市政だより 平成29年6月1日号 8・9面(テキスト版)
6月は環境月間です
私たちにできることは?
6月は、一人ひとりが環境保全の重要性を認識するための「環境月間」、また6月5日は「環境の日」です。
地球のため、地域のためにできることを考えてみましょう。
地球温暖化をはじめとする環境問題は、私たちが生活の中で利便性や快適性を求め過ぎたために発生した問題です。
一人ひとりが毎日の生活を見直し、工夫していきましょう。
家庭でできる節電対策
できることから始めてみましょう。削減の数字は温室効果ガスです。
- エアコン
- 10パーセント~50パーセント削減
- 室温28度を心がけ、無理のない範囲でエアコンを消して、扇風機を使う。「すだれ」や「よしず」などで窓からの日差しを和らげる。
- 冷蔵庫
- 2パーセント削減
- 設定を「強」から「中」に変え、扉を開ける時間を減らす。食品を詰め込まない。
- 照明
- 5パーセント削減
- 日中は照明を消して、夜間も照明をできるだけ減らす。
- テレビ
- 2パーセント削減
- 省エネモードに設定し、画面の輝度を下げ、見ないときは消す。
- ジャー炊飯器
- 1日分まとめて炊き、冷蔵庫に保存する。
- 待機電力
- リモコンの電源ではなく、本体の主電源を切る。長時間使わない機器はコンセントを抜く。
※資源エネルギー庁の資料をもとに作成。
家計にもやさしい
環境家計簿にご参加を
市では、家庭でできる地球温暖化対策として、電気・ガスなどの使用量を毎月記録して二酸化炭素の排出量を知り、省エネへの意識を高めるために「環境家計簿」の取組みを進めています。昨年度は5316世帯が参加しました。
地球にも家計にもやさしい暮らしのきっかけに始めてみませんか。
- 取組期間
- 7月~12月
- 申込方法・申込み先など
- 基本事項をEメールで(電話、ファクスも可)
Web上でも
Web版環境家計簿は、インターネット上で記録でき、参加者内のランキングや削減量のグラフも表示されます。職場やグループでの参加もできます。市ウェブサイトからアクセスできますので、ぜひ取り組んでください。
省エネリーダー募集
市民の皆さんに環境家計簿を勧めたり、楽しいイベントを企画したりするボランティアを募集しています。まずはお問合せください。
再生可能エネルギー設備
設置費用の一部を補助します
次の再生可能エネルギー設備などを設置した方に、設置費用の一部を補助します。それぞれの要件など詳しくは、必ず要綱で確認してください。いずれも申込先着順で予算を上回った場合は終了します。
- 申込方法・申込み先など
- 申請書と必要書類を6月1日(木曜日)~来年2月28日(水曜日)に直接
- ※要綱や申請書は市ウェブサイトからダウンロード可。郵送で書類を請求する場合はお問合せください。
太陽光発電システム
- 定員
- 200件程度
- 補助金額
- 発電出力1キロワット当たり3万円(上限12万円<4キロワットまで>または設置費用の2分の1の金額のいずれか低い額)
エネファーム
- 定員
- 200件程度
- 補助金額
- 設置費用の2分の1(上限5万円)
HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)
- 定員
- 30件程度
- 補助金額
- 設置費用の4分の1(上限2万円)
蓄電池
- 定員
- 30件程度
- 補助金額
- 蓄電容量1キロワットアワー当たり2万円(上限12万円<6キロワットアワーまで>または設置費用の2分の1の金額のいずれか低い額)
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 環境企画課 06(4309)3198、ファクス06(4309)3818、Eメールアドレス kankyokikaku@city.higashiosaka.lg.jp
東大阪市のごみ事情
毎日の暮らしの中でごみは必ず出るものです。ここでは、あまり知られていないごみの排出量や処理にかかる費用など、市のごみ処理の現状を見てみましょう。
平成27年度に排出されたごみの量は約19万トンで、減少傾向にあります。しかし、1人1日当たりの排出量および資源化率の全国平均(939グラム、20.4パーセント)と比べるとまだまだ多く、ごみの減量化・資源化が必要です。
ちなみに、平成27年度のごみの収集・運搬や処分に要した費用は63億1770万円で、1人当たりに換算すると年間で約1万2700円になります。
総発生量の15パーセントを再資源化
ごみの内訳は、家庭からが約55パーセント、事業所からが約45パーセントとなっています。ごみ総量に占める資源化されたものの割合は、家庭からと事業所からあわせて約15パーセントでした。
65パーセントは資源化が可能
ごみ質調査によると、家庭ごみのうち6割以上が資源化・堆肥化できるものという結果になりました。
- リサイクルできるもの=紙類、プラスチック製容器包装類など
- 堆肥化できるもの=生ごみ、剪定した枝葉など
ごみの減量と資源化を
市では、昨年3月に一般廃棄物処理基本計画を策定し、平成37年度までに焼却処理量23パーセント削減を目標に設定しています。
皆さんの日々の取組みをお願いします。
ごみの資源化にトライ!
古紙類の資源化にご協力を!
古新聞や不用になったダンボールなどは、家庭ごみとして捨てずに、自治会や子ども会が行う古紙の回収活動(集団回収)に出してください。集団回収された古紙類はリサイクル事業者に引き渡され、再び紙資源として利用されます。包装紙や紙箱、封筒・ハガキなどの「雑がみ」もリサイクルできますので、集団回収に出してください。
市では、集団回収された古紙などの資源の量に応じて回収団体に奨励金を交付しています。奨励金は団体の活動費に充てられるなど、地域の活性化に役立てられています。新たに集団回収活動を始める場合などはお問合せください。
回収対象品目など詳しくは、市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
- 問合せ先
- 循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス06(4309)3818
小型家電もリサイクル
市では、市内に小型家電回収ボックスを設置し、家庭で不用になった小型家電(対象品目に限る)のリサイクルを推進しています。昨年度は、約7tの小型家電を回収することができました。
回収した小型家電は、リサイクルされ適正に処理しています。
回収対象品目など詳しくは、市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
- 問合せ先
- 循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス06(4309)3818
市役所本庁舎などに資源回収ボックスを設置
蛍光管、乾電池、古紙類の回収ボックスを市役所本庁舎1階ロビー(開庁時)とリージョンセンター(市民プラザ受付前。市民プラザ開館時間)に常設しています。
回収対象品目など詳しくは、市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
- 問合せ先
- 循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス06(4309)3818
パブリックコメント 意見を募集します
大型ごみ有料収集の実施方針
市では現在、ごみの排出量および焼却処理量の削減、環境を意識したライフスタイルの浸透、排出量に応じた公平なごみ処理費用の負担を目的として、大型ごみ有料化の導入を検討しています。このほど、案がまとまりましたので、意見を募集します。
案は6月1日(木曜日)から、市ウェブサイトのパブリックコメント(意見募集)または市役所本庁舎循環社会推進課・市政情報相談課でご覧になれます。
- 対象
- 市内在住・在勤・在学(いずれか)の方、市内に事業所がある事業者・法人・その他団体
- 提出方法
- 意見書に意見と住所、氏名(団体は団体名、所在地、代表者名)、電話番号を書いて6月30日(金曜日)(必着)までに郵送(ファクス、Eメール、直接も可)
- ※来庁による閲覧・提出は土・日曜日を除く9時から17時30分まで。意見書の書式は問いませんが、閲覧場所にひな形を用意しています。
- 提出先・問合せ先
- 〒577-8521市役所循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス06(4309)3818、Eメールアドレス junkanshakai@city.higashiosaka.lg.jp
ラグビーワールドカップ2019
1次リーグ組合せ決まる
日本はA組に
アイルランド、スコットランドなどと対戦
ラグビーワールドカップ2019日本大会の1次リーグの組合せ抽選会が5月10日、京都迎賓館で行われました。
抽選会がイギリスとアイルランド以外で行われるのは初めてで、プレゼンターを安倍晋三首相やレスリング女子でオリンピック3連覇の吉田沙保里さんらが務めました。
抽選の結果、世界ランキング11位の日本は1次リーグA組に入り、世界ランキング4位のアイルランド、同5位のスコットランドなどとの対戦が決定。日本大会には20チームが出場し、5チームずつA~Dの4組に分かれて総当たりで1次リーグを戦い、各組上位2チームが決勝トーナメントに進みます。
試合は国内12会場で実施され、日本が登場する開幕戦は2019年9月20日に東京スタジアムで、決勝戦は11月2日に横浜国際総合競技場で行われます。
市花園ラグビー場は現在、2019年の試合開催に向けて、大規模改修を進めています。皆さんぜひ、花園での世界トップレベルの試合にご期待ください。
- 問合せ先
- 花園ラグビーワールドカップ2019推進室 06(4309)3020、ファクス06(4309)3847
花園ラグビーワールドカップ2019推進室 後藤田勝也
1次リーグの組合せが決まりました!花園でどんなすばらしい試合が繰り広げられるか楽しみですね。世界から訪れる多くのラグビーファンを新しいスタジアムでお迎えし、「また来たい」と思っていただけるよう、私たちもがんばります!
Town Topics
Higashiosaka City
40回記念 市内最大の祭典
市民ふれあい祭りに40万人超!
市民ふれあい祭りが5月13日・14日にふれあい通り会場(近鉄布施駅~八戸ノ里駅)と花園中央公園会場で盛大に開催され、約40万8000人が訪れました。
今年のふれあい祭りは40回目を記念して、本市の観光大使で歌手の中村美律子さんが実行委員長を務め、会場を盛り上げました。
ふれあい通り会場では、ハーレーを先頭に河内小阪駅付近から布施駅前まで計44団体がパレード。花園中央公園会場では、モノづくり体験コーナーや近鉄ライナーズの選手たちとのラグビー交流などが行われました。また、両会場あわせて約400のブースや5か所でのステージショーが祭りを華やかに彩っていました。
樟蔭中高バトン部世界大会へ
選手らが市長を表敬訪問
3月に石川県で行われた全日本バトントワーリング選手権大会で樟蔭中学校・高校バトントワリング部フリースタイルチームが2位となり、日本代表として8月にクロアチアで行われる世界選手権大会への出場を決めました。また、個人でも2人の選手が日本代表選手に選出されています。
5月12日、部員12人が市役所を訪れ、野田市長に意気込みを語りました。キャプテンの田中沙弥さん(高校3年)は「世界大会で少しでも良いメダルがもらえるように日々の練習をがんばります」と話していました。また、実際にバトントワーリングのデモンストレーションが披露されると、野田市長は巧みなバトンさばきに拍手を送り、「国内を超えて世界で戦えるのはすごいことです。ぜひがんばってください」と激励していました。
全日本スノーボード選手権大会で優勝
山瀬さんが市長に報告
3月に岐阜県鷲ヶ岳スキー場で開催されたJSBA全日本スノーボード選手権大会で、グレイスノーボードに所属している市内在住の山瀬拳生さん(高校2年)が、スロープスタイル一般男子の部で見事優勝し、このほど野田市長に報告しました。
スロープスタイルとは、斜度と地形にあわせてさまざまなジャンプ台や障害物を配置したコースで連続して技を繰り出し、技の組立てやスタイルを競う競技です。
山瀬さんが「今年の目標はプロになること。来年からは国内のトップ選手に追いついて、5年後のオリンピック出場をめざします」と意気込みを語ると、野田市長は「がんばってぜひともオリンピックに。東大阪の代表選手として期待しています」と激励していました。