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東大阪市

あしあと

    市政だより 平成27年12月15日号 6・7面(テキスト版)

    • [公開日:2015年12月10日]
    • [更新日:2015年12月24日]
    • ID:16492

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    新たな挑戦!! 市民とともに東大阪の未来を創る

    11月27日、平成27年第4回定例会で野田市長が所信表明を行い、3期目となるこれから4年間の市政運営への決意を語りました。

    あらましは、次のとおりです。

    なお、所信表明全文は市ウェブサイトに掲載しています。

    問合せ先
    企画室 06(4309)3101、ファクス06(4309)3826

    平成27年第4回定例会 所信表明
    市長 野田義和

    9月27日に行われた市長選挙の結果により、東大阪市長として3期目の市政運営にあたらせていただくこととなりました。

    私のこれまでの2期8年は、市政マニフェストを軸として、市民の皆さまとの約束をスピーディーかつ着実に実行に移してきました。

    特に、ラグビーワールドカップ2019日本大会の花園への誘致成功は、議会の皆さまをはじめ、市民並びに関係者との長年の努力が結実し、この上ない感激を分かち合うことができました。日本大会の経済効果は、4200億円と発表されています。このことから、花園開催が千載一遇の好機であると考え、モノづくりなどをはじめとする本市の魅力を全国、全世界に発信し、あわせて本市の経済活性化につながるよう努めていきます。

    私は、平成19年の初当選以来、3つの改革と5つの基本政策を市政マニフェストとして一貫した姿勢で市政改革とまちづくりに邁進してまいりました。

    第2期市政マニフェストでは、全147項目中、144項目について実施・一部実施などの高い評価としていますが、実施に至らなかったものについては、引き続き3期目での達成をめざすとともに、実施できた項目についてもこれらの成果を礎としながら、今後さらに迅速に、かつ着実に施策の展開を図っていきます。

    3つの改革

    市役所を変える

    「行財政改革プラン2015」の着実な推進を軸として、財政規律の確保を図るとともに、民間のノウハウや資金を活用した公共施設の整備コストなどの削減やマイナンバー制度を活用したワンストップ窓口の設置、新たな職員人事評価制度の構築など、市民の目線に立った行財政改革を不断の努力で進め、市民に役立ち、市民から信頼される市役所の実現を図っていきます。

    学校を変える

    今年度から始まりました総合教育会議において、教育行政に関する大綱を策定したところです。この大綱の内容を含めた具体的な施策にあたる(仮称)東大阪市教育施策アクションプランの策定を進め、本市の特色ある教育が実現できるよう努めます。

    地域を変える

    元気な地域をつくっていくためには、市民一人ひとりが想いと夢を共有して、自らの地域を自らの手でつくりあげていくことが必要です。そのため、「まちづくり意見交換会」を開催し、「自分たちのまちは自分たちでつくる」活動を積極的に支援してきました。

    今後は、これまでにいただいた意見や培われてきた自治意識の向上の気運を踏まえつつ、さらに丁寧な議論を積み重ね、地域課題を地域が自ら考え、解決に向けた取組みを実行できる仕組み、地域の声をより的確に市政に反映させることができる仕組みである東大阪市版地域分権制度の確立をめざしていきます。

    5つの基本政策

    安全安心なまちづくり

    市民の生命・財産を守り、安心して生活を送っていただく環境をつくることは政治の要であり、自治体の最も重要な使命です。

    今後は、公共施設の耐震化を進めるとともに、街頭犯罪の撲滅、土砂災害防止対策、自転車マナーの向上などについても、関係諸機関と連携し、災害に強く、安全なまち東大阪市の実現をめざしていきます。

    暮らしやすいまちづくり

    東大阪市に住んでよかった、暮らしてよかったと感じていただくため、「子育て」「くらし」「にぎわい」を軸に、広い視野から施策を進めてきました。

    今後は、「安心して子育てできるまち」「交通利便性の高い快適なまち」をめざしていきます。さらに、ラグビーワールドカップ2019の開催に向け、市花園ラグビー場や周辺整備を進めます。

    人に優しいまちづくり

    子どもや高齢者、障害のある人など、全ての市民が安全に、快適に、希望をもって生活できる地域社会をつくっていくことが行政の使命であると考え、数々の福祉施策を推進してきました。

    今後は、地域包括ケアシステムの構築の推進や介護老人福祉施設の整備、地域包括支援センターの増設と相談支援体制の強化などを進めるとともに、障害児者支援拠点施設の建設、バリアフリーのまちづくりを進めることなどにより、人を支え、希望を育てる先進福祉のまちをめざしていきます。

    健康に生活できるまちづくり

    「健康トライ21」の推進を軸として、生活習慣病の予防事業やがん検診の充実など、予防重視型の健康施策を進め、また、子ども医療費助成制度の拡充などの取組みを進めてきました。

    今後は、この観点をさらに一歩進め、身体も心もいきいきと豊かな生活ができるよう、疾病予防はもちろん、芸術・文化、スポーツの支援に取り組んでいきます。

    また、環境施策については、「東大阪市みんなで美しく住みよいまちをつくる条例」を制定し、市民や事業者の方々と協働で推進しているところです。今後は、空き地や空き家に対する取組みについても進めるなど、ごみのないきれいなまちをつくっていきます。

    中小企業が元気なまちづくり

    中小企業は、地域経済を支える本市の重要な存立基盤であり、産業を活性化させ、市民の雇用やまちのにぎわいを創出する源です。中小企業の隆盛、モノづくりの繁栄なくして、本市の活性はありません。私はこの認識に立って、今後ともこれまでの施策をより力強く推進するとともに、市内製造業が取り組む最先端・成長分野の技術開発の支援や市内大学生と市内企業の就職マッチング、若年者や子育て主婦などの就職支援など、産業支援と人材の育成、環境整備に取り組んでいきます。

    最後に

    今後日本は、全国的な規模で人口減少時代を迎えることになります。本市は、昭和42年に誕生して間もなく、人口が50万人を超え、以後半世紀にわたって、繁栄と発展を続けてきました。この先人たちが積み重ねられた歴史と創りあげられてきたまちは、私たち市民が誇るべき財産であり、50万人都市の矜持をもって、未来に向かわなければなりません。また、本市は、関西の中心地にあり、鉄道、道路交通の要衝にあります。人、モノ、お金、情報が集まる無限の可能性をもつ都市です。

    本市名誉市民の故塩川正十郎氏は、まちづくりにあたっては、現場からの声が大切である旨を説かれていました。これは、市民一人ひとりがもつたくさんの夢や願いを行政が感じ、受け取り、そして実現させていくことだと、肝に銘じております。

    皆が夢をもって暮らせるまち東大阪。その一つひとつがカタチとなって世界に羽ばたく。豊かな暮らしと、モノづくりの活気が共生するまち東大阪。そしてそれを、明日につなぐ人づくり。再生、創造、そして未来へ。私は、新たな挑戦をはじめます。

    近畿大学吹奏楽部
    全日本コンクールで金賞

    10月に札幌市で行われた「全日本吹奏楽コンクール」で金賞を受賞した近畿大学吹奏楽部の部員らがこのほど、市役所を訪れ野田市長に受賞の喜びを報告しました。

    昭和42年に創部された近畿大学吹奏楽部は、同コンクールに31回出場し、金賞を20回獲得するなど、その演奏力は全国でもトップクラス。また、ふれあい祭りのパレードへの参加や市内の中学生らへ技術指導など、地域を盛り上げる活動にも積極的に取り組んでいます。

    野田市長が「伝統を引き継いでの金賞おめでとうございます。市民の皆さんに上質な音楽を提供できるような機会をいっしょにつくっていきたいですね」と話すと、部長の角谷晃司さんは「いつでも声をかけてください」と笑顔で応じていました。

    医師会とともに市民を守る
    災害時医療協定を締結

    大地震や風水害などの災害発生時に、市民の生命と健康を守るために市と市内三医師会はこのほど「災害時医療に関する協定」を締結しました。

    この協定では、大規模災害時などに、災害現場付近には応急救護所を、避難所には医療救護所を市が設置し、医師会は市の要請に応じてこれら救護所へ医師を派遣することとされています。また、医療が必要な市民に救護所や医療機関の情報を効果的に伝えるため、市と医師会が緊密に連携し、開院している医療機関の情報を共有することなども取り決められています。

    11月26日に行われた締結式では、野田市長、枚岡医師会会長の大久保芳明さん、河内医師会会長の津森孝生さん、布施医師会会長の中西忍さんが協定書に署名。津森さんが「市と連携して、災害時の対策や対応を進めていきたい」と話すと、野田市長は「日頃からシミュレーションを重ね、いざというときに格段の力を発揮できるようにしていきましょう」と協定締結への期待を述べました。

    問合せ先
    地域健康企画課 072(960)3801、ファクス072(960)3806

    ラグビーFunふぁんFan
    ワールドカップがやってくる!in HANAZONO

    市政だよりでは毎月15日号に、ラグビーファン(fan)を増やし、楽しむ(fun)ためのコラムを掲載します。

    第9回

    全国高校ラグビー大会12月27日開幕
    全国の強豪校が“花園”に集結

    全国高校ラグビーフットボール大会が12月27日(日曜日)、東大阪市花園ラグビー場で開幕します。

    前回大会優勝で大会連覇を狙う東福岡高校を筆頭に、予選を勝ち抜いた強豪校が花園に集結します。出場回数最多を誇る天理高校は、今大会でなんと62度目。ラグビーワールドカップ2015イングランド大会で活躍した五郎丸歩選手の母校でもある佐賀工業高校も出場します。

    また、第95回の記念大会として迎える今大会は、出場校が例年の51校から4校増え、55校となっており、その4校は各地の予選大会で決勝まで進むも、惜敗した実力校ばかりです。

    大阪府からは、東海大学付属仰星高校、大阪桐蔭高校、常翔学園高校の3校が出場します。この3校は、全国高校ラグビーフットボール大会や全国高校選抜ラグビーフットボール大会での優勝経験がある強豪校です。

    今大会は出場校も増え、例年よりもさらに熱い戦いが繰り広げられます。ぜひ、市花園ラグビー場でご観戦ください。

    問合せ先
    花園ラグビーワールドカップ2019推進室 06(4309)3020、ファクス06(4309)3847

    車上狙い多発!!
    「車内をからっぽ」で防ごう

    駐車中の車の窓ガラスを割って、車内のバッグや工具類などを盗む犯罪が市内で多発しています。

    車上狙いは70パーセント以上が、施錠をしているにもかかわらず被害に遭っており、施錠をしていても安心できません。

    車内に物が置いてあれば狙われます。被害防止の最大のポイントは、車の中にバッグなど、物を置かないことです。たとえ車の中に置いたバッグに大切な物が入っていなくても、犯人は金目の物が入っていると考え、犯行におよびます。

    車から離れるときは「車内をからっぽ」にしましょう。

    また、ナンバープレートの盗難被害も多発しています。ナンバープレートには盗難防止ネジを付けましょう。

    問合せ先
    • 布施警察署 06(6727)1234、ファクス06(6727)7578
    • 河内警察署 072(965)1234、ファクス072(963)4823
    • 枚岡警察署 072(987)1234、ファクス072(981)0377
    • 地域コミュニティ支援室 06(4309)3161、ファクス06(4309)3861

    歳末火災特別警戒を実施

    消防局では、12月16日(水曜日)から31日(木曜日)まで歳末火災特別警戒を実施します。期間中は消防車両で市内を巡行して注意を呼びかけます。

    12月は空気が乾燥するうえに、暖房器具など火気を扱う機会が増えるため火災が起こりやすくなります。

    日頃から火災が起こらないよう注意しましょう。

    問合せ先
    消防局警備課 072(966)9664、ファクス072(966)9669

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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