市政だより 令和2年4月15日号 12面(テキスト版)
Town Topics
Higashiosaka City
若者のライフスタイルの“ワガママ”をかなえる
シティプロモーション動画が完成
市では、このほど多くの人に市の魅力を知ってもらい、居住地として東大阪市を選んでもらうためのシティプロモーション動画「ワガママでいこう、東大阪市」を作成しました。
この動画は、全国的な人口減少が進む中、東大阪市での定住促進を図るため、20代~30代の若者向けに作成したもので、ラグビーワールドカップ2019日本大会で盛り上がった市花園ラグビー場前で、結婚を間近に控えた主人公2人の住みたいまちを巡るストーリーが繰り広げられます。
動画には、市にゆかりのある元ラグビー日本代表の大西将太郎さんやSKE48の斉藤真木子さんもゲスト出演。都会も自然もどちらも捨てがたい、そんな若者のライフスタイルのワガママをかなえるまち、東大阪市の魅力を発信しています。
5分でまとめられた動画は、市ウェブサイトやYouTubeで視聴できます。ぜひご覧ください。
- 問合せ先
- 企画課 06(4309)3101、ファクス06(4309)3826
子ども用マスク1万枚
市内企業株式会社福西衛材から寄贈
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、マスクの品薄状態が続いている中、医療用の衛生消毒材料などの卸売を行っている市内企業株式会社福西衛材から子ども用マスク約1万枚が寄贈されました。
3月13日、同社代表取締役の福西由宗さんが市役所を訪れ、マスクの寄贈式が行われました。
同社では、非常時には大人用より子ども用のマスクが不足することから、普段から災害用に子ども用のマスクを備蓄していたとのことです。
福西さんは、「市内の子どものために使ってください」と話し、野田市長は「マスクが手に入りにくい状況で本当にありがとうございます」と感謝の意を述べました。
なお、今回寄贈されたマスクは、市内の認定こども園・保育園などに配布しました。
故・張忠儀さんの作品寄贈に対し
市民美術センターで感謝状を贈呈
このほど、平成28年11月に亡くなられた本市在住の画家・張忠儀さんの遺族から作品5点を市へ寄贈いただき、3月25日、感謝状を贈呈しました。
張さんは昭和22年に京都市で生まれ、12歳のころ東大阪市に移り住みました。昭和50年~51年には、独立展独立賞を受賞したほかさまざまな賞を受賞。全国的な美術団体、独立美術協会の若手洋画家として注目されました。
作品には人間の心の奥深くに潜む暗く重い情念が描かれています。息子の張公さんは「父の作った作品をたくさんの人に見て楽しんでもらいたい」と話していました。
恩智川に広がる黄色いじゅうたん
菜の花が満開に
3月末、市の東部を南北に流れる恩智川で菜の花が見頃を迎えました。
近鉄東花園駅の前を流れる恩智川の両岸にはおよそ8キロメートルに渡って菜の花が咲き誇り、通りがかる市民らは春の訪れを感じていました。
この菜の花は15年ほど前、恩智川の水質浄化に取り組む市民団体によって、種まきが行われたことから始まりました。現在では東花園、新池島、玉串町東第1・第2自治会や多くの地域の方が参加する清掃活動の際に、毎年種をまいて育てています。
こうした取組みにより、ごみのないきれいな恩智川に今年も黄色いじゅうたんが広がり、市民の心を和ませていました。