市政だより 平成21年6月1日号 6・7面(テキスト版)
6月は「環境月間」です 環境にいいこと始めよう
6月5日は「環境の日」です。また、一人ひとりが環境について改めて考え、環境保全の重要性を認識してもらうため、6月を「環境月間」としています。
この機会に、環境にいいことを始めてみませんか。
現在、環境問題は私たちの生活にもっとも密接に関係する問題で、中でも、地球温暖化問題は、世界共通の重要課題として取り上げられています。
地球温暖化は、海面水位の上昇や生態系の破壊、災害の大規模化、食物生産量の減少など、私たちの生活に大きな影響を与えています。
しかしこの問題は、私たちが利便性や快適性を求め過ぎたために発生したもので、その解決には、私たち一人ひとりのライフスタイルを変える必要があります。
ぜひこの機会に、改めて私たちの生活を見直し、地球のため、私たちのため、子どもたちのために、できることから始めてみませんか。
家庭でできる10の取組み
- 冷房温度を1℃高く、暖房温度を1℃低く設定する
- 電化製品の主電源を切り、長期間使用しないときはコンセントを抜く
- ポットやジャーの保温を止める
- テレビの利用を1日1時間減らす
- 家族が同じ部屋で団らんし、照明や冷暖房の使用を減らす
- 家族全員がシャワーの時間を1日1分減らす
- 風呂の残り湯を洗濯に使う
- マイバック(買い物袋)を持ち歩き、トレーやラップで包まれていない省包装野菜などを選ぶ
- 車の停車中はアイドリングストップ(5分程度)をする
- なるべく車を使用しない
地球温暖化防止のためにつけよう!環境家計簿
確実に進んでいる地球温暖化…。しかし、地球温暖化防止のために何をすればいいかわからない皆さん、まずは、家庭で簡単にできる「環境家計簿」をつけてみませんか。
環境家計簿とは、家庭でできる10の取組みを実践しながら、電気・ガスの使用量を毎月記録。使用量を二酸化炭素の排出量に換算することで地球温暖化を身近に感じ、地球温暖化防止につながる省エネ行動に家庭で取り組むものです。
省エネを実践し、電気・ガスの使用量が削減できれば、地球温暖化防止への寄与を実感できるだけでなく、家庭での光熱費の節約にもつながります。
平成20年度は、1793人(世帯)の方に参加していただき、前年度と比べて、電気では使用量が1・3%、ガスでは1・7%削減することができました。
このように、少しでも多くの家庭で電気・ガスなどの使用料を削減すれば、地球温暖化防止にもつながります。
地球にも家庭にもやさしい暮らしのきっかけとして、ぜひ、ご参加ください。
取組期間
7月から12月の6か月間
対象
市内在住の方
申込方法
住所、氏名、電話番号を6月1日(月曜日)から30日(火曜日)に電話またはファクスで
申込み・問合せ先
環境企画課内東大阪地球温暖化対策地域協議会 06(4309)3198、ファクス06(4309)3818
6月から実施します クールビズ
市役所では、地球温暖化防止のため、オフィスの冷房温度28度を目標に設定するなど施設ごとにさまざまな取組みを実施しています。
取組みの一環として、施設のエネルギー使用量や啓発ポスターを掲示するとともに、6月から9月までは、職員にノーネクタイの軽装(クールビズ)を奨励しています。
理解と協力をお願いします。
問合せ先
環境企画課06(4309)3198、ファクス06(4309)3818
地球温暖化対策パネルを展示 6月9日から14日は「環境週間」
市では、6月9日から14日までを「環境週間」と定め、地球温暖化の防止をはじめ、生物多様性・循環型社会の構築、水環境・生活環境の保全など、環境問題について市民の皆さんに理解を深めてもらうため、地球温暖化対策などのパネル展を開催します。また、期間中は環境について啓発する物品を配布します(なくなり次第終了)。
とき
6月9日(火曜日)から14日(日曜日)午前9時から午後7時(11日は休館で、土曜日・日曜日は午後5時まで)
ところ
府立中央図書館1階展示コーナー
内容
- 地球温暖化対策・ごみ減量など関連パネルの展示
- レジ袋の削減・マイバッグの必要性の啓発
- 大阪府リサイクル認定製品の展示
- 環境啓発図書の展示など
問合せ先
循環社会推進課 06(4309)3198、ファクス06(4309)3818
だれもが自分らしく暮らせる社会へ
6月23日から29日は「男女共同参画週間」です
6月23日(火曜日)から29日(月曜日)までは「男女共同参画週間」です。
この週間は、平成13年に国が定めたもので、「男女共同参画社会基本法」の目的や理念、男女共同参画への理解を深めてもらうため、全国でさまざまな取組みが実施されます。
一人ひとりが個人として尊重され、生き生きと自分らしく暮らすことができるよう、男女共同参画について考えてみましょう。
「男女共同参画社会」とは「男女が責任を分かち合う社会」
知らず知らずに「仕事は男性ががんばるもの」「育児、介護は女性ががんばるもの」などの思い込みにとらわれ、自分が本当にやりたいことや好きなことを我慢して生き辛さを感じることはありませんか。
「男女共同参画社会」とは、このような思い込みにとらわれず、男女が責任を分かち合い、だれもが自分らしく個性や能力を充分に発揮し、さまざまな活動を自らの意思で選択できる社会のことです。
市では、「男女共同参画推進条例」を平成16年に制定。男女共同参画社会の実現をめざす意思を表明し、市・市民・事業者および教育関係者が一体となってさまざまな取組みを行っています。
男女共同参画社会の実現には、皆さん一人ひとりが、「男だから」「女だから」仕方がないと思っていたことに疑問を抱き、自分の本当の思いと向き合って、新しい気づきを持つことが大切です。
性別に関係なく、だれもが職場や学校、地域、家庭など、あらゆる分野において自分らしく生きる権利を持っています。
この週間を機会に、いつもと違った視点から自分自身を見つめ直してみませんか。
問合せ先
男女共同参画課 06(4309)3300、ファクス06(4309)3823
男女共同参画週間記念のつどい ―キラキラ生きる―
市では、男女共同参画週間にちなみ「男女共同参画週間記念のつどい」を開催します。「妻が僕を変えた日」という演題で、中央大学教授の広岡守穂さんに講演していただきます。
また、市民の皆さんから公募した「男女共同参画社会に向けて ひとことメッセージ」の入選作品も展示しますので、ぜひご来場ください。
とき
6月27日(土曜日)午後2時から4時(開場は30分前)
定員
244人(当日先着順)
※1歳6か月から就学前幼児の保育あり(1人200円で定員10人・6月20日(土曜日)までに要予約)。
内容
- オープニング演奏=府立布施北高等学校吹奏楽部
講演=「妻が僕を変えた日」中央大学教授・広岡守穂さん
※手話通訳あり。
ひとことメッセージ 入選作品を展示
「男女共同参画社会に向けて ひとことメッセージ」の入選作品を展示します。
とき
6月19日(金曜日)から7月1日(水曜日)
ところ
イコーラム(男女共同参画センター)
問合せ先
イコーラム(男女共同参画センター) 072(960)9201、ファクス072(960)9207
快適で美しいまちへ
鴻池新田会所周辺地域を美化推進重点区域に指定
市では、快適で美しいまちづくりを推進し、良好な都市環境を確保するため、平成9年7月に、「東大阪市まちの美化推進に関する条例」を制定しました。
条例に基づき、平成18年には市役所本庁舎周辺を『まちの美化推進重点区域』に指定し、美化推進のための施策を行っています。
このほど、新たに鴻池新田会所周辺地域を『まちの美化推進重点区域』に指定し、美しいまちづくりをさらに推進していきます。
本市の美化推進に理解と協力をお願いします。
問合せ先
美化推進課072(961)2100、ファクス072(961)2418
緑のまちを取り戻そう 玉美小で植樹祭を開催
「緑の輪 ひろげて包む 町づくり」をテーマに4月26日、玉美小学校で植樹祭を開催しました。植樹祭は、まちに緑を取り戻すため市と市民が一体となって、緑化を推進しようと毎年開催しています。
式典では、緑化功労者に感謝状を贈呈し、緑化ポスターや写真などの入選者を表彰したあと、玉美小学校の児童代表3人が「緑のちかい」を元気よく宣誓。また、主催者と来賓がこの日を記念して市の木・クスノキと市の花・ウメを植樹しました。
式典後のステージでは、さまざまなアトラクションが行われ、子どもたちがダンスや合唱を披露し、会場から大きな拍手が送られました。
ほかにもみどり基金のチャリティーバザーや花と緑の展示即売会なども行われ、多くの市民が緑の大切さを考える一日となりました。
今年も大盛況! 市民ふれあい祭りに40万人が来場
今年で32回目を迎えた市民の祭典「東大阪市民ふれあい祭り」が5月10日にふれあい通り会場(近鉄八戸ノ里駅から布施駅北側道路)と花園中央公園会場の2会場で開催され、約36万人の人出でにぎわいました。
祭りを祝福するかのような五月晴れの中、ふれあい通り会場では、午前9時45分にパレードがスタート。数十台のハーレーを先頭に吹奏楽の演奏や幼稚園児のかわいらしい応援団、迫力あるだんじりなど計40団体が通りを盛り上げます。
花園中央公園会場では、ダンスパフォーマンスやコンサート、体力テストなどさまざまな催しがいっぱい。中でも京阪電車の新型車をモデルにしたミニ電車に乗れるコーナーにはたくさんの子どもたちが集まり、家族で楽しむ姿が見られました。
前日に花園中央公園会場で行われた前夜祭では、約3万6000人が河内・江州音頭と花火大会を楽しみ、今年のふれあい祭りも訪れた多くの人の笑顔と熱気にあふれていました。
働くのは私!私自身を見てください
しない させない 就職差別 6月は就職差別撤廃月間
「家族の出身地と職業は」「尊敬する人物を言ってください」「親がいないのはなぜですか」
就職の面接でこのように尋ねることは、本人に責任のないことや自由であることで応募者を判断することになり、就職差別につながります。
採用選考は、応募者の資質や長所を見ることが大切です。また、履歴書などの取扱いは個人の権利利益を侵害しないようにしなければなりません。
府では、6月を「就職差別撤廃月間」と定め、関係機関と連携して啓発事業を実施します。
街頭キャンペーン
近鉄布施駅前でキャンペーンを行います。
とき6月1日(月曜日)午前8時から
就職差別110番
電話やファクス、電子メールで相談に応じます。
とき
- 6月24日(水曜日)から26日(金曜日)午前10時から午後6時=06(6944)6761、ファクス06(6944)6758
- 6月1日(月曜日)から30日(火曜日)=電子メールkoyosuishin-g03@sbox.pref.osaka.lg.jp
問合せ先
- 大阪府雇用推進室 06(6941)0351
- 労働雇用政策室 06(4309)3178、ファクス06(4309)3846
相談してください 6月1日は人権擁護委員の日
全国人権擁護委員連合会は、人権擁護委員法施行日の6月1日を「人権擁護委員の日」と定め、地域での人権尊重を進めています。
「人権擁護委員の日」にちなみ、人権擁護委員が、さまざまな問題・悩みごとなどの人権相談に応じます。
相談は無料で秘密は厳守しますので、気軽にご相談ください。
人権なんでも電話相談
困りごとや悩みごと、心配ごとなど、さまざまな人権相談に応じます。
とき
6月1日(月曜日)から7日(日曜日)午前8時30分から午後7時(土曜日・日曜日は午前10時から午後5時)
相談電話
06(6942)9496
特設人権相談
とき
6月18日(木曜日)午後2時から4時
ところ
夢広場(布施駅前)
問合せ先
社会福祉協議会内人権擁護委員会06(6789)7201、ファクス06(6789)2924
市民人権講座
生き生き人生学 もっとワタシをスキになる
豊かな人間関係を築くために、自分自身を見つめ直してみませんか。
とき・内容
- 6月17日(水曜日)午前10時から11時30分=講演「ありのままの自分を受け入れる」ノンフィクションライター・社納葉子さん
- 7月15日(水曜日)午前10時から11時30分=講演「新たな自分との出会い」プール学院大学教授・中村健さん
ところ
市民会館第5会議室
対象
市内在住、在勤の方
定員
各40人(全回受講できる方を優先)
申込方法
講座名、講座日、氏名、電話番号を6月1日(月曜日)午前9時から電話またはファクス、電子メールで
※手話通訳の希望者は各開催日の5日前までに申し込んでください。
申込み・問合せ先
人権啓発課 06(4309)3156、ファクス06(4309)3823、電子メールjinkenkeihatsu@city.higashiosaka.lg.jp
自分を大切に 人を大切に
中学校1年生(人権作品集)
プルトップを集めて車いす寄贈
大阪府理容生活衛生同業組合布施支部
このほど、大阪府理容生活衛生同業組合布施支部から車いす5台が市立総合病院に寄贈されました。同組合では、大阪で進められている「プルトップを集めて車椅子を贈ろう」運動に取り組み、プルトップ約500万個(3000キログラム)を収集。プルトップで購入することができた車いす5台を市に役立ててもらおうと寄贈を決めたものです。
野田市長は、「大切に使わせていただきます」とお礼を述べ、健康に生活できるまちづくりを進めていくことを約束しました。