市政だより 平成23年12月1日号 6・7面(テキスト版)
誰もが輝くまちへ 12月3日から9日までは障害者週間
市では、障害者の自立と社会参加を進めるため、さまざまな支援を行っています。
12月3日から9日までは「障害者週間」です。誰もがいきいきと暮らすために、障害者を取り巻く課題への理解と認識を深めましょう。
問合せ先
障害者支援室 06(4309)3184、ファクス06(4309)3815
障害者のための制度・サービス
制度
特別障害者手当や障害児福祉手当の支給、高齢障害者へ手帳の交付をしています。要件などはお問合せください。
特別障害者手当
対象
身体または精神に著しく重度で永続する障害(知的障害含む)があるため、日常生活で常時特別な介護が必要な在宅の20歳以上の方
障害児福祉手当
対象
身体または精神に重度で永続する障害(知的障害含む)があるため、日常生活で常時介護が必要な在宅の20歳未満の方
65歳以上の高齢者へ障害者手帳を交付
65歳以上の高齢者が、障害者手帳(身体障害者手帳または療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)を取得した場合であっても、障害者自立支援法上のサービスではなく、介護保険法に基づく福祉サービスを優先して適用します。ただし、障害者を対象とした医療費の助成や税の減免、交通運賃の割引なども適用される場合がありますので、くわしくはお問合せください。
申込み・問合せ先
サービス
障害者自立支援制度は、全国共通の「障害福祉サービス」と、地域に応じた「地域生活支援事業」とで成り立っています。
利用には申請が必要で、生活環境などを聞き取り、心身の状況から障害程度区分を判定し、利用できるサービスを決定します。サービスを受けるために必要な受給証の発行には1か月から2か月程度かかる場合があります。ご了承ください。
なお、サービスの利用には、利用者負担が必要なものがあります。利用者負担は、毎年6月末に新年度の課税状況をもとに決定するものと、サービスの利用期間に合わせて決定するものがあります。年度途中で課税状況に変更がある方は、申請してください。申請日の翌月1日から変更します。
また、医療費が一割負担となる精神通院医療や更生医療、育成医療の制度は、自立支援医療として一本化されています。精神通院医療・育成医療は保健センター、更生医療は福祉事務所へお問合せください。
申込み・問合せ先
【身体、知的障害のある方】
東・中・西福祉事務所福祉係
- 東=072(988)6617、ファクス072(988)6620
- 中=072(960)9275、ファクス072(964)9278
- 西=06(6784)7980、ファクス06(6784)7677
【精神障害のある方】
東・中・西保健センター
- 東=072(982)2603、ファクス072(986)2135
- 中=072(965)6411、ファクス072(966)6527
- 西=06(6788)0085、ファクス06(6788)2916
健康づくり課
- 072(960)3802、ファクス072(960)3809
【身体、知的、精神障害のある方】
障害者支援室
- 06(4309)3184、ファクス06(4309)3815
障害福祉サービス
介護給付
居宅介護(身体介護・家事援助・通院介助など)
自宅で入浴や排せつ、食事の介護、調理、洗濯、掃除、生活必需品の買物などをします。
重度訪問介護
重度の肢体不自由で常に介護が必要な方に、自宅で入浴や排せつ、食事の介護や外出時の移動支援などを総合的に行います。
同行援護
視覚障害により移動が困難な方に、外出の際に必要とされる援助や情報の提供をします。
行動援護
知的障害や精神障害により行動が困難で常に介護が必要な方に、行動するときに必要な介助や外出時の移動の補助などをします。
重度障害者等包括支援
常に介護が必要な方のうち、介護が必要な程度が非常に高いと認められた方には、居宅介護などの障害福祉サービスを包括的に提供します。
短期入所
自宅で介護する方が病気の場合などに、短期間・夜間も含め、施設で入浴や排せつ、食事の介護などをします。
児童デイサービス
障害児に、日常生活の基本的な動作の指導や集団生活への適応訓練などをします。
生活介護
常に介護が必要な方に、昼間、入浴や排せつ、食事の介護などを行うとともに、創作・生産活動などの機会を提供します。
療養介護
医療と常に介護が必要な方に、医療機関で機能訓練や療養上の管理、看護、介護や日常生活の世話をします。
施設入所支援
施設に入所する方に、夜間や休日、入浴や排せつ、食事の介護などをします。
共同生活介護
共同生活を行う住居で、夜間や休日、入浴や排せつ、食事の介護などをします。
訓練等給付
自立訓練
自立した日常生活や社会生活ができるよう、一定期間、身体機能や生活能力の向上のために必要な訓練をします。
就労移行支援
一般企業などへの就労を希望する方に、一定期間、就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練をします。
就労継続支援A(雇用)型
雇用契約に基づき働きながら、一般就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練をします。
就労継続支援B(非雇用)型
一般企業などで就労が困難な方に、働く場の提供と知識や能力の向上のために必要な訓練をします。
共同生活援助
共同生活する住居で、夜間や休日、相談や日常生活の援助をします。
地域生活支援事業
地域活動支援センター
創作・生産活動の機会の提供、社会との交流などをします。
相談支援
障害者(児)の地域での生活を支援するため、情報提供や関係機関との連絡調整、権利擁護などの相談に応じます。
コミュニケーション支援
手話通訳や要約筆記の派遣などをします。
日常生活用具給付等
障害者(児)の日常生活に必要な用具の給付などをします。
移動支援
余暇活動などの社会参加が円滑にできるように支援します。
その他(市の任意事業)
訪問入浴サービスや日中一時支援(日中短期入所・障害児タイムケア)、生活サポートなどをします。
販路拡大を応援! 障害者施設の自主製品
市では、NPO法人東大阪障害者共同受注連絡会事務局(手作り工房リズム)と協力し、障害者が住み慣れた地域でいきいきと暮らし自立した生活をめざすため、障害者施設などの自主製品の販路拡大を進めています。
市内には、約77か所の障害者施設や作業所などがあり、工場から受注した軽作業のほか、クッキーやパンを焼いたり、牛乳パックを再生した紙を使ってハガキや一筆箋を作ったりするなど、それぞれの施設や作業所で自主製品の製作や創作活動を行っています。
購入方法などくわしくはお問合せください。
問合せ先
障害者週間街頭キャンペーン
市と市障害福祉キャンペーン実行委員会では、障害者施設などの自主製品(啓発グッズ)の配布などを行うキャンペーンを行います。
とき
12月9日(金曜日)午前8時~8時30分
ところ
近鉄布施駅・河内永和駅・河内小阪駅・若江岩田駅・瓢箪山駅・新石切駅とJR鴻池新田駅
自立をバックアップ 障害者センターのご利用を
市内には、高井田・長瀬・荒本に障害者センターがあり、センター内では、多くの障害者が文化やスポーツの教室、リハビリ訓練などに参加して交流を深めるとともに自立に向けた取組みをしています。
各教室や受けることができるサービスなど、くわしくはお問合せください。
問合せ先
障害者のための初級パソコン教室
インターネットやワードを使って文書を作成します。
とき
12月~来年3月の第4土曜日午前10時~正午(計4日間)
ところ
高井田障害者センター
対象
市内在住の障害者
定員
5人(抽選)
申込期限
12月10日(土曜日)
申込み・問合せ先
高井田障害者センター
小学生がボッチャを体験! 高田選手が太平寺小を訪問
11月11日、市内在住でボッチャ選手の高田信之さんが太平寺小学校を訪れ、4年生と支援学級の児童たちと交流しました。
ボッチャとは、運動機能に障害がある競技者向けのスポーツで、的となるボールに向かってボールを投げ、どれだけ近づけることができるかを競う競技です。パラリンピックの正式種目で、障害のある人もない人も楽しめます。
高田さんは、8年前に海での事故で脊椎損傷という重傷を負いましたが、持ち前のプラス思考と反骨精神でリハビリに励む中ボッチャと出会い、今では数々の大会で好成績を収めています。
ボッチャのルールを児童たちに説明した高田さんは、「みんなで楽しむものだから、失敗した友達を責めてはいけない。スポーツを楽しみながら大切なことを学んで欲しい」と話しました。
初めてボッチャを体験した児童たちは、的となるボールに向かって投げたボールが近づくと喜んだり、遠くなると悔しがったりしながら、仲間を応援することやチームワークの大切さを学んでいました。
高田信之さん第2回西日本ボッチャ大会(BC4クラス)優勝や2011年ボッチャジャパンカップ準優勝などの好成績を収め、現在は2016年のパラリンピック出場をめざして練習に励んでいます
識字展 読み書きを学ぶ仲間の輪を広げよう
本市では、蛇草・荒本識字学級や長栄・太平寺中学校夜間学級、曙光、NPO法人東大阪日本語教室、よみかき教室などで、多くの人が文字の読み書きを学んでいます。
市民の皆さんに「識字」に対する理解と認識を深めていただくため、学級生の学習の成果である作品や識字に関するパネルなどを展示する「識字展」を開催します。
ぜひ来場していただき、「文字の大切さ」をかみしめ、一つひとつの文字に込められた思いを感じてください。
とき
12月5日(月曜日)午前9時~午後6時、6日(火曜日)午前9時~午後4時
ところ
市役所本庁舎1階多目的ホール
内容
- 識字啓発パネルの展示
- 学級生の作品や文集などの展示
- よみかき相談など
問合せ先
社会教育課 06(4309)3279、ファクス06(4309)3835
中学校夜間学級で学びませんか
中学校夜間学級は、さまざまな理由で義務教育を終えていない15歳以上で、東大阪市内に住んでいる人が優先して入学できます。
勉強時間は午後5時30分から9時5分までです。
入学を希望する人は、来年4月27日(金曜日)までに、次のところで手続きしてください。
- 学事課 06(4309)3271、ファクス06(4309)3838(土曜日・日曜日、祝日を除く午前9時から午後5時30分まで)
- 長栄中学校夜間学級 06(6783)0766(土曜日・日曜日、祝日を除く午後4時から7時まで)
- 太平寺中学校夜間学級 06(6722)6850(土曜日・日曜日、祝日を除く午後4時から7時まで)
問合せ先
学事課
パブリックコメント 意見を募集します 第3期障害福祉計画
市では、地域で障害者が安心して暮らせるよう、障害者自立支援法に基づく障害福祉計画を策定しています。
このほど、来年度からの3年間を計画期間とする第3期障害福祉計画の素案がまとまりましたので意見を募集します。素案は、12月8日(木曜日)から障害者支援室と福祉事務所、保健センター、市政情報相談課(土曜日・日曜日、祝日を除く午前9時~午後5時30分)、市ホームページの「パブリックコメント(意見募集)手続き」でご覧になれます。
対象
市内在住、在勤、在学(いずれか)の方または市内に事業所がある事業者・法人、団体
提出方法
住所、氏名(団体は団体名、所在地、代表者名)、電話番号を書いて、12月29日(木曜日)(必着)までに郵送(ファクスまたは電子メール、閲覧場所への直接持参も可)
※書式は問いませんが、閲覧場所にひな形を用意しています。
説明会
第3期障害福祉計画の策定にあたり、説明会を開催します。
とき・ところ
- 12月12日(月曜日)=市民会館4階会議室1
- 13日(火曜日)=東公民館中会議室
- 15日(木曜日)=市役所本庁舎11階会議室2
☆いずれも午後6時~8時
申込方法
ハガキに行事名、開催日、住所、氏名、電話番号、手話通訳の有無を書いて、12月7日(水曜日)(必着)までに郵送(ファクスまたは電子メールも可)
提出・申込み・問合せ先
〒577・8521市役所障害者支援室 06(4309)3184、ファクス06(4309)3815、電子メール shogai@city.higashiosaka.lg.jp
救急安心センターおおさか~救急医療相談・医療機関案内を24時間365日受け付けます
#7119または06(6582)7119