市政だより 平成21年10月1日号 1面(テキスト版)
- 人口 505,507人 世帯数 218,223世帯【平成21年9月1日現在】
- 発行 東大阪市経営企画部広報広聴室広報課 〒577-8521 東大阪市荒本北1丁目1番1号
- 毎月2回1日・15日発行
- ホームページアドレス http://www.city.higashiosaka.lg.jp/
新型インフル~感染拡大の防止を
市民の皆さん1人ひとりの徹底した感染防止対策の実施が感染拡大抑制に重要です
気温に関係なく流行している新型インフルエンザ(A/H1N1)は、季節性インフルエンザと同様の症状がみられ、感染した方の多くが比較的軽症で回復しています。しかし、持病がある方や妊婦、乳幼児は、重症化する恐れがあると報告されています。
感染拡大を防ぐため、充分な予防と対策に努めましょう。また、感染が疑わしい場合は、医療機関へ電話で受診方法の指示を受けてから受診しましょう。わからないときは、新型インフルエンザ相談窓口へご相談ください。
インフルエンザに備えよう!
1.日常の予防対策
- 石けんを使って最低15秒以上洗い、流水でしっかり手を洗いましょう。
- 外出する場合はなるべく人ごみを避け、帰宅したらすぐにうがいをしましょう。
- 充分な栄養・睡眠をとりましょう。
- 身辺での流行に備え、約2週間分の食料・日用品を備蓄しておきましょう。
2.持病のある方・妊婦・乳幼児・高齢者は…
ぜん息などの慢性呼吸器疾患や心疾患、腎疾患、糖尿病などの代謝性疾患がある方、ステロイド内服などによる免疫機能不全の方、妊婦および乳幼児、高齢者は、重症化することがあるといわれています。発症時の対応をかかりつけ医に相談しておきましょう。
3.正しい情報を入手しましょう
市では、市政だより・市ホームページなどを通じて広報を行います。市民の皆さんは、最新の情報を入手するとともに、正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いします。
「インフルエンザかな?」と思ったら
咳エチケットを守りましょう
感染防止に努めるため、次のことを守りましょう。
- 咳・くしゃみの際にはティッシュペーパーなどで口と鼻を覆い、周りの人から顔をそむけ1m以上離れる
- 使用後のティッシュペーパーは、すぐにフタ付のごみ箱に捨てる
- 咳やくしゃみを抑えた手は、石けんで丁寧に洗う
- 症状のある人はマスクを正しく着用し、感染防止に努める
新型インフルエンザと診断されたら
1.患者本人へお願い
- 咳エチケットを守り、外出を控えましょう。
- 指示された薬は、指示どおり最後まで飲みましょう。
- 水分補給と、充分な睡眠をとりましょう。
- 呼吸困難や意識障害など、次のような症状の悪化がみられた場合は、至急受診しましょう。
こんな症状に注意
大人の場合=
- 呼吸困難または息切れがある
- 胸の痛みが続く
- 嘔吐・下痢が続く
- 3日以上熱が続く
子どもの場合=
- 呼吸が速い・息苦しそう
- 顔色が悪い(土気色・青白いなど)
- 嘔吐・下痢が続く
- 落ち着きがない・遊ばない
- 反応が鈍い・呼びかけに答えない・意味不明の言動がある
2.患者の同居者・濃厚接触者へお願い
- マスクを着用し、手をこまめに洗いましょう。
- 可能であれば、患者と別の部屋で過ごしましょう。特に持病のある方や妊婦は、より確実な予防に努めましょう。
- 患者の発症から1週間は、自身の体調に変化がないか注意し、発症が疑われた場合すぐに医療機関を受診しましょう。
※患者の使用した食器類や衣類は、通常の洗浄・洗濯および乾燥で消毒できます。
新型インフルエンザを疑う場合の医療機関受診について
- 発熱
- 鼻汁・鼻閉
- 咳
- 咽頭痛
- 関節痛
かかりつけ医など、身近な医療機関に電話し、受診時間や受診方法の指示を受け、マスクをつけて早めに受診してください。
医療機関がわからない場合は、下記の新型インフルエンザ相談窓口へご相談ください。
感染を広げないため、少なくとも熱が下がってから2日目までは外出を控えましょう。
新型インフルエンザ相談窓口
- 保健所健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
- 東保健センター 072(982)2603、ファクス072(986)2135
- 中保健センター 072(965)6411、ファクス072(966)6527
- 西保健センター 06(6788)0085、ファクス06(6788)2916