市政だより 令和3年3月1日号 別紙2・3面(テキスト版)
令和2年の火災概況
たばこが原因のトップに!
- 1位 たばこ
- 2位 こんろ
- 3位 放火(疑いを含む)
令和2年の火災概況がまとまりました。火災件数は152件で令和元年より5件減少しています。依然として火災件数の約7割が建物火災で、さらにその6割が住宅で発生しています。
原因別では、たばこ火災がトップになっています。たばこの吸い殻などの処理は適切に行いましょう。
前年との比較
火災件数
- 令和2年
- 152件
- 令和元年
- 157件
種別
- 建物
-
- 令和2年
- 110件
- 令和元年
- 111件
- 車両
-
- 令和2年
- 12件
- 令和元年
- 18件
- 林野
-
- 令和2年
- 0件
- 令和元年
- 0件
- その他
-
- 令和2年
- 30件
- 令和元年
- 28件
死者
- 令和2年
- 3人
- 令和元年
- 4人
負傷者
- 令和2年
- 29人
- 令和元年
- 23人
※速報値のため変動することがあります。
市内で発生した火災の出火原因の1位がたばこで26件、2位はこんろで21件、3位は放火(疑いを含む)で19件でした。
たばこ火災に限らず、火災原因のほとんどは油断からくるものです。「いつもしているから」「これくらいなら大丈夫」など、気の緩みから火災が発生します。大切な人や物を失ってから後悔しても遅いです。普段から気をつけることで、火災を大幅に減らすことができます。
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- 予防広報課
減らそう!
たばこ火災
たばこ火災は全国的にも常にトップ3に入っています。喫煙者は減っているのに、たばこ火災は減っていません。原因は、単純な吸い殻の不始末です。灰皿の代わりに、空き缶やペットボトル、段ボールやビニール袋などの燃えるものに吸い殻を入れたり、灰皿に溜まった吸い殻を水につけずにもみ消した後すぐにごみ箱やごみ袋に入れたりすることが大きな要因になっています。
しっかり火が消えているか確認し、不安なときはいったん水につけるなど、確実に火を消してから捨てるようにしましょう。喫煙者のマナーの低下がたばこ火災を増加させています。たばこを吸う人は、今一度、自覚をもって取り扱ってください。
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- 予防広報課
ご活用ください
放火火災発生マップ
市ウェブサイトでは、市内で発生した放火または放火の疑いがある火災を公開しています。
放火を防ぐには、放火させない・放火されない環境づくりに取り組むことが大切です。日頃から地域で協力して、放火を防ぎましょう。
※放火が原因でも事件性があるものや、プライバシーにより公開しないものなどがあるため、各種統計とは件数が異なります。
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- 予防広報課
春に多い山火事!
みんなで守ろう生駒山
気軽に自然を感じることができる生駒山は、市民の貴重な財産です。しかし、山火事は一瞬にして貴重なみどりを灰に変えてしまいます。
秋から冬の間に落ち葉や枯草がたまり、空気が乾燥していることに加え、暖かくなるとハイキングなどで入山者も多くなることから、春によく山火事が発生しています。
新型コロナウイルスの影響で入山者が増加
昨年は新型コロナウイルスの感染防止のため、新鮮な空気を求めてハイキングをする人が急増し、ハイキングコースが密状態となりました。密状態になると、山火事の危険性が高まります。
山火事
原因1位はたばこ
過去に本市で発生した山火事の原因1位はたばこです。吸い殻のポイ捨てや歩きたばこは絶対にやめましょう。
早期発見にご協力を
市消防局では、5月5日まで特別警戒期間としてパトロールなどを強化しています。山から上がる不審な煙を見つけたときは、迷わずに119番通報をお願いします。
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- 警備課
救急件数が減少!
引き続き、救急車の適正利用にご協力を
令和2年の救急出動は2万9356件、搬送者は2万5992人と令和元年より減少しました。
救急車は、急病人や負傷者などを緊急に病院に搬送するためのものです。市内では11隊の救急車がフル稼働し、現場から最も近い救急車が出動しています。
本来救急車の必要のない傷病者に救急車が出動しているときに、命にかかわる傷病者が発生すると遠くの救急車が出動することとなり、到着が遅れ、救える命が救えなくなってしまう恐れがあります。救える命を救うため、救急車の適正利用に理解と協力をお願いします。
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- 警備課
救急の合言葉はTRY! T適正 R利用 Yやろうよ!
「ラグビーのまち東大阪」の救急は、TRYを合言葉に救命率向上のため適正利用を呼びかけています。
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- 警備課
呼ばないだけが適正利用じゃない!
不要不急の救急要請を控えるだけが適正利用ではありません。緊急の症状を見逃さず、すぐに救急車を呼ぶことも大切な適正利用です。「多量の出血がある」「呼吸や意識状態が悪い」「急に激しい頭痛が始まった」などの症状は、すぐに119番通報をしてください。
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- 警備課
迷ったときは#7119
救急車を呼ぶべきか迷ったときは、救急安心センターおおさか(#7119)をご利用ください。病気やケガの緊急性に関する相談と症状に応じた救急病院の案内を行っています。緊急性の高い相談は、消防機関につないで救急車を出動させます。
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- 警備課
心肺停止とその疑いのある救急要請
救急現場に消防隊も出動します!
昨年10月1日から心肺停止および心肺停止を疑う救急要請に対し、救急車とあわせて消防車を出動させています。救急車が到着するまでの間、先に消防車で到着した消防隊員が、AED(自動体外式除細動器)による除細動などの救命措置を迅速かつ確実に行うことで救命効果を高め、一人でも多くの命を救うことを目的としています。
救急車を呼んだのに消防車が来ても驚かず、理解をお願いします。
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- 警備課
住宅用火災警報器
定期的に点検・10年を目安に交換を!
就寝中に発生した住宅火災で多くの人が亡くなっています。平成18年から住宅用火災警報器の設置が義務化されましたが、古くなると電池の消耗や部品の劣化で正常に感知しないことも考えられます。いざというときに適切に作動するよう、定期的に点検し、10年を目安に交換しましょう。簡単に点検ができます。アラームが鳴れば正常です。
市消防局では連動型住宅用火災警報器をすすめています。連動型は、火災を感知した警報器と連動設定している全ての警報器が警報を発します。
詳しくは市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
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- 予防広報課
連動型住宅用火災警報器の事例紹介
居住者が2階のリビングにいると、警報器が鳴った。警報器は昨年、取り替えた連動型のものでした。「他の部屋で火事です」と知らせてくれたので、3階の部屋で電気ストーブの上に衣類がかぶさり燃えているのを発見し、水をかけて消火。燃え広がる前に発見できて、被害を最小限に抑えることができた。
詳しくは市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
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- 予防広報課
その建物(テナント)は大丈夫!?
知らない間に消防法違反かも
知らなかったでは、済まされない
消防署と事前相談をしないまま、工場や倉庫などの増改築や改装、テナントの入居・入替えなどを行った場合、消防法違反となり、消防の定期検査時に改修や改善を指導されるケースが多発しています。
消防署への事前相談や届け出なく建物の使用を開始すると、消防法違反に気づかず、従業員や顧客を危険な建物へ招き入れることになります。安全と安心のためにも、新たに消防用設備の設置が必要かなどを消防署に相談し、届け出が必要な場合は提出してください。
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- 予防広報課
消防法違反対象物を公表しています
消防法令の重大な違反にあたる建物の情報を公表しています。対象は、飲食店・物品販売店やスーパーマーケットなど不特定多数の人が利用する建物や、病院・福祉施設など自力での避難が難しい人が利用する建物です。
詳しくは、市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
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- 予防広報課
消防法違反の是正および
未然防止に向けた連携協定を締結
昨年11月16日、市消防局防災学習センターで、消防法違反の是正および未然防止に向けた連携協定の締結式を行いました。
近年、正規の手続きをとらずに建物の増改築などを行うことで、消防用設備である自動火災報知設備などが未設置となる、消防法違反建築物が増加傾向となっています。この現状を打開するため、公益社団法人 大阪府建築士会と一般社団法人 大阪府建築士事務所協会の協力を得て相互に連携して違反是正を推進し、市民生活の安全確保に努めます。
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- 予防広報課