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あしあと

    保健師からのメッセージ(1歳9か月)

    • [公開日:2019年8月6日]
    • [更新日:2021年10月20日]
    • ID:21934

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    1歳から3歳のお子さんをもつあなたへ

    1歳9か月のころ

    イヤイヤ期のお話

    第一次反抗期とも言われる、イヤイヤ期。大事な“成長の証”でもあります。1歳を過ぎた子どもには、乳児の時にはなかった「自分とその他」という感覚の芽生えがあります。そして、成長とともに、自分の周りへの興味が増し、自分のしたいことや欲しいものが、はっきりとしてきます。さらに、自分でしたい気持ちが増えていきます。そこで、要求や思いを通したくて出てくるのがイヤイヤ期です。
    お父さんが遊ぼうとして持ってきたものが、イヤイヤ・・・
    お母さんが手伝おうとして差し伸べた手が、イヤイヤ・・・
    何をどんなふうにしてあげたらいいのか、悩んで考えて、子育ての大変さを感じるかもしれません。

    「したい!ほしい!食べたい!」

    この頃の子どもは、言葉も表現も思考も上手にできない時期です。さらに、大人のように感情のコントロールや人との関係を築くことがまだまだ難しい時期です。思ったようにできないこと、伝わらないことがあったときには、イヤイヤなどの使える言葉や、泣いたりその場から動かなくなったりして行動で表します。この時期はお父さんやお母さんと一緒に、自分を表現すること、相手の話をきくこと、気持ちを落ちつかせることを練習する時期でもあります。

    対応について
    「聞いているよ」、「わかっているよ」と伝えることで、子どもは親に認められた経験を重ね、気持ちを穏やかにしたり、親を信頼したりすることができてきます。たとえば、「○○したかったね。」など、その時のお子さんの気持ちを代弁してあげてください。また、選択肢を何個か提示して子どもに選ばせ、満足感を与えることも有効です。泣きながらでもがんばって耐えたときや、上手にできたときには、しっかりとほめてあげましょう。


    それでも困った、大変なときには
    終わりがみえないイヤイヤ期に、お父さんもお母さんも、時には行き詰まることがあるかと思います。そんなときには、保健センターへご相談ください。イヤイヤ期はお子さんによって、程度も時期もさまざまです。お子さんに合った関わり方を、一緒に考えましょう。

    遊びのポイント

    この頃のお子さんは、両足跳びに挑戦したり、走ったりできるようになります。お天気の良い日には公園やつどいの広場へ出かけて、からだを動かす遊びを取り入れてみましょう。また、手先の器用さも出てくる時期なので、ぐるぐると丸を描くなどの経験をさせてあげることも大切です。

    予防接種のお知らせ

    麻しん・風しん混合(MR)、水痘(水ぼうそう)の予防接種はおすみでしょうか。麻しん・風しん混合(MR)を受けていないお子さんは、2歳の誕生日の前日までにかかりつけの病院で受けましょう。

    お問い合わせ

    東大阪市役所 健康部 保健所
    東保健センター    電話: 072(982)2603 ファクス: 072(986)2135
    中保健センター    電話: 072(965)6411 ファクス: 072(966)6527
    西保健センター    電話: 06(6788)0085 ファクス: 06(6788)2916
    母子保健・感染症課  電話: 072(970)5820 ファクス: 072(970)5821