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東大阪市

あしあと

    市政だより 平成18年4月1日号 4・5面(テキスト版)

    • [公開日:2014年10月7日]
    • [更新日:2014年10月7日]
    • ID:4923

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    地域7大学学長と市長との座談会

    出席者(順不同)

    • 近畿大学 畑博行学長
    • 大阪商業大学 谷岡一郎学長
    • 大阪樟蔭女子大学 森眞太郎学長
    • 東大阪大学 小川清彦学長
    • 樟蔭東女子短期大学 伊賀吉郎学長
    • 大阪産業大学 瀬島順一郎学長
    • 大阪経済法科大学 藤本和貴夫学長
    • 東大阪市長 松見正宣

    協働による地域の活性化へ 連携を深め 新たなまちづくりを

     このほど、市内5大学と隣接する市の2大学の学長においでいただき、市長との座談会が行われました。

     東大阪市は昨年4月中核市に移行し、政令指定都市に次ぐ都市としての期待が高まる中、大学をはじめとするさまざまな主体とよりよいパートナーシップを築き、それぞれが自らの責任をしっかりと果たしながら「協働」のまちづくりを進めていくことが求められています。

     座談会では、「大学と市との協働による地域の活性化」をテーマに、市と大学との協働のあり方を考えました。

    地域教育の向上へ 学校や企業などとの交流を図る

    市長 知識と人材の集積地である大学には、これまで「地域の教育の向上」に大きく貢献していただいておりますが、その取り組みについてお話しいただければと思います。

    畑学長 市の教育委員会と協定を結び、出張講義、学生による小・中学生、高校生の各種指導など連携協力事業を実施しています。

     昨年には、本学職員で聴覚障害をもつアメリカンフットボール部コーチが、中学校で自分の体験を語り生徒に感動を与えました。これが契機となって、後日同校と共同でアメフト教室・大会を実施しました。

     このような協力事業は双方の教育の充実・発展のために有意義です。

    藤本学長 大学の地域貢献のユニークな試みとしては、学生たちが小・中学校などに出向き、スポーツ指導などを行っています。

     また、体育系クラブでは、校外でのランニングの道を小学生の帰宅路などに変え、防犯に協力して好評をいただいています。

    瀬島学長 クリエイション・コア東大阪で、東大阪市の企業との産学連携に取り組んでいます。優秀な技術を有する中小企業集積地をPRするためには、東部大阪に地域を広げることが有効だと思います。

     本学の教育は、知識と知恵、実践力を兼ね備えた産業人が、一生を通して社会に貢献し続けることを目的としています。現場で役立つ人材を育成する実学指向であるからこそ、広い意味での教養、人間力の養成が必要であると考えます。

    谷岡学長 創立以来、新しいことにチャレンジする「ベンチャースピリット」の育成に力を注いでいます。

     また教育の基本となる教養の定義を「幸せを追求し人生を豊かにする」ものであると考えており、授業のカリキュラムには、人生をより豊かにする教養を身につけるものを取り入れるとともに、“考える力”の向上に努めています。

     例えば授業の中で前半は映画を見る。後半は学生同士が感想を述べ合い、議論するといったものです。

    小川学長 良い大学すなわち、良い先生がいる大学をめざし、教員の資質向上のため、学生の授業評価によるボトムアップを図っています。

     全国初の「こども学部」は人気があります。

    森学長 従来の「家政系」という言葉は、現在の大学教育の中では死語化しているのではないかと思います。

     学生時代に身につけた高い専門性、そして豊かな教養と人間性を生かし、一人ひとりの若々しい知性が社会にはばたき、大いに活躍してくれることを願っています。

    市長 それぞれ、すばらしい取り組みですね。大学は地域の貴重な「知の拠点」です。地域の学校・企業と大いに交流を図っていただきたいと思います。

    生涯学習の推進を 協働による講座の開催を

    市長 市民の生涯学習ニーズは、年々高度化しています。そのような中、これまで大学との共催による講座を開催するなど、一定の成果をあげていますが、今後どのようなカリキュラムが必要だとお考えですか。

    森学長 市と共催の「市民セミナー」はじめ本学の各種公開講座では、受講者が「知的好奇心」を探求するきっかけとなることを目的に実施しています。最近では、古文書を読むという内容の連続講座も始めてみました。

     今後は、職業人の再教育の場といった役割も果たせるよう、地域ニーズをとらえながら公開講座を展開していきたいと考えています。

    伊賀学長 アメリカのコミュニテイカレッジのように地域に開かれた大学をめざしています。

     市民の方にもっと公開講座に参加していただくことや、地域の知恵を学内に取り入れることにより、活性化を図ることができます。

     今後は身近な「実習」にも内容を広げて、より多くのものを地域に提供していきたいと考えています。

    市長 大学の公開講座は市が単独で開催するものと比べ、市民にはより魅力的にとらえられていることを実感しています。

     この際、7大学連携によるシステムを作っていただくのはどうでしょうか。

     たとえば、どの大学の講座を受講しても、受講回数など一定の条件をクリアすれば「修了書」をもらえるといったもので、「生涯学習特区」のようなイメージです。

    谷岡学長 7大学が公開講座のネットワークを構築することによって、東大阪市に「学びたい時に気軽に学べる世代を超えた学習の場」をつくることは可能なのではないでしょうか。

     生涯学習を通じて東大阪市民全体の幸福の実現につながるものだと思います。

    まちづくり活動への参画と人材育成 地域に貢献

    小川学長 学内のこども研究センターを地域に開放しています。お子さんには遊びの方法などを発見できる場として、また保護者には、子育ての情報収集や相談の場として活用してもらっています。

     これは、単なる子育て支援ではなく、私は「親育ち」と呼んでいますが、保護者にも心の成長をしていただき、しっかり「子離れ」していくことも目的のひとつとしています。

     昨今社会問題となっている「ニート(「NEET」=Not in Employment、Education or Trainingの略で、「職に就いていず、学校機関に所属もしていず、そして就労に向けた具体的な動きをしていない」若者を指します)」出現の原因と、「子離れ」とは大きな関連があると考えており、とても意義のある活動だと自負しています。

    市長 子育て支援はまちづくりの基本ですから、社会的な支援システムが大事だと思います。

    伊賀学長 学生が中心となって開催するキキョウフェスタに、本学の学生も参加していますが、このような経験をきっかけに学生たちは大きく成長するものです。

     学生の中からは、子育て支援などボランティアを通じてもっとまちづくりに参加したいとの声があがってきています。ぜひとも市にはこうした気持ちを受け入れる窓口となっていただきたいと思います。

    瀬島学長 市民講座、スポーツ親子教室の開催、国際交流、起業家専攻学生の企業への派遣などを実施していますが、とりわけ今は団塊の世代の退職後の「おじさんパワー」に注目しています。このパワーを活用するためには、ニーズの掘り起こしが必要だと考えます。

    市長 そのとおりだと思います。

     市では今年度「まちづくり支援課」を創設しました。

     今日、団塊の世代をはじめ市民の自主的、貢献的な参加による活動が増加し、活動に対する支援制度も充実しつつあります。

     先ごろ中核市のイメージソングの発表にあたっても、近畿大学の吹奏楽部の学生さんや樟蔭高校の生徒さんにご協力いただきました。

     今後とも学生さん、教職員の方々のまちづくり活動への参画に大いに期待しています。

    畑学長 産学連携と地域に役立つ人材養成のため大学院に「東大阪モノづくり専攻」を創設しました。

     ここでは、学生が企業に属し給与を受けながら、東大阪のオンリーワン技術を学ぶと同時に、新しい技術開発に取り組んでいます。また従来「敷居が高い」と敬遠されがちだった大学の研究室と地域の中小企業のパイプ役として重要な役割を果たしています。

    藤本学長 本学は八尾市域にありますが、瓢箪山からバス通学をしている学生も多く、東大阪市は非常に身近な存在です。

     学生が瓢箪山の商店街の空き店舗を利用して店を出し、お客さんとの会話などを通じて、商店街活性化のための研究を実施しています。今後は法律相談の分野で東大阪市と連携するなど積極的に、まちづくりに参画したいと考えています。

    市長 ありがとうございます。大学で育つ優秀な人材が、地元企業・商業者が求める人材として、また多様な分野で地域社会に貢献していただけることを期待しています。

    新たな発展へ向けて 市・大学・地域との連携を深める

    市長 さて、今回の座談会は、従来からお集まりいただいている市内5大学に加え、初めての試みとして、隣接する大東市と八尾市の大阪産業大学並びに大阪経済法科大学に参加いただきました。

    伊賀学長 中央環状線以東の2大学が参加されることで、輪に広がりが出て、非常によい事だと思います。

     (全員賛同)

    市長 大学との連携によって、大学から行政の政策を認めていただくことや、大学の考え方が公共政策に盛り込まれることにより市民の行政への信頼度が高まるものと考えています。

     今回は、会談の輪を7大学に拡げることができ、より充実した座談会になったと思っています。

     これを原動力として一層地域と大学の連携を深め、新たな発展を図ることができればと思います。本日はありがとうございました。

     ※本座談会は、2月に開催したものです。

    トリノ五輪・ショートトラック入賞の栄誉をたたえて 神野選手に初の「市長賞詞」を授与

     3月14日、トリノオリンピック・ショートトラック女子1,500メートルと3,000メートルリレーで7位入賞を果たした本市出身の神野由佳選手に、松見市長から本市初の「市長賞詞」が手渡されました。

     この賞詞は市民に深い感動を与えたり、市の施策に大きな貢献をした人に対して、市民の栄誉と喜びとしてたたえるために、今年2月に創設したものです。

     神野選手は「メダルは取れなかったけど、力を出し切り、目標の入賞を果たせて満足しています。この賞に恥じぬよう、これからも気持ちと体が続く限り、現役を続けていきたい」と更なる飛躍を誓っていました。

    子育て支援センターの催し

    車での来場はご遠慮ください

    長瀬子育て支援センター

    牛乳パックのイス作り

    とき
     4月14日(金曜日) 午前10時から11時30分まで

    ところ
     長瀬子育て支援センター

    対象・定員
     乳幼児とその保護者・15組(申込先着順)
     ☆牛乳パック5個以上、新聞紙、布、費用(50円)を持参

    申込方法
     4月4日(火曜日)の午前10時から電話で

    こいのぼり作り

     親子でリズム遊びをしたあと、こいのぼりを作ります。

    とき
     4月18日(火曜日) 午前10時から11時まで

    ところ
     長瀬子育て支援センター

    対象・定員
     2歳6か月以上の幼児とその保護者・15組(申込先着順)

    申込方法
     4月7日(金曜日)の午前10時から電話で

    申込・問合せ先

     長瀬子育て支援センター 06(6728)1800、ファクス06(6728)2413

    荒本子育て支援センター

    おひさま広場

     親子や友達同士で、楽しく遊びませんか。

    とき
     4月24日からの隔週月曜日 午前10時から11時まで(計6日間)

    ところ
     荒本子育て支援センター

    対象
     3歳以上の幼児とその保護者・20組(抽選)

    申込方法
     4月14日(金曜日)の午前10時30分から電話で

    おでかけあいあい広場

    とき
     4月21日(金曜日) 午前10時から11時30分まで

    ところ
     市民ふれあいホール

    対象
     就学前乳幼児とその保護者

    申込方法
     4月10日(月曜日)の午前10時30分から電話で

    申込・問合せ先

     荒本子育て支援センター 06(6788)1055、ファクス06(6788)2597

    鴻池子育て支援センター

    牛乳パックのイス作り

    とき
     4月21日(金曜日) 午前9時30から11時30分まで

    ところ
     鴻池子育て支援センター

    対象・定員
     就学前乳幼児とその保護者・8組(申込先着順)
     ☆牛乳パック5個以上、新聞紙、布、費用(50円)を持参

    申込方法
     4月7日(金曜日)の午前10時30分から電話で

    申込・問合せ先

     鴻池子育て支援センター 06(6748)8251、ファクス06(6743)0577

    東大阪アリーナ水泳教室 第1期会員を募集します

     水泳教室の第1期会員を募集します。期間は、5月から7月までで、開催教室、曜日などは次のとおりです(計10日間)。

     教室名、曜日、時間、定員、対象の順に説明します。

    女性A

    • 木曜日
    • 午後2時から午後3時まで
    • 30人
    • 18歳以上

    女性B

    • 水・木・金曜日の3コースから選択
    • 午前11時から午後0時まで
    • 30人
    • 18歳以上

    シルバー

    • 月・水・金曜日の3コースから選択
    • 午後1時30分から午後2時30分まで
    • 20人
    • 60歳以上

    中学生・一般

    • 月・金曜日の2コースから選択
    • 午後7時から午後8時まで
    • 30人
    • 中学生以上

    年少

    • 月・水・木・金曜日の4コースから選択
    • 午後3時30分から午後4時30分まで
    • 30人
    • 平成12年4月2日から平成14年4月1日生まれまで

    小学生A

    • 月・水・木・金曜日の4コースから選択
    • 午後5時から午後6時まで
    • 50人
    • 小学生

    小学生B

    • 木曜日
    • 午後6時15分から午後7時15分まで
    • 30人
    • 小学生

     ※年齢、学年は平成18年4月1日現在です。

     定数を超える場合は抽選し、結果は4月24日(月曜日)ごろに通知します。
     ☆希望者数によっては中止する場合あり

    ところ
     東大阪アリーナ

    費用

    • 中学生以下 8,000円
    • 高校生以上 12,000円

     ※ロッカー・駐車場代は別途必要です。

    申込方法
     往復ハガキ(1人1枚)に教室名、希望曜日(第2希望まで)、水泳経験の有無、住所、氏名、年齢(年少は生年月日、小学生は学年も)、電話番号を書いて、4月12日(水曜日)(消印有効)までに郵送
     ※マンツーマン指導はできません。

    申込・問合せ先

     〒577・0804 中小阪4-7-60 東大阪アリーナ 06(6726)1995、ファクス06(6726)1994

    野球場の愛称が花園セントラルスタジアムに決まりました

     4月30日にオープンする花園中央公園内の「野球場」の愛称が、『花園セントラルスタジアム』に決まりました。

     182件の応募の中から、新留大軌さん(新池島町)の作品が選ばれ、今後、愛称として使用していきます。

     なお、4月30日に完成記念式典を行います。くわしくは、次号の市政だよりでお知らせします。

    問合せ先

     公園整備課 06(4309)3229、ファクス06(4309)3836

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

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