市政だより 平成26年10月1日号 6・7面(テキスト版)
自分たちのまちは自分たちでつくる
まちの想いを“カタチ”に
昨年スタートした「まちづくり意見交換会」は7月にファーストシーズンを終え、延べ1,900人を超える方がまちへの想いを語り合いました。
今、自分たちのまちは自分たちでつくるという意識が地域に定着しつつあります。
まちづくり意見交換会報告
近年、多くの自治体で、市域全体を対象にした施策では行き届かない地域固有の問題解決などを目的とした「地域分権」が進められています。
本市では、まちづくりに想いをもつ皆さんが自由に意見を交わせる「まちづくり意見交換会」を昨年8月から開催しています。
ファーストシーズンは、7地域で6回ずつ、計42回を開催し、延べ1,900人を超える参加者とともに、地域の魅力や課題を話し合い、必要な活動を見出してきました。
まちづくり意見交換会ファーストシーズンの取組み内容
- 第1回
- お互いのまちに対する想いを語り合い、共有・共感した。
- 第2回
- まちの魅力や課題について話し合い、グループごとに話し合うテーマを導き出した。
- 第3回
- 今取り組んでいるまちづくり活動の現状を把握し、足りない部分を課題として、やるべきことを明確にした。
- 第4回・第5回
- 地域のやるべきことを実現するために必要な事業案を検討。さまざまな立場の方が強みを持ち寄り、自分たちで何ができるかを考えた。各グループで議論を続けてきたメンバーが、事業化に向けた検討会議を行い、さらなる議論を重ねた。
- 第6回
- これまでの議論の内容を発表して会場全体で共有し、今地域に最も必要な活動を参加者の投票のもと決定した。
さらに6回の意見交換を終えた後、企業交流会を開催し、各地域の活動案に対する企業側からの提案を受けました。地域と企業の強みを共有・共感し、協働でまちを盛り上げる動きが芽生え、事業化が実現したものもあります。
実現化した事業
- 旧大和川ストリート(C地域)
- 旧大和川沿いで複数の団体が行っている地域文化イベントをつなげ、地域活動の連携と情報発信を効果的に行い、もっと地域を盛り上げようと動き出している事業です
- 健康ウォーク(C地域)
- 健康を目的にした体操・ウォーキングと地域の施設や企業を見学するまち歩きを連携させることで、地域のふれあいを生み、地域資源のすばらしさを再発見できる取組みとして活動を始めています
セカンドシーズンにご参加ください!
今年9月から始まったセカンドシーズンは、今まで参加していただいた方々に加え、若い世代の方からも広く参加を募り、まちの魅力や課題を探ってみたいと思います。住んでいる地域に限らず、どなたでも興味がある地域のまちづくり意見交換会に参加できます。第2回の日程は次のとおりです。
ぜひご参加ください。
- とき ところ
-
- A地域=11月28日(金曜日)/ゆうゆうプラザ(日下)
- B地域=27日(木曜日)/やまなみプラザ(四条)
- C地域=21日(金曜日)/グリーンパル(中鴻池)
- D地域=13日(木曜日)/くすのきプラザ(若江岩田駅前)
- E地域=17日(月曜日)/ももの広場(楠根)
- F地域=25日(火曜日)/夢広場(布施駅前)
- G地域=19日(水曜日)/はすの広場(近江堂)
- ※これまでの意見交換会の内容や今後のスケジュールは市ウェブサイトに掲載。
- 申込方法・申込み先など
- 申込書を11月10日(月曜日)(必着)までに郵送(ファクス、Eメールも可)
- ※市ウェブサイトからも申込み可。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 〒577-8521市役所市民協働室 06(4309)3319、ファクス06(4309)3812、Eメールアドレスmachikai@city.higashiosaka.lg.jp
花園小の芝生
「おおさか芝生優秀賞」を受賞
市立花園小学校の芝生の育成や維持管理に取り組む「花園小学校運動場の芝生化実行委員会」が、大阪府から「おおさか芝生優秀賞」の表彰を受けました。この賞は、校庭の芝生化を推進し、地域の活性化につなげようと大阪府が昨年から実施しているものです。
花園小学校運動場の芝生化実行委員会は、平成22年の設立以来、地域の方をはじめ、保護者や在校生も一丸となって運動場の芝生化と維持管理に取り組んでいます。現在芝生面積は1,077平方メートルあり、毎年恒例の花小夏まつりでは、芝生を利用してテントを張りおよそ100人で宿泊するなど、世代を超えた交流が図られています。
9月5日、市長を表敬訪問した実行委員長の中島徹さんは「『お願い』ではなく、皆が『自発的に』参加したくなる場づくりをうまくできたことが実を結んだのだと思います。この芝生や地域のつながりを次世代にも引き継いでいきたいです」と話していました。
10月はがん検診受診率アップキャンペーン月間
年に一度は検診を
がんは日本人の死因第1位です。その中でも、肺がんは部位別のがんによる死亡のトップであり、増加の一途をたどっています。
肺がんは治りにくいがんといわれているうえに、咳や痰などかぜに似た症状が多く、見逃されがちです。また、発症部位によっては症状がほとんどない場合があります。
早期に発見し、早期に治療するためには、年に一度の定期的な検診が大切です。
肺がん結核検診を受けましょう
肺がん結核検診は、肺全体をエックス線で撮影します。短時間で済み、痛みもない簡単な検査です。
このほど、肺がん結核検診が保健センター以外の市内医療機関でも受けられるようになりました。この機会に、近くの医療機関で肺がん結核検診を受けてください。
検診の結果「くわしい検査が必要」と診断されたら、専門の医療機関で胸部のCT検査などくわしい検査を必ず受けてください。
市では、次のとおりがん検診を実施しています。受診の際は、「東大阪市がん検診受診証」などが必要です。くわしくは、保健センターまたは健康づくり課にお問合せください。
がん検診の種類
胃がん検診
- 対象
- 40歳以上の方
- ところ
- 市内取扱医療機関
- 受診料
- 500円(年1回)
大腸がん検診
- 対象
- 40歳以上の方
- ところ
- 市内取扱医療機関
- 受診料
- 800円(年1回)
肺がん結核検診
- 対象
- 40歳以上の方
- ところ・受診料
-
- 市内取扱医療機関・500円(年1回)
- 保健センター・無料(年1回)
子宮がん検診
- 対象
- 20歳以上の女性(4月1日現在偶数年齢)
- ところ
- 市内取扱医療機関
- 受診料
- 800円(2年に1回)
乳がん検診(マンモグラフィ)
- 対象
- 40歳以上の女性(4月1日現在偶数年齢)
- ところ
- 取扱医療機関、保健センター
- 受診料
- 800円(2年に1回)
※検査の内容など、くわしくはお問合せください。
肺がん最大の原因はタバコ
男性の肺がんの7割近くは喫煙によるものです。また、肺がん以外のすべてのがんについても、原因の3割は喫煙だと考えられています。今からでも遅くありません。ぜひ禁煙を考えてください。
禁煙の相談は
保健センターでは、禁煙の相談を行っています。自分の喫煙タイプを知り、一人ひとりに合った禁煙方法を提案します。
また、病院で医師と相談しながら禁煙する方法もあります。ニコチンを含まない飲み薬を使って、イライラなどの症状を軽くし、タバコをおいしいと感じにくくします。この方法は禁煙成功率が高く、比較的楽にタバコをやめることができます。
禁煙治療に健康保険などを適用するためには条件がありますので、禁煙外来を行っている医療機関に一度ご相談ください。
保健センターでの相談・催し
健康・禁煙相談広場
- とき ところ
-
- 10月7日(火曜日)15時~16時=グリーンパル(中鴻池)
- 8日(水曜日)15時~16時=中保健センター
- 9日(木曜日)15時~16時=夢広場(布施駅前)
- 14日(火曜日)10時30分~11時30分=東保健センター
- 14日(火曜日)15時~16時=ももの広場(楠根)
- 17日(金曜日)10時30分~11時30分=やまなみプラザ(四条)、中保健センター
- 21日(火曜日)10時30分~11時30分=ゆうゆうプラザ(日下)
- 21日(火曜日)15時~16時=はすの広場(近江堂)
- 対象
- 市内在住の20歳以上の方
- 問合せ先
- 東・中・西保健センター
肺がん・結核エックス線検診
- とき
- 10月21日(火曜日)9時10分から・10時から
- 対象
-
- 肺がん検診=市内在住の40歳以上の方
- 結核検診=市内在住の65歳以上の方
- 定員
- 40人(申込先着順)
- 申込方法・申込み先など
- 電話または直接
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 西保健センター
乳がん(マンモグラフィ)検診
- とき ところ 定員 申込方法・申込み先など
-
- 11月17日(月曜日)9時30分~10時30分=東保健センター/30人(申込先着順)/10月1日(水曜日)から電話で
- 11月20日(木曜日)9時15分から・9時50分から・13時から・13時40分から=市民会館/午前午後各50人(申込先着順)/10月8日(水曜日)から西保健センターへ電話で
- 11月27日(木曜日)13時から・13時45分から・14時30分から=中保健センター/35人(申込先着順)/電話で
- 対象
- 平成26年4月1日現在、40歳以上の偶数年齢の女性
- 料金
- 800円
- ※生活保護受給者と市民税非課税世帯の方で、事前に保健センターで無料受診券の交付を受けた場合は無料。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 東・中・西保健センター
がん検診に関する申込み・問合せ先
番号をよく確認のうえ、かけ間違いのないようにお願いします。
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
- 東保健センター 072(982)2603、ファクス072(986)2135
- 中保健センター 072(965)6411、ファクス072(966)6527
- 西保健センター 06(6788)0085、ファクス06(6788)2916
市職員を募集
市立総合病院 助産師・看護師
市立総合病院の助産師・看護師の採用選考を行います。受験資格や採用時期などは次のとおりで、日本国籍の有無にかかわらず受験できます。
なお、助産師・看護師Bについては、今回の選考で年間採用予定人数に達した場合、12月と来年2月の選考を実施しないことがあります。
募集内容
助産師・看護師A
- 採用人数(予定)
- あわせて20人程度
- 受験資格
- 昭和44年4月2日以降に生まれ、それぞれの免許をすでに取得している方
- 採用時期(予定)
- 12月以降
助産師・看護師B
- 採用人数(予定)
- あわせて50人程度
- 受験資格
- 昭和50年4月2日以降に生まれ、それぞれの免許を来年3月に取得見込みの方
- 採用時期(予定)
- 来年4月
選考概要
- 選考日
- 10月19日(日曜日)
- 選考方法
- 個別面接
- 合格発表(予定)
- 10月24日(金曜日)
- 申込方法・申込み先など
- 申込書を10月10日(金曜日)(必着)までに郵送または直接
- ※申込書は市ウェブサイトからダウンロード可。市立総合病院総務課・看護局、本庁人事課・市政情報コーナーでも交付。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 〒578-8588西岩田3-4-5 市立総合病院総務課 06(6781)5101、ファクス06(6781)2194
職員を募集します
東大阪都市清掃施設組合
東大阪都市清掃施設組合の職員を募集します。職種や受験資格などは次のとおりで、日本国籍の有無にかかわらず受験できます。なお、交替制で夜間勤務があります。
募集内容
(上級)電気
- 採用人数(予定)
- 1人
- 受験資格など
- 昭和60年4月2日以降に生まれ、学校教育法による大学(短大を除く)または高等専門学校(専修学校、専門学校を除く)の専攻科をすでに卒業または来年3月に卒業見込みで、それぞれの専門課程をすでに修了または来年3月に修了見込みの方
(上級)機械
- 採用人数(予定)
- 1人
- 受験資格など
- 昭和60年4月2日以降に生まれ、学校教育法による大学(短大を除く)または高等専門学校(専修学校、専門学校を除く)の専攻科をすでに卒業または来年3月に卒業見込みで、それぞれの専門課程をすでに修了または来年3月に修了見込みの方
(初級)機械
- 採用人数(予定)
- 1人
- 受験資格など
- 平成5年4月2日から平成9年4月1日までに生まれ、高等学校の専門課程修了程度の学力を有する方
※機械に欠員などが出た場合のみ、上級または初級で2人採用する場合があります。
選考概要
- 試験日
-
- 第1次=10月26日(日曜日)
- 第2次=第1次合格者に通知
- 第3次(上級のみ)=第2次合格者に通知
- 合格発表(予定)
-
- 第1次=11月7日(金曜日)
- 第2次=11月下旬
- 第3次(上級のみ)=12月下旬
- 申込方法・申込み先など
- 申込書を10月1日(水曜日)~16日(木曜日)8時30分~16時45分(土・日曜日、祝日を除く)に直接
- ※申込書は東大阪都市清掃施設組合ウェブサイトからダウンロード可。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 東大阪都市清掃施設組合総務課(水走4-6-25) 072(962)6021、ファクス072(962)6125
キノコによる食中毒にご注意ください
毎年、全国各地で毒キノコによる食中毒が発生しています。毒キノコの食中毒は嘔吐、下痢などの胃腸炎症状や冷や汗、めまい、耳鳴りなどの神経症状などさまざまで、生命に関わることもあります。
また、触れるだけで皮膚の炎症を引き起こすキノコ「カエンタケ」が生駒山系で見つかっています。確実に食用と鑑別されたキノコ以外は「採らない、食べない、人にあげない」を徹底しましょう。
万一、キノコを食べて体調が悪くなった場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
- 問合せ先
- 食品衛生課 072(960)3803、ファクス072(960)3807
くらしの緊急情報
なかなか減らない新聞の契約トラブル
緊急度レベル4
- 事例1
- 3年前に契約した新聞が来月から入るが、母が施設へ入所するので「解約したい」と言うと、もらった景品の代金を請求された。
- 事例2
- 「高齢で視力が弱くなり新聞を読めなくなった」と販売店に言うと「あと7年の契約期間が残っている。解約するなら解約料が必要だ」と言われた。
- 事例3
- 86歳の父が「2万円の商品券をあげる」と言われたのでサインすると、5年分の契約だった。
解説
訪問販売で契約した場合、契約書を受け取ってから8日以内はクーリング・オフ(無条件解約)できますが、その期間を過ぎると販売店と話し合い、合意解約をめざすことになります。受け取った景品代金や解約料を請求されることがあり、無条件解約はできません。
高額な景品をつけて高齢者に長期の契約をさせることは問題です。生活や身体状況の変化など事情が変わることもあり、長期間や数年先の契約はトラブルの元です。
期間を定めない契約にしていればいつでも解約ができます。契約するのは“新聞”です。景品に惑わされず、契約は慎重にしましょう。
- 問合せ先
- 消費生活センター 072(965)0102、ファクス072(962)9385