市政だより　平成18年9月15日号　4・5面(テキスト版)

9月は「高齢者保健福祉月間」です

　現在実施している高齢者のための制度やサービスを紹介しますので、活用してください。

　※居宅介護支援事業者など各事業者の一覧表は高齢介護課または各行政サービスセンター、東・中・西福祉事務所福祉係に置いています。

生活支援短期宿泊事業

内容
　特別養護老人ホームまたは養護老人ホームに短期間宿泊し、日常生活上の支援が受けられます。対象は要介護認定で非該当と判定され、支援が必要な高齢者。利用料が必要です。

日常生活用具の給付

内容
　在宅の要援護高齢者および一人暮らし高齢者に日常生活用具（電磁調理器、火災警報器、自動消火器）を給付します。所得に応じて費用負担があります。
　※火災警報器、自動消火器は低所得者が対象。

緊急通報システム

内容
　一人暮らしの高齢者などが、家庭での事故や突然の病気のとき、ペンダントのボタンを押すと相談センターにつながって対応するシステムです。自宅に固定電話があることと、近隣に2人の協力員が必要です。所得に応じて費用負担があります。

福祉電話の貸与

内容
　一人暮らしの高齢者などで電話がない方に、緊急時の連絡などのために電話を貸し出します（所得制限あり）。

訪問理容サービス事業

内容
　要介護4・5と認定され、理容店に行くことが困難な在宅の高齢者に、理容師が訪問して理容サービスを行います。
　※理容代は利用者の実費負担。

街かどデイハウス運営事業

内容
　地域の身近な施設を活用して、虚弱などにより軽度の援助を必要とする在宅の高齢者に、住民参加による日帰り介護サービスを提供します。利用料が必要です。

問合せ先

• 東・中・西福祉事務所福祉係
  　東＝072（988）6617　ファクス072（988）6620
  　中＝072（960）9275　ファクス072（960）9278
  　西＝06（6784）7980　ファクス06（6784）7677
• 地域包括支援センター
• 在宅介護支援センター

車いす貸出事業

内容
　一時的に車いすが必要な高齢者などに10日以内を原則として貸し出します。

問合せ先
　東・中・西福祉事務所福祉係

独居老人訪問相談事業

内容
　一人暮らし高齢者を訪問して、さまざまな相談に応じます。

問合せ先
　社会福祉協議会　06（6789）7201　ファクス06（6789）2924

住宅改造助成事業

内容
　高齢者や重度身体障害者が住み慣れた地域で安心して生活できるように、住宅改造費を所得に応じて助成します。なお、高齢者については介護認定給付課、重度身体障害者については障害者支援室が行います。

問合せ先

• 介護認定給付課　06（4309）3186　ファクス06（4309）3814
• 障害者支援室　06（4309）3183　ファクス06（4309）3815

老人クラブ活動助成事業

内容
　60歳以上の方たちが、各地域で趣味や教養、社会奉仕などの活動で自主的につくっている組織を支援します。

福祉農園運営事業

内容
　60歳以上の方または障害者（児）に、土を通じて親睦と健康増進を図ってもらうため、1年更新で農園の貸付けをしています。

ふれあい入浴事業

内容
　65歳以上の方は毎月15日（計12回）に、市内の公衆浴場を割引料金で入浴と団らんを楽しむことができます。

問合せ先
　東・中・西福祉事務所福祉係

老人大学講座「悠友塾」運営事業

内容
　60歳以上の方が生きがいのある生活を送るために、学習の場を提供する講座です（次回の募集は来年4月を予定）。利用料が必要です。

問合せ先
　高齢者サービスセンター　072（962）8011　ファクス072（963）2020

はり・きゅう・マッサージ施術事業

内容
　65歳以上の方を対象に、期間中2回以内の施術を受けることができます（負担額1回1，000円）。9月に市内約120か所の施術所で実施。

敬老祝品贈呈事業

内容
　9月15日現在、満77歳、88歳、99歳、100歳（6月1日から引続き市内在住）の方に、お祝いの品物を届けます（9月18日ごろ）。

問合せ先
　高齢介護課　06（4309）3185　ファクス06（4309）3848

就労的生きがいづくり活動支援事業

内容
　高齢者が知識や経験をいかして団体で事業を起こし、生きがいづくりと就労を結び付けた活動を実施する場合に、補助金を交付します。

問合せ先
　府福祉人権推進センター　06（6561）4198　ファクス06（6561）4211

老人センター事業

内容
　60歳以上の方を対象に、健康増進や教養の向上、趣味を通じた仲間づくりの場を提供します。

問合せ先
　各老人センター

地域支援事業食の自立支援（配食）サービス

内容
　食事の調理が困難な65歳以上の一人暮らし高齢者、または高齢者のみの世帯などで次の1、2のいずれかの配食サービスが必要な方に、栄養バランスのとれた食事（昼食）を自宅まで届けます（週4回以内）。利用料は1食450円です。利用料が必要です。

1. 要介護認定で要支援・要介護と認定された方
2. 地域支援事業に基づく特定高齢者と決定された方

問合せ先

• 東・中・西福祉事務所福祉係
• 地域包括支援センター
• 在宅介護支援センター

在宅老人介護者のつどい

内容
　家庭で寝たきりや認知症の高齢者を介護している方を対象に、介護サービスの情報提供や交流を行います。年2回開催（日帰りと1泊旅行）。利用料が必要です。

問合せ先
　社会福祉協議会

家族介護慰労金支給事業

内容
　要介護4・5と認定され、在宅で1年以上介護保険の給付を受けていない市民税非課税世帯の高齢者を介護している家族に、年額10万円の慰労金を支給します。

問合せ先
　東・中・西福祉事務所福祉係

家族介護教室事業

内容
　要介護高齢者を介護している家族などに、介護に関する知識・情報などの教室を開催します。

問合せ先

• 地域包括支援センター
• 在宅介護支援センター

介護予防特定高齢者施策

内容
　身体状況が今後要支援・要介護状態になる可能性が高く、介護予防上の支援が必要と認められる特定高齢者を把握・決定し、介護予防プログラムを提供することで、要支援・要介護状態にならないように予防します（現在実施準備中）。

問合せ先

• 高齢介護課
• 地域包括支援センター

介護予防一般高齢者施策

内容
　65歳以上の高齢者が要支援・要介護状態になることを防ぐために、介護予防に関する知識や運動方法などの啓発を行うとともに、介護予防教室など介護予防事業を実施します。また、保健センターでは、おおむね65歳以上の寝たきりの方およびこれに準ずる方を対象に、年1回無料で歯科健康診査の訪問をしています。このほか、健康増進、生活習慣病の予防を目的として各種健康教室や健康診査などを行っています。

問合せ先

• 高齢介護課
• 東・中・西保健センター
  　東＝072（982）2603　ファクス072（986）2135
  　中＝072（965）6411　ファクス072（966）6527
  　西＝06（6788）0085　ファクス06（6788）2916
• 地域包括支援センター
• 在宅介護支援センター

訪問介護（ホームヘルプサービス）

内容
　ホームヘルパーが訪問し、入浴、食事など身の回りの世話を行います。利用料が必要です。

訪問入浴介護

内容
　浴槽を積んだ車で訪問し、入浴の介護を行います。利用料が必要です。

訪問看護

内容
　看護師などが訪問し、主治医と連絡をとりながら病状の観察や床ずれの手当などを行います。利用料が必要です。

訪問リハビリテーション

内容
　理学療法士などが訪問し、必要なリハビリテーションを行います。利用料が必要です。居宅療養管理指導内容医師や歯科医師などが訪問し、療養上の管理や指導を行います。利用料が必要です。

通所介護（デイサービス）

内容
　デイサービスセンターなどに通い、入浴や食事の提供など日常生活上の支援や機能訓練が受けられます。利用料が必要です。

通所リハビリテーション（デイケア）

内容
　介護老人保健施設、病院、診療所に通い、心身の機能維持・回復のために必要なリハビリテーションが受けられます。利用料が必要です。

短期入所生活介護（ショートステイ）

内容
　介護老人福祉施設などに短期間入所し、入浴、食事などの介護、その他日常生活上の支援や機能訓練が受けられます。利用料が必要です。

短期入所療養介護（ショートステイ）

内容
　介護老人保健施設などに短期間入所し、看護や医学的管理下における介護、機能訓練、その他必要な医療や日常生活上の支援が受けられます。利用料が必要です。

福祉用具の貸与

内容
　車いす、特殊寝台などを貸与します。ただし、要支援1・2、要介護1の方は、対象にならない用具があります。利用料が必要です。

福祉用具購入費の支給

内容
　入浴用いす、腰掛便座などの特定福祉用具購入費の支給が受けられます。

住宅改修費の支給

内容
　手すりの取付け、段差の解消などの小規模な住宅改修費の支給が受けられます。

問合せ先

• 介護認定給付課
• 各居宅介護支援事業者
• 各サービス事業者
• 地域包括支援センター

　※対象は要介護認定で、要支援1・2と認定された方は介護予防サービス、要介護1から5と認定された方は介護サービスを利用します。

介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）への入所

内容
　入浴、食事などの介護、その他日常生活上の支援や機能訓練、健康管理、療養上の世話が受けられます。利用料が必要です。

介護老人保健施設（老人保健施設）への入所

内容
　看護、医学的管理下における介護、機能訓練、その他必要な医療、日常生活上の支援が受けられます。利用料が必要です。

介護療養型医療施設への入所

内容
　療養上の管理、看護、医学的管理下における介護、機能訓練、その他必要な医療などが受けられます。利用料が必要です。

認知症対応型共同生活介護（認知症対応型グループホーム）

内容
　軽度の認知症で介護を必要とする高齢者が、少人数の共同生活により日常生活上の世話や機能訓練を受けて、認知症の進行を遅らせ、自立した生活ができるようにします。利用料が必要です。

問合せ先

• 各施設
• 各居宅介護支援事業者

　※対象は要介護認定で要介護1から5までと認定された方。ただし、認知症対応型共同生活介護で指定介護予防サービスの指定もある場合は、要支援2の方も含みます。

養護老人ホーム

内容
　環境や経済上の理由で居住生活が困難な65歳以上の方が入所できます。所得に応じて費用負担があります。

問合せ先
　東・中・西福祉事務所福祉係

軽費老人ホーム

内容
　家庭環境などの理由で居宅生活が困難な60歳以上の方が入所できます。所得に応じて費用負担があります。

ケアハウス

内容
　夫婦・単身者用の個室があり、生活相談、食事・入浴サービスや在宅福祉サービスを提供します。対象は独立して暮らすには不安な60歳以上の方。所得に応じて費用負担があります。

問合せ先
　各施設

シルバーハウジング

内容
　高齢者が自立し、安全で快適な生活ができるように、ケアサービスを受けられる公営住宅。生活指導・相談・緊急時対応を行う生活援助員を配置しています。所得に応じて費用負担があります。

高齢者向け優良賃貸住宅

内容
　高齢者のためにバリアフリー化した住宅で、所得に応じた負担額で入居できます。生活指導・相談・緊急時対応を行う生活援助員を配置しています。所得に応じて費用負担があります。

高齢者円滑入居賃貸住宅

内容
　高齢者であることを理由に入居を拒否しない民間住宅。住宅政策課で一覧を閲覧できます。

地域包括支援センター

内容
　高齢者が要介護状態になることを予防し、要介護状態になった場合でも、地域で自立した生活ができるように援助します。要支援・要介護認定を受けていない高齢者には、介護予防ケアマネジメント、総合相談・支援、虐待防止の権利擁護援助などを行います。また、ケアプラン作成の業務や地域ケア会議を実施します。

問合せ先
　地域包括支援センター

在宅介護支援センター

内容
　高齢者が住み慣れた地域で安心して生活ができるように、総合相談・支援、介護・福祉サービスなどの利用調整、申請代行などを行います。また、地域包括支援センターと連携して、虐待防止のための支援や地域ケア会議を実施します。

問合せ先
　在宅介護支援センター

認知症高齢者地域支援事業

内容
　認知症高齢者が自立した生活ができるよう、相談窓口を周知するとともに、認知症の理解を広げ、安心して生活できる地域づくりを進めます。

問合せ先
　地域包括支援センター（基幹型）

地域福祉権利擁護事業

内容
　認知症や知的障害、精神障害などで判断能力に不安があり、福祉サービスの利用契約を結ぶことが困難な方が、適切なサービスを利用できるように援助、代行、支援などを行います。所得に応じて費用負担があります。

問合せ先
　社会福祉協議会

成年後見制度

内容
　裁判所が、認知症や知的障害、精神障害などにより判断能力が不十分と認定した方のために、成年後見人などを選任し、財産管理や身上監護面の保護を行います。配偶者や四親等内の親族などが家庭裁判所に申し立てることができますが、いない場合は市長が申し立てることができます。
　※利用手続を行う親族などがいる場合の成年後見制度利用相談など高齢者の権利擁護のための相談は、地域包括支援センターで行っています。

問合せ先

• 大阪家庭裁判所　06（6943）5321
• 地域包括支援センター
• 市長申立てに関する相談＝東・中・西福祉事務所福祉係

高齢者虐待防止のための支援

内容
　虐待を受けているおそれのある高齢者に気がついたとき、また自分自身が虐待を受け苦しんでいるという場合はご相談ください。地域ケア会議の一環として取り組んでいる高齢者虐待防止ネットワークを活用し、市と関係機関が協力して問題解決のための支援を行います。

問合せ先

• 東・中・西福祉事務所福祉係
• 東・中・西保健センター
• 地域包括支援センター
• 在宅介護支援センター

介護保険事業の円滑な運営確保事業

内容
　介護サービスを安心して利用できるように、苦情相談などを受け付けています。

問合せ先
　介護保険なんでも相談　06（4309）3191　ファクス06（4309）3848

老人福祉大会

内容
　市と市老人クラブ連合会の共催で、毎年9月に開催しています。

ダイヤモンド婚・金婚夫婦のつどい

内容
　ダイヤモンド婚・金婚を迎えた夫婦を祝福するつどいを開催しています。

問合せ先

• 高齢介護課
• 社会福祉協議会

所得税の控除

内容
　65歳以上の寝たきり老人を扶養する家族などには、障害者控除が認められる場合があります。また、おむつ購入費（貸しおむつの賃借料）も、医師が記載した「おむつ使用証明書」により医療費控除の対象となります。なお、介護保険法施行のため、指定介護老人福祉施設に支払った介護サービス費（ただし、介護費、居住費および食費の自己負担額の2分の1相当額）が、医療費控除の対象となります。また、介護老人保健施設の介護サービス費も医療費控除の対象になるものがあります。

問合せ先
　東大阪税務署個人課税第1部門　06（6724）0001

　在宅介護支援センターと地域包括支援センターでは、介護保険を利用する方および介護保険利用対象外の方で、支援を必要とする高齢者やその家族の方を対象に相談を受け付けています。必要に応じて支援センターの職員が家庭訪問もしますので、気軽に支援センターを活用してください。

　また、地域包括支援センターは介護予防事業などの介護予防プランの作成も行っています。

• 福寿苑（出雲井本町）　072（985）7771　ファクス072（985）1722
• レーベンズポルト（長栄寺）　06（6783）0100　ファクス06（6783）4441
• メルテルホーム（西岩田4）　06（6618）1320　ファクス06（6787）2037
• アーバンケア島之内（吉田本町1）　072（960）6070　ファクス072（960）6080
• アーバンケア稲田（稲田新町1）　06（6748）8008　ファクス06（6748）8010
• 千寿園（南荘町）　072（983）7700　ファクス072（983）7701

• 四条の家（南四条町）　072（987）7505　ファクス072（987）9855
• みのわの里（古箕輪1）　072（964）0308　ファクス072（964）3060
• イースタンビラ（寿町1）　06（6728）3099　ファクス06（6729）5032
• サンホーム（御厨南3）　06（6787）3733　ファクス06（6787）3885
• たちばなの里（岸田堂北町）　06（6224）5111　ファクス06（6724）8232
• 春光園（横枕）　072（960）8666　ファクス072（961）2050
• アンパス東大阪（若江南町3）　06（4307）0165　ファクス06（4307）0444
• 布市福寿苑（布市町2）　072（983）2255　ファクス072（983）2277
• なるかわ苑（上六万寺町）　072（986）3680　ファクス072（988）0134
• ビオスの丘（善根寺町1）　072（986）0003　ファクス072（986）9003
• ヴェルディ八戸ノ里（下小阪4）　06（6727）0030　ファクス06（6727）0730
• 基幹型　社会福祉協議会角田（角田2）　072（962）8011　ファクス072（963）2020
• 基幹型　社会福祉協議会荒川（荒川3）　06（6726）2533　ファクス06（6726）2544

　高齢介護課　06（4309）3185、ファクス06（4309）3848