線の屋外スピーカーから訓練開始の合図を一斉放送し、訓練がスタートしました。
まず、災害時の初動救助訓練として長瀬南校区自主防災会が多数の負傷者を医療救護所へ搬送。搬送された負傷者らは看護師のトリアージ(手当ての緊急度に従って優先順をつけること)により、必要な処置を施されていきました。さらに、太平寺自主防災会が避難所で各種資器材の設営を行い、三ノ瀬校区自主防災会がアルファ化米の炊き出し訓練を実施しました。
ほかにも、ライフライン関連機関によるライフライン復旧訓練や消防局・陸上自衛隊などによる倒壊建物からの負傷者救助訓練が本番さながらに行われた後、消防局と消防団による一斉放水が行われました。