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あしあと

    保健師からのメッセージ(1歳)

    • [公開日:2018年2月23日]
    • [更新日:2021年10月21日]
    • ID:21891

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    1歳から3歳のお子さんをもつあなたへ

    1歳のお誕生日おめでとうございます!

    お子さんが家族の一員になって、泣いたり笑ったりの1年間。お母さんやお父さんにとって、この1年はどんな1年でしたか?「ママ」「お母さん」、「パパ」「お父さん」と、まわりから呼ばれたり、自分でそう呼ぶことにはもう慣れましたか?
    お子さんをたくさん抱っこし、慣れない育児をがんばってこられたことと思います。お子さんの1歳は、お母さんやお父さんが、「ママ」「パパ」になった1歳でもあります。お母さんもお父さんも、この1年間よくやったと自分をほめてあげてくださいね。

    1歳からの予防接種

    1歳前には予防接種がひと段落し、健診の回数も少なくなるため、1歳以降の予防接種はついつい忘れがちになってしまいます。
    1歳からのワクチン再デビューで、ワクチンで防げる病気からお子さんを守りましょう!

    1歳になって新しく接種するワクチン

    《定期接種》

    麻しん・風しん混合(MR)、水痘(水ぼうそう)のワクチンがあります。
    麻しん(はしか)は感染力が極めて強いウイルスが原因の感染症で、予防が重要になります。風しんは、妊婦が妊娠初期にかかると先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれる可能性があり、将来のことを考えると大切なワクチンです。
    また、水ぼうそうは、現在も幼稚園などでよく流行する病気で、かかると感染防止のため1週間以上休まなくてはいけなくなります。

    《任意接種》

    おたふくかぜワクチンがあります。
    おたふくかぜは任意接種のため、接種は自己負担になりますが、こちらもよく流行する病気であり、感染することで無菌性髄膜炎や難聴になるおそれもあります。

    1歳のころの遊び

    1歳の子どもは、全身を使った動作ができるようになります。全身のバランスがとれるようになり、からだをコントロールできるようになっていきます。また、つかむ、握る、つまむ、といった指先の動きも上達します。言葉も覚え始め、興味や関心の対象も広がり、外で遊びたがるようになります。
    探究心も冒険心も旺盛になって、遊びがいたずらになるのもこの時期です。遊びの広がりは、子どもの成長の証です。「ダメ!」「あぶない!」と言いたくなる気持ちを抑えて上手に遊びをリードしてあげられるといいですね。

    ママ竹馬

    子どもの後ろにおとなが立って手をつなぎ、おとなの足の甲に子どもの足を乗せて「いち、に、いち、に」と歩きます。
    感覚的に歩くことを体験できる、子どもが大好きな遊びです。

    どっちの手かな

    おとなの片手に小さなおもちゃを隠すように持ち、どちらの手にあるか当ててもらう遊びです。
    最初はわざとおもちゃが少し見えるように持ちましょう。
    慣れてきたらルールがわかってきます。
    当たったらたくさんほめてあげると、達成感も満足感もアップします。繰り返し遊ぶことで思考能力がついてきます。

    おもちゃ遊び

    生後6か月ごろから、ママ以外の人が近づくと機嫌が悪くなったり、こわばった表情になります。これは1番近くにいてお世話してくれるママとそれ以外の人との区別がつくようになったこと、愛着関係ができた証拠です。ママ以外の人がいると大泣きすることもあり、困ることもあると思いますが成長が順調な証拠です。人見知りが始まると後追いも現れてきますが、程度には個人差があります。ママにとっては、どこにでもついて来ることがストレスに感じることもあると思います。手のかかる時期ですが、成長すればママが戻ってくることを理解して待てるようになります。
    赤ちゃんから離れる時は「待っててね」と声をかけ、戻って来た時は声をかけ抱きしめてあげましょう。言葉は分からなくても、成長に伴いママが戻ってくることを理解できるようになります。他にもママが離れる時はお気に入りのオモチャを渡したり、おんぶ紐を活用しながら家事をするのも良いと思います。ママは疲れやすい時期なので、家事は最低限にしてママが休息する時間をつくってください。

    おもちゃ遊びは、子どもの道具を使いこなす知恵の発達を促すツールです。
    たとえば、キッチンセット。ついこの間まで魚焼き器を引っ張り出すだけだった子どもも、引っ張り出したら今度は入れるという動作ができるようになります。
    積み木遊びでは、この間までは積んだ積み木を壊すだけだった子どもも、今は小さな積み木も積めるようになってきています。「壊しちゃだめ!」とガードしなくても大丈夫です。壊してもいいことがわかると、積んで壊すを繰り返しながら、器用になった手先をフルに使いこなせるようになっていきます。

    お問い合わせ

    東大阪市役所 健康部 保健所
    東保健センター    電話: 072(982)2603 ファクス: 072(986)2135
    中保健センター    電話: 072(965)6411 ファクス: 072(966)6527
    西保健センター    電話: 06(6788)0085 ファクス: 06(6788)2916
    母子保健・感染症課  電話: 072(970)5820 ファクス: 072(970)5821