市政だより 平成28年11月1日号 8・9面(テキスト版)
11月は児童虐待防止推進月間
さしのべて あなたのその手 いちはやく
虐待かも?連絡は義務です
あの子が虐待を受けているかもしれない――。あなたの連絡で救われる子どもがいます。
子ども虐待が、子どもの心身の発達や人格の形成にどれほど大きな影響を与えるでしょうか。どうか関心を高めてください。
- 問合せ先
- 子ども見守り課 06(4309)3197、ファクス06(4309)3817
子ども虐待に関する相談件数は年々増加しており、昨年1年間では大阪府内で1万427件(速報値)の相談が寄せられています。
より早く虐待に気づき支援につないでいけるよう、市では11月の児童虐待防止推進月間にあわせて、講演会やキャンペーンなどを行います。また、期間中は市役所本庁舎7階子ども見守り課、保健センターで、子ども虐待防止の願いを込めた「オレンジリボン」の配布や子ども虐待に関する展示も行います。8日(火曜日)・9日(水曜日)は市役所本庁舎1階多目的ホールでも展示をします。
期間中のイベント
子育て講演会
えじそんママのHappy子育て
「可能性を心から信じて」をテーマに、3児の母である「えじそんママ」代表の岩室智子さんが、実際の子育ての中で数々の失敗をしながらつかんだ子育てのコツを中心にお話しします。
- とき
- 11月25日(金曜日)14時~15時30分
- ところ
- イコーラム(男女共同参画センター)
- 定員
- 200人(申込先着順)
- ※保育(定員30人で要予約)と手話通訳あり。
- 申込方法・申込み先など
- 行事名、住所、氏名(ふりがなも)、年齢、電話・ファクス番号と保育の要否を電話またはファクスで
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 子ども見守り課 06(4309)3197、ファクス06(4309)3817
街頭キャンペーン
啓発グッズを配布します。
- とき
- 11月1日(火曜日)8時から
- ところ
- 近鉄瓢箪山駅・八戸ノ里駅・布施駅
- 問合せ先
- 子ども見守り課
オレンジリボンウォーキング
保健・福祉・教育関係者や民生委員の皆さんといっしょにオレンジリボンの普及啓発をするウォーキングに参加しませんか。
- とき ところ
-
- 11月15日(火曜日)=瓢箪山商店街周辺
- 17日(木曜日)=若江岩田商店街周辺
- 22日(火曜日)=近鉄河内小阪駅周辺
- いずれも16時30分から
- 申込方法・申込み先など
- 行事名、住所、氏名(ふりがなも)、年齢、電話・ファクス番号と参加希望日を電話またはファクスで
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 子ども見守り課
光のスクラム
子育てについて考える
市民からの疑問や質問についてコーディネーターとパネラーがパネルディスカッションします。
- とき
- 11月12日(土曜日)14時30分~16時30分
- ところ
- 夢広場(布施駅前)
- 対象
- 市内在住の方
- 定員
- 174人(申込先着順)
- 内容
- 児童養護施設の現状、市の子育て支援策、子育ての不安や虐待のボーダーラインなど
- ※保育あり(要予約)。
- 申込方法・申込み先など
- 行事名、住所、氏名(ふりがなも)、年齢、電話・ファクス番号と保育の要否をファクスで
- ※一般社団法人東大阪青年会議所ウェブサイトからも申込み可。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 一般社団法人東大阪青年会議所 06(6722)4000、ファクス06(6725)5336
- 問合せ先
- 子ども家庭課 06(4309)3194、ファクス06(4309)3817
もしかして虐待?
必ず連絡してください
子ども虐待には、身体的虐待やネグレクト(著しい放置)、性的虐待、心理的虐待があり、虐待にあたるかどうかは保護者の意向にかかわらず全て子どもの視点で判断します。
それらの苦痛を受けている子どもが自分から助けを求めることは困難です。虐待のシグナルに気づいたときは、虐待ではないかもしれなくても速やかに児童虐待通告窓口へ連絡してください。
あなたの連絡が子どもを助けることにつながります。また、子育てに苦しんでいる保護者が支援を受けるきっかけにもなります。
地域全体で虐待から子どもたちを守っていきましょう。
見逃さないで!虐待のシグナル
- 不自然な外傷(打撲、火傷など)が見られる
- 衣服が汚れている、元気がなく表情が暗い
- 虚言、万引き、家出などの問題行動を繰り返す
- 年齢にそぐわない性的な言動が見られる
- 保護者が長期不在でいつも子どもだけでいる
- 登校せず、食事を与えられていない
- 大声が聞こえ、暴力を振るわれている様子が感じられる
児童虐待相談・通告先
- 児童相談所全国共通ダイヤル
- 189(いち・はや・く)
- 東・中・西福祉事務所家庭児童相談室(9時~17時30分)
- 東=072(988)6619、ファクス072(988)6671
- 中=072(960)9274、ファクス072(964)7110
- 西=06(6784)7982、ファクス06(6784)7677
- 大阪府東大阪子ども家庭センター
- 06(6721)1966、ファクス06(6720)3411
- 06(6721)5336〈通告専用・児童虐待110番〉
- 072(295)8737〈夜間、休日〉(平日17時45分~翌日9時。土・日曜日、祝休日24時間)
子育て相談ダイヤル
072(961)0178(24時間365日)
虐待は特別な家庭の問題ではありません。さまざまなストレスによって心のバランスが崩れると、どの家庭でも虐待につながる恐れがあります。子育てには不安や悩みがつきものです。一人で抱え込まないで、家族や友人、相談窓口(保健センター、家庭児童相談室、子育て支援センターなど)または子育て相談ダイヤルに相談してください。
にんしんSOS
思いがけない妊娠に悩んでいる方へ
思いがけない妊娠に悩んでいませんか。決して一人で悩まないでください。
府立母子保健総合医療センターが運営する「にんしんSOS」では、思いがけない妊娠などに悩む人の気持ちに寄り添い、希望に応じて必要な正しい情報をお伝えします。また場合によっては、続けてサポートが受けられるように適切なサービスや別の相談窓口の紹介もします。電話またはEメールでご相談ください。相談は無料で、秘密はずっと守られます。
- 相談日時
- 電話での相談は月曜日~金曜日10時~16時(祝休日を除く)
- 電話番号
- 0725(51)7778
- ※パソコン・携帯電話の場合「にんしんSOS 大阪」で検索してください。
- 問合せ先
- 母子保健・感染症課 072(960)3805、ファクス072(960)3809
人権標語
- 小学校6年生(人権作品集)
- 愛されて 生まれてきたよ このいのち
12月から養成研修を実施
子育て支援員の活用を始めます
市では当面の間、保育士に代わって保育園や認定こども園などで働くことができる子育て支援員の活用を始めます。
子育て支援員とは、保育園などの子育て支援施設で働きたい方を対象に開校される養成研修を受講し、修了した方に自治体が認定するものです。
本市では、保育施設で働きたい方を対象に、地域型保育(地域型保育および一時預かり)コースの養成研修を12月から実施します。座学研修6日間と実地研修4日間の計10日間を予定しています。
詳しくは、11月8日(火曜日)以降の市ウェブサイトまたは次号の市政だよりをご覧ください。
- 問合せ先
- 子ども子育て室施設指導課 06(4309)3201、ファクス06(4309)3817
青少年健全育成強調月間
健やかに育つまちづくり
本市は未来を担う青少年が健やかに育つまちづくりを進めていくため、昭和60年11月に「青少年健全育成都市」を宣言しました。また、毎年11月を青少年健全育成強調月間として、さまざまな事業を実施しています。
ダンスフェスタ
青少年が日頃の練習の成果を発表します。
- とき
- 11月6日(日曜日)13時から
- ところ
- ユトリート東大阪
- 問合せ先
- 青少年スポーツ室 06(4309)3281、ファクス06(4309)3835
青少年健全育成都市宣言
あすの社会を担い、未来の平和と繁栄を築くものは青少年です。
青少年が誇りと責任を自覚し、たくましく健やかに成長することは、市民すべての願いです。
この願いを実現するため、青少年自らの努力を期待するとともに、家庭、学校をはじめ地域社会が一体となり、市民の総力をあげて青少年が健やかに育つまちづくりをすすめることを決意し、本市を「青少年健全育成都市」とすることをここに宣言します。
昭和60年11月1日
市立障害児者支援センター
愛称「レピラ」に決定
来年4月にオープン予定の「東大阪市立障害児者支援センター」の愛称を募集したところ、多数の応募をいただき、ありがとうございました。選考の結果、吉田本町在住の森暁子さんが考案した「レピラ」に決定しました。
レピラとはパワーストーンのレピドライト(雲母の一種)に由来します。光を受けてキラキラと輝くのが特徴の天然石。石言葉は変革、希望、精神の安定などで、新しいことに挑戦するときに身に付けると良いとされています。このセンターが市民の皆さんに親しみ愛される施設となるよう、また利用者が希望をもって目標にチャレンジする手助けができる施設となるように願いが込められています。
市立障害児者支援センターは、乳幼児期から成人期までライフステージに応じて一貫した支援を行うことにより、障害児者の福祉の増進と健康の保持を図ることを目的とした施設です。
- 問合せ先
- 子ども家庭課 06(4309)3194、ファクス06(4309)3817
わだい
楽しく学んで
ECOファミリーフェスタに2,000人!
環境に関するさまざまなテーマについて楽しく学ぶECOファミリーフェスタを10月2日、市役所本庁舎で開催しました。親子連れなどおよそ2,000人が訪れ、大盛況となりました。
当日はさまざまな団体や企業、大学、行政が合計25のブースを出展。特に、ダンボール大相撲やダンボール迷路、エコドライブシミュレータ、エコクイズなどの体験コーナーにはたくさんの子どもたちがチャレンジし、楽しみながら地球にやさしい暮らし方への関心を深めていました。
また、市民から提供された“不用だけれど捨てるのはもったいない”子ども服や食器などが並ぶ不用品リユース(持ち帰り)コーナーも設けられ、たくさんの市民らでにぎわっていました。
デザインと技術の融合を国内外に発信!
東大阪デザインプロジェクト 国際見本市に出展
大阪南港ATCホールで10月12日から3日間開催された国際見本市「LIVING&DESIGN2016」に、東大阪デザインプロジェクト参加企業の製品を出展しました。
市では、世界的工業デザイナーの喜多俊之さんをアドバイザーに迎えて、市内企業の高い技術力とデザインを融合させることで、付加価値の高いオリジナル製品を生みだす「東大阪デザインプロジェクト」を進めています。
この「LIVING&DESIGN」は、住空間を創りあげる多様な商材が国内外から集うイベントで、今年はアメリカやイタリアなど、海外6か国33社が出展し、国内の企業とあわせて142社が参加しました。
東大阪市の展示ブースには、伝統的なヘラ絞り技術でデザインされたユニークなフォルムの照明や、限られた空間でもたっぷりと物が納められる棚など、5社5製品を出展。訪れた業界関係者や学生らは、担当者による製品の説明を熱心に聞いていました。