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東大阪市

あしあと

    平成22年消防広報 2・3面(テキスト版)

    • [公開日:2015年2月12日]
    • [更新日:2015年2月12日]
    • ID:1586

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    住宅用火災警報器の設置を

    消防法および東大阪市火災予防条例の改正により、すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。

    設置がまだの既存の一般住宅は、来年5月31日までに設置してください。

    既存住宅は来年5月までに

    消防法および東大阪市火災予防条例の改正により、平成18年6月1日から、すべての住宅に住宅用火災警報器(住警器)の設置が義務付けられました。

    ただし、マンション・アパートなどで、自動火災報知設備が設置されている部屋には設置の必要はありませんが、既存の一般住宅は来年5月31日までに設置してください。

    なぜ設置が必要なの?

    住宅火災により、毎年全国で1000人以上の尊い命が奪われています。亡くなった方の多くは、「逃げ遅れ」が原因です。

    しかし、近年の住警器の設置により、早期に火災を発見し「無事に避難できた」「初期消火に成功した」といった奏功事例が報告されています。また、アメリカでは住警器の普及率が90%を超え、火災による被害者が半減したという結果も出ています。

    住警器には、現在、煙式と熱式の2種類の感知器が販売されていますが、本市では、煙式の感知器の設置を義務付けています。通常火災が起こる場合、まず煙が出てから炎が出るので、より早く火災を発見することができ、一般的にも煙式は感知の精度が高いとされているからです。

    設置する場所は?

    設置が必要となるおもな場所は、寝室(就寝に使われるなら子ども部屋なども含む)をはじめ、寝室がある階の階段の上端などです。

    高温の煙は、階段などを伝い上階まで広がるため、下階で発生した煙も感知することができます。

    住宅火災による死者を少しでも減らすため、早めの設置をお願いします。

    防災学習センター 体験して学びませんか

    防災学習センターは、阪神・淡路大震災をはじめとした過去の災害を教訓に、また、近い将来発生すると予想される東南海地震・南海地震に備えて、防災の必要性・重要性を学び、体験できる施設です。

    ぜひ、さまざまな防災の知識を学習していただき、災害に対する日ごろの準備と心構えを身につけましょう。

    利用は無料です。多数の来館をお待ちしています。

    とき
     
    午前9時30分から午後5時(受付は午後4時まで) ※毎週月曜日は休館(月曜日が休日の場合は翌日が休館日)。
     ※車での来場はご遠慮ください。

    ところ
     防災学習センター

    申込方法
     
    10人以上の団体でご利用の場合は事前予約を電話で
     ※個人の予約受付はしていませんが、事前に混雑状況を電話で確認してください。

    申込み・問合せ先

     防災学習センター(稲葉1-1-9) 072(966)9998、ファクス072(966)9990

    ご注意を 消火器の破裂事故

    昨年、消火器の破裂事故が全国で数件発生しました。老朽して腐食した消火器に触ったことが原因でした。

    消火器は、初期消火に非常に有効なものですが、取扱いを誤ると思わぬ事故が発生します。事故を起こさないためにも、消火器の適正な保管と日常的な点検を行い、いざというとき使用できるようにしておきましょう。

    その消火器は大丈夫?

    一般家庭における消火器の設置や点検の義務はありません。しかし、消火器の一般的な耐用年数は5年から8年までとなっています。

    古くなった消火器は使用せず、取扱事業者に点検や廃棄処分を依頼しましょう。さらに、腐食やキズなど異常が発見された場合は、8年以内であっても使用を避けてください。

    定期的に点検を

    容器内の消火粉末は、湿気の多い場所での設置や長期間放置すると、固まる可能性があります。いざ使用するときに消火粉末が出てこない恐れがありますので、定期的に点検しましょう。

    消火器を傾けて耳を近づけ、容器内の粉末がサラサラ動いているかを聞くだけで、予防につながります。ただし、誤って安全ピンを抜かないように、注意して行ってください。

    取扱いの注意点
    消火器の設置場所および点検は、次のことに注意してください。

    • 直接地面に設置しない
    • 水がかかる場所、湿気のある場所に設置しない
    • ときどき点検し、腐食やキズがないか確認する

    消火器の点検や廃棄処分についてなど、くわしくはお問合せください。なお、消防局では、消火器の引取りはしていません。

    問合せ先

     社団法人日本消火器工業会 06(6941)2033
     消防局予防広報課 072(966)9663、ファクス072(966)9669

    救える命を救うために 救命処置を身につけよう

    突然、目の前で大切な人の命の危険を感じたら、あなたは何ができますか?

    救急車は呼びました。救急車の到着時間は、全国平均でも7・7分かかります。

    救急車が到着するまでのわずかな時間でも、あなたにできることがあります。

    救える命を救うために、救命処置を身につけませんか。

    救命処置を身につけよう

    突然のけがや病気に襲われたときに、家庭や職場でできる手当てのことを「応急手当」といいます。病院に行くまでに応急手当をすることで、けがや病気の悪化を防ぐことができます。

    今まで元気だったのに突然心臓や呼吸が止まってしまったというような場合に、近くに居合わせた人ができる命を救うための応急手当のことを「救命処置」といいます。

    心臓や呼吸の止まった人の治療は1分1秒を争い、命の助かる可能性は約10分の間に急激に少なくなっていきます。

    このようなときはまず、「119番通報」してください。

    しかし、救急車が到着するまでには全国平均でも7・7分かかります。この間に、居合わせた人にもできる処置が救命処置の中の「心肺蘇生法」と「AEDの使用」です。

    心肺蘇生法は、胸を強く圧迫する「胸骨圧迫」と息を吹き込む「人工呼吸」を繰り返すことで、止まってしまった心臓や呼吸の動きを助けます。

    AED(自動体外式除細動器)は、心臓に電気ショック(除細動)を与えるための機器で、コンピューターが自動で電気ショックが必要かどうかを判断し、音声メッセージで使用の手順を指示してくれます。

    AEDは簡単に使うことができます

    AEDは、すべての市立保育所、幼稚園、小・中学校、高校と市役所や行政サービスセンターなどに設置されています。また、民間の施設でも設置が進んでいます。

    AEDは、簡単に使うことができ、善意でAEDを使用した際の免責規定は、民事、刑事法とも、悪意や重過失がない限り責任を問われることはない、という見解が厚生労働省より出されています。

    簡単に使えるからこそ、より多くの命を救うことができます。ぜひ、AEDの使用方法を学びましょう。

    救命講習に参加を

    市内の各消防署では、心配蘇生法とAEDの使用方法を中心とした普通救命講習会を定期的に行っています。また、自治会や事業所、近所のグループなどでも、10人以上集まれば、相談に応じて随時実施することもできます。ぜひ、ご相談ください。

    学びませんか

    普通救命講習会

    とき・ところ(予告なく変更する場合があります)

    平成22年
     3月21日(祝日)午後1時から4時・西消防署 3階講堂
     4月12日(月曜日)午後6時から9時・東消防署 2階研修室
     5月8日(土曜日)午後1時から4時・中消防署 5階会議室
     6月20日(日曜日)午後1時から4時・西消防署 3階講堂
     7月12日(月曜日)午後6時から9時・中消防署 防災学習センター
     8月14日(土曜日)午後1時から4時・東消防署 2階研修室
     9月19日(日曜日)午後1時から4時・西消防署 3階講堂
     10月11日(祝日)午後6時から9時・西消防署 3階講堂
     11月13日(土曜日)午後1時から4時・中消防署 5階会議室
     12月19日(日曜日)午後1時から4時・東消防署 2階研修室

    平成23年
     1月17日(月曜日)午後1時から4時・東消防署 2階研修室
     2月12日(土曜日)午後1時から4時・中消防署 5階会議室
     3月20日(日曜日)午後1時から4時・西消防署 3階講堂

    内容(講習時間3時間)

    1. 応急手当の必要性
    2. 人工呼吸と胸骨圧迫の方法(心肺蘇生法)
    3. 大けがのとき、命にかかわる大出血のときに大切な「止血法」
    4. AED(自動体外式除細動器)の使用方法

    申込方法
     各月の担当消防署で受付。受付期間は講習会の1か月前から1週間前まで

    上記の日程以外でも、10人以上集まれば、相談に応じ随時、講習会を開催します。

    また、消防署から職員が出向いて開催することもできます。

    防火管理者講習会

    平成22年度

    第1回
     講習日 5月17日(月曜日)・18日(火曜日)
     申込受付 4月12日(月曜日)から
    第2回
     講習日 8月9日(月曜日)・10日(火曜日)
     申込受付 7月5日(月曜日)から
    第3回
     講習日 11月15日(月曜日)・16日(火曜日)
     申込受付 10月12日(火曜日)から
    第4回
     講習日 来年2月14日(月曜日)・15日(火曜日)
     申込受付 来年1月11日(火曜日)から

    (講習日第1日目) 午前10時から午後4時50分

    (講習日第2日目) 午前10時10分から午後4時50分

    ところ
     消防局4階防災学習センター

    内容
     消防法第8条に定める甲種防火管理者の資格を取得するための講習会

    申込方法
     各消防署の予防担当で受付

    申込み・問合せ先

     受付時間は土曜日・日曜日、祝日を除く午前9時から午後5時30分
     東消防署 東大阪市鳥居町3-3 072(983)0119
     中消防署 東大阪市稲葉1-1-9 072(966)0119
     西消防署 東大阪市御厨栄町3-1-41 06(6788)0119

    救命処置の手順

    心臓突然死の多くは、心室細動と呼ばれる不整脈によって引き起こされるといわれています。

    心室細動からの救命率は、AEDによる除細動が1分遅れるごとに10%程度低下。現場に居合わせたあなたの手で除細動と心肺蘇生をいかに早く実施するかで、救命率が大きく変わるのです。

    1. 肩を叩きながら大きな声で呼びかける。
    2. 大きな声で助けを求める。可能ならばAEDの搬送を依頼する。
    3. あごを上げ気道を確保しながら、呼吸を確認する。胸の動きを目で見て、息の音を耳で聞き、吐息を頬で感じる。正常な呼吸がなければ、直ちに心肺蘇生を開始する。
    4. 人工呼吸を2回行う。胸の動きを見ながら1秒間吹き込む。うまく胸が上がらなくても2回までとする。
    5. 直ちに胸骨圧迫を行う。両乳頭を結ぶ線の中央(胸の中央)を圧迫する。胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返す。圧迫は1分間に100回のペース。
    6. AEDが到着すれば、電源を入れ胸骨圧迫を中断せずパッドを装着する。
    7. パッドを装着すると、電気ショックが必要か心電図の解析が始まる。電気ショックを与えるときは、体に触れないよう操作する人は注意を促す。
    8. AEDの音声メッセージに従って心肺蘇生を再開する。

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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