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東大阪市

あしあと

    子ども市政だより第23号 2・3面

    • [公開日:2016年7月25日]
    • [更新日:2016年7月25日]
    • ID:17786

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    大きな地震が来たときにみんなを守る役割

    災害時の学校の役割

    災害が起こったときに、みなさんが毎日通う小学校と中学校は、第1次避難所(まず最初に行く避難所)となります。避難所は、災害で家を失ったときや家にいると危険なときに、身の安全を確保するための場所です。学校は、みなさんが勉強をしたり、休み時間に友達と遊んだりするためだけの場所ではありません。災害時に地域のみなさんの命や暮らしを守るという大切な役割ももっているのです。

    防災備蓄倉庫には避難生活に必要なものが入っています
    学校内にある防災備蓄倉庫には、前のページで見た毛布や食料のほか、紙おむつなども入っています。
    広い体育館が避難所に
    みなさんが体育の時間などに使っている体育館は、大きな地震が起こったときに、みなさんの身の安全を確保する避難所となります。
    半固定型の無線機を整備
    これまでの無線機では市役所からの情報を聞くだけでしたが、新しい半固定型無線機だと、学校からも発信でき、情報のやり取りができます。

    災害時の市役所の役割

    市役所本庁舎の5階にある危機管理センターでは、市民のみなさんを守るため、消防や警察、自衛隊などと協力して必要な対策を話し合い、災害に関する情報を集めたり発信したりします。

    防災行政無線で学校とやり取り
    防災行政無線は、市役所から市民のみなさんに、災害や防災に関する情報をいっせいに音声で伝えることができ、電話が使えない状況でも、市内の被害状況や学校など避難所の様子をやり取りすることができます。
    また、市内206か所にある大きなスピーカーで緊急情報などを放送することもできます。
    電子地図でいっせいに管理
    東大阪市の被害の状況や避難所の様子、消防・警察などからの情報、気象情報などをひとつの電子地図の中に表示させることができます。どこの地区がどのような状況か、ひと目でわかります。
    危機管理センターですばやい連携プレー
    危機管理センターでは、大きな地震などが起こったときに、災害対策本部を立ち上げ、自衛隊や電気・ガス・水道などのライフライン関係の会社とも協力し、ここで対策を考えます。

    市役所危機管理室職員
    吉田哲也さんからのお願い

    4月に起こった熊本地震からもわかるように、大きな地震などの自然災害は、いつ起こるかわかりません。地震などが起こる前から、自分の身は自分で守るために準備をしておくことが大切です。このことを「自助」といいますので、ぜひ覚えてください。また、大切な家族や友達と地震などの災害について話し合うことも大事です。みなさんがそのような話し合いをしてくれるとうれしいです。

    地震のしくみ

    地震の種類はたくさんありますが、起こる場所や原因によって、おもに次のふたつに分けられます。

    海溝型地震
    海溝型地震は、地面の下にある陸のプレート(大きな岩の板)の下に、海のプレートがもぐりこんでいき、陸のプレートが耐えられなくなったときに、はね上がったはずみで発生します。平成23年の東日本大震災はこの海溝型地震です。
    直下型地震
    直下型地震は、陸のプレートが押し合い、そのプレートの内側の層がずれて起こります。今年4月の熊本地震や平成7年の阪神・淡路大震災はこの直下型地震です。

    東大阪市周辺の活断層

    日本には、2,000ほどの「活断層」があることから、地震が多い国だといわれています。

    東大阪市の周りには、いろいろな活断層があるということを覚えておきましょう。

    ※断層とは、地球をおおっている層(地層)に割れ目が生じ、そこを境に上下や左右にずれているものです。断層のうち、これまでくり返し地震が発生し、今後も発生する可能性がある断層を活断層といいます。

    家でも準備しておこう 非常持ち出し品

    災害対策として、まず始めてほしいのが、家で「非常持ち出し品」を準備することです。いざというときに避難所生活で必要となるものをすぐに持ち出せるように、ひとつにまとめておきましょう。

    • 非常食
    • ウエットティッシュ
    • ティッシュ
    • タオル
    • めがね
    • マスク
    • ポリ袋
    • 軍手
    • ぞうきん
    • ロープ
    • スリッパ
    • 携帯ラジオ
    • マッチ
    • ろうそく
    • 乾電池
    • 懐中電灯
    • 水を入れるタンク
    • 水 
    • ひとつにまとめるリュック

    これ以外に、下着や貴重品などもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。

    震度7の揺れを体験
    防災学習センターへ行こう

    消防局にある「防災学習センター」では、立体映像で地震のことを学んだり、地震の揺れを体験したり、防災用品の展示を見たりできます。

    みなさんも夏休みを利用して、おうちの人や友達とぜひ行ってみてください。

    開館日時
    火曜日~日曜日午前9時30分~午後5時(受付は4時まで)
    ※月曜日が祝休日の場合は翌日が休館。
    場所
    稲葉1-1-9(近鉄若江岩田駅から北へ約600メートル。消防局庁舎3・4階)
    料金
    無料
    問合せ先
    防災学習センター 072(966)9998、FAX072(966)9990

    今回のまとめ

    今回は、いざ地震が起こったときに、みなさんの学校や市役所がどのような役割を果たすのか、またふだんからどのような準備をしておけばよいのかなどを学びました。

    大阪府を含む関西地域でも、大きな地震はいつ起こってもおかしくありません。自分や大切な人の命を守る行動ができるよう、知識を身につけ、準備しておきましょう。

    ラグビーワールドカップ2019
    聖地“花園”へやってくる!

    2019年、4年に1度のラグビーワールドカップが東大阪市花園ラグビー場で開催されます。みんなでラグビーを盛り上げよう!

    「ラグビーのまち」をPR!
    学校給食に特別メニュー

    市(教育委員会)では、「ラグビーのまち東大阪」を学校給食から盛り上げようと「ラグビーのまち東大阪」をイメージした献立を5月16日と17日に市内のすべての小学校で実施しました。みんな食べたのを覚えていますか?

    16日、市花園ラグビー場のそばにある英田南小学校には、市マスコットキャラクターの「トライくん」がかけつけました。

    「いただきます」の前に日直の児童が、2019年にラグビーワールドカップが花園で開催されることや、カレーパンがラグビーボールの形に似ていることから市がご当地グルメとしてPRしていることを説明してくれました。給食が始まると、みんなはカレーをパンに挟んでカレーパン風にしてほおばったり、ラグビーボールの形をしたチーズを味わったりして、「ラグビー給食」をトライくんといっしょに楽しんでいました。

    給食を食べ終えた児童は「花園ラグビー場が校区内にあるので、この給食はとてもうれしい。また食べたいです」と元気いっぱいに話していました。

    トライくんより

    「ゆるキャラ®グランプリ2016」にエントリーしました。全国へ向けて「ラグビーのまち東大阪」をアピールしています。応援よろしくお願いします!

    チームワークを大切に
    近鉄ライナーズの選手が子どもたちに伝授

    6月10日、「子ども人権ラグビー教室」が藤戸小学校で開催され、市花園ラグビー場をホームグラウンドとして活躍している近鉄ライナーズの選手らがチームワークの大切さを伝えました。

    この教室は、子どもたちが選手といっしょにラグビーを体験しながら、「チームプレーの大切さ」や「フェアプレーの精神」を学ぶことを目的に開催。児童らはタックルやラインアウトなどを体験したり、ラグビーボールを使ってチームワークを深めるゲームをしたりして、仲間と協力することの大切さを学んでいました。

    近鉄ライナーズの天満太進選手は、みんなに「家族や友達もひとつのチーム。ラグビーをしているときだけでなく、ふだんの生活でもみんなで助け合いましょう」と伝え、参加した児童は「今日学んだチームワークの大切さを家族にも伝えたいです」と話していました。

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

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