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東大阪市

あしあと

    市政だより 平成18年5月15日号 4・5面(テキスト版)

    • [公開日:2014年10月7日]
    • [更新日:2014年10月7日]
    • ID:5034

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    2期制導入から1年 その「評価と課題」

    17年度教育活動の状況と保護者アンケート結果から

     子どもたちの「生きる力」を育み、特色ある学校づくりをめざして、平成17年4月から市立小・中学校全校で一斉にスタートした「2期制」。導入から1年が経過し、各小・中学校では2期制の特徴を生かしたさまざまな取組みや改善を行うなど成果をあげています。

     小学校54校、中学校26校の2期制実施における17年度教育活動の状況とあわせて「保護者アンケート調査」の結果を紹介します。

    増加した授業時間数の活用

     授業時間は、小学校が平均で13・2時間、中学校では平均19・2時間増加しています。増加した時間は「授業時間数の確保や教科の補充など学力定着に向けた取組み」の活用が最も多く、このほか学校行事や体験学習の充実にあてられています。

     具体的な活用例としては「漢字や計算の反復練習」「読書活動や学習発表会」などがあげられます。

     また、保護者アンケート(以下アンケート)では、「授業時間が増えたことは良かったと思いますか」という質問に「そう思う(小学校46パーセント、中学校38・9パーセント)」「ややそう思う(小学校24・2パーセント、中学校24・1パーセント)」と多くの方が評価をしています。

    夏季休業中の学習サポートなど

     夏休みなどの期間中に、学習支援や学習補充などを目的とした「学習サポートデー」は、小学校で平均9・7日、中学校では平均8・1日実施。小学校では「お能」の講座やスポーツ教室を開くなど学年の枠を越えた取組みも見られました。

     アンケートでは、「サポートデーの取組みはよかったですか」の質問に小学校では「そう思う」28・7パーセント「ややそう思う」28・9パーセントと評価が高かった反面、中学校では「そう思う」14・9パーセント、「ややそう思う」23・5パーセントとやや低い評価となりました。

    通知表・評価

     2期制導入を契機に、通知表の内容を変更した学校は小学校36校、中学校11校でした。

     変更内容は、特に小学校では、これまでの「単元別評価」から子どもの関心・意欲・態度なども評価の対象とする「観点別評価」へと切り替えた学校が多くありました。

     また、通知表がない7月の懇談会などで提示する資料として、評価補助簿を作成するなど、きめ細かな評価を実施した学校もありました。

     アンケートでは、「通知表や補助資料が工夫され、わかりやすくなりましたか」という質問に「そう思う・ややそう思う」を合計しても、小学校27・4パーセント、中学校32パーセントとなっており、より一層の改善を望んでいることがわかりました。

     また、このほかのアンケート項目で、「給食の回数増加」は多くの保護者の方(88・6パーセント)が評価をしています。

     市では今後、この報告・調査で明らかになった課題などにさまざまな創意工夫をし、本市の教育がさらに発展するよう努めていきます。

     ※「保護者アンケート調査」は、5月22日(月曜日)から市ホームページ(学校教育推進室)で、ご覧いただけます。

    子どもたちの学力向上へ 学力等実態調査を実施

     学力低下が危惧される今日、子どもの学力実態を正確に把握し、向上への具体的な方策を考えていくことがより重要となってきています。

     市では、これまで本市全体の傾向が分かる調査データがなかったことを受け、昨年10月、市立小学校の全6年生と中学校の全3年生を対象に、「国語」「算数・数学」「英語」(英語は中学のみ)の学力調査を実施しました。また、あわせて「学習に対する意識」の調査も行い、教育の課題を多面的に検討し結果を分析しました。

    学力調査結果(小学校6年生)

    国語
     
    漢字の読み書きは、ほぼできていますが、文章全体を読み通す力の弱さが見られました。正答率8割以上の児童が45パーセントを超え、全体的にはおおむねできていたと言えます。

    算数
     
    基本的な計算はほぼできていましたが、三角形や円の面積を求めること、割合の問題、複合問題に誤答が多く、順序よく最後まで考える習慣を身につけさせる必要があります。

     正答率5割以下の児童が約10パーセントいたことから、早い時期につまずきを克服するていねいな指導が求められます。

    学力調査結果(中学校3年生)

    国語
     
    正答率8割以上の生徒が約30パーセントいますが、5割以下の生徒が23パーセントと、小学生の15パーセントと比べ大幅に増加しています。意欲的な授業への参加、習熟度を考えた指導などの工夫が求められます。

    数学
     
    計算問題などは正答率が高く、「式に表す」「図を利用する」など、自分で考えて解く問題は正答率が低い結果となりました。また、正答数がゼロの生徒が約140人いたことから、学習意欲の低い生徒への指導など、早急な対応が必要です。

    英語
     
    結果はおおむね良好でしたが、リスニング(聴く)問題と長文読解での文章の意味を読み取る力の弱さがみられました。また、基本が理解できていない生徒が約20パーセントいることから、英語の音声に接する機会を増やすことや少人数・習熟度別授業などを実施する必要性が見られました。

    学習意識調査

     どの教科が好きか、授業は楽しいかなどのほか、次のようなことを調査しました。

     学習目的では、小学生は「社会に出たときに役立つから」「自分の教養を深めるため」などが上位ですが、中学生になると「受験に役立つから」が圧倒的に多くなりました。

     学校以外で読書する習慣があるのは、小学生で約45パーセント、中学生で約40パーセントとなり、小学生のときの習慣が、中学生になっても続いているのがわかります。早くから読書習慣を身に付けさせることが重要です。

     また情報の取得は小・中学生ともテレビが断然多く、インターネットが新聞を上回りました。

     学習塾か家庭教師を利用する小学生は約40パーセントで、中学生になると73パーセントまで上昇します。

     今回の学習意識調査から子どもは、どの教科も大切だと感じており、特に習熟が追いつかない子どもたちに対しては「楽しくてよくわかる授業」を行っていく必要があります。市では今後、こうした課題への取組みを行うなど子どもたちの学力向上に努めていきます。

     この調査は、検討協議の段階から、学校の教員をはじめ、京都産業大学教授などの協力を得て行われ、問題の作成、結果分析などを行ったものです。

     また、今年度も調査を実施する予定です。

    問合せ先

     学校教育推進室 06(4309)3268、ファクス06(4309)3838

    セミナーイコーラム 春講座

     女性をとりまくさまざまな社会的課題を明らかにし、解決方法を学びます。

    とき・内容

    • 6月3日(土曜日) 男女平等はどこまですすんだ?
    • 6月17日(土曜日) こんなところに潜む、社会の中の見えないジェンダー
    • 7月1日(土曜日) 主婦の創られ方 良妻賢母から3歳児神話まで
    • 7月15日(土曜日) 相手も自分も前向きに認め合う アサーティブ(相手も大切にした自己表現)なコミュニケーションのコツ
    • 8月5日(土曜日) ネットワーク的生き方のすすめ ひとりでも楽しい。でも人とつながればもっと楽しく、豊か
      ☆いずれも午後1時30分から3時30分まで(計5日間)

    ところ
     
    イコーラム(男女共同参画センター)

    対象・定員
     
    市内在住、在学、在勤の女性で全回受講可能な方・25人(抽選)


     
    イコーラムディレクター 筒井清子さんほか
     ☆1歳6か月から就学前幼児の保育あり(1人200円で要予約・定員8人)

    申込方法
     
    往復ハガキに講座名、受講動機、住所、氏名、電話番号、保育の有無(必要な場合は子どもの氏名、生年月日も)を書いて、5月27日(土曜日)(必着)までに(ファクス、電子メール可)

    女性のための再就職支援セミナー

    仕事にチャレンジ!再就職・最前線

     再就職の基礎知識を身につけませんか。

    とき・内容

    • 6月6日(火曜日) もう一度働きたい! 年齢であきらめない仕事探し
    • 6月8日(木曜日) 面接突破法 ビジネスコミュニケーションのコツ
    • 6月9日(金曜日) 「書類選考突破法 自己アピールできる応募書類作り」
      ☆いずれも午前10時から正午まで

    ところ
     
    イコーラム(男女共同参画センター)

    講師
     
    しごと情報誌・サリダ関西版編集長 戸田貴希さんほか

    対象・定員
     
    市内在住、在勤、在学の女性で全回受講可能な方・40人(抽選)
     ☆1歳6か月から就学前幼児の保育あり(1人200円で要予約・定員8人)

    申込方法
     
    往復ハガキに講座名、受講動機、住所、氏名、電話番号、保育の有無(必要な場合は子どもの氏名、生年月日も)を書いて、5月30日(火曜日)(必着)までに郵送(ファクス、メール可)

    申込・問合せ先

     〒578・0941 岩田町4-3-22-600 イコーラム(男女共同参画センター) 0729(60)9201、
     ファクス0729(60)9207

    ボランティア8,000人が活動 子どもを守る「愛ガード運動」

     子どもたちが安心して学校へ通学し、元気に学校生活を送ることができるように、市では昨年に引き続き、子どもを守る「愛ガード運動」を推進しています。

     この運動は、学校、家庭、地域が連携してパトロールや見守り、声かけなどを行うもので、約8,000人の地域・PTAの方の協力によってスタートしました。1年を通し、雨の日も風の日も、毎日ボランティアとして活動していただいています。

     子どもたちの登下校時に通学路などをパトロールする「見回り活動」では、“愛ガードパトロール隊”を地域で結成し、各小学校単位で、活動していただいています。

     また、庭先の掃除や水やり、犬の散歩などを登下校時に合わせて、子どもたちに声かけなどをする「見守り活動」では、小学校区内の地域の方に協力していただき“愛ガード協力員”として取り組んでいただいています。

     「子どもの安全はみんなの力で!」を合言葉に、この「愛ガード運動」の趣旨をご理解いただき、子どもたちが安心して地域で生活を送れるよう、今後とも、市民の皆さんの協力をお願いします。

     また、この「愛ガード運動」に協力いただいている方に対して、小学校1年生の児童から次のような手紙が届けられました。

     「あいガードたいのおばさんおじさん、いつも、みんなをまもってくれて、ありがとうございます」「げんきのないとき、“げんき、あるかー”といってくれてありがとう」。

     「愛ガード運動」に協力していただける方は、地域の小学校に連絡してください。

    問合せ先

     学校教育推進室 06(4309)3268、ファクス06(4309)3838

    子育て支援センターの催し

     ※車での来場はご遠慮ください。

    鴻池子育て支援センター

    おでかけ親子リズム

     親子で楽しく体を動かしましょう。

    とき
     
    6月16日(金曜日) 午前10時から11時まで

    ところ
     鴻池子育て支援センター

    対象・定員
     
    2歳以上の幼児とその保護者・20組(申込先着順)
     ☆お茶・名札を持参

    申込方法
     
    6月2日(金曜日)の午前10時半から電話で

    申込・問合せ先

     鴻池子育て支援センター 06(6748)8251、ファクス06(6743)0577

    荒本子育て支援センター

    保育つき子育て相談デー

     どんな小さな事でも気軽に相談してください。

    とき
     
    5月19日(金曜日)、5月22日(月曜日)、5月29日(月曜日) 午後1時30分から2時30分まで、午後3時から4時まで(1日2回実施)

    ところ
     荒本子育て支援センター

    対象
     
    就学前の乳幼児とその保護者(申込先着順)

    申込方法
     
    5月15日(月曜日)の午前9時30分から電話で

    サークル支援デー

     新しく子育てサークルを作りたい人、子育てサークルに興味のある人は気軽に相談してください。

    とき
     
    5月22日(月曜日) 午前10時から11時まで

    ところ
     荒本子育て支援センター 06(6788)1055、ファクス06(6788)2597

    対象
     
    就学前の乳幼児とその保護者

    申込方法
     
    5月15日(月曜日)の午前9時30分から電話で

    申込・問合せ先

     荒本子育て支援センター 06(6788)1055、ファクス06(6788)2597

    長瀬子育て支援センター

    親子ワイワイランチタイム

     給食を試食しながら交流しませんか。

    とき
     
    5月30日(火曜日) 午前10時30分から正午まで
     ☆給食代が必要

    ところ
     長瀬子育て支援センター

    対象・定員
     
    1歳6か月以上3歳未満の乳幼児とその保護者・10組

    申込方法
     
    5月19日(金曜日)の午前10時から電話で

    ははは 歯の話

     虫歯予防の話とブラッシングをします。

    とき
     
    6月6日(火曜日) 午前10時から11時まで

    ところ
     長瀬子育て支援センター

    対象・定員
     
    就学前の乳幼児とその保護者・15組

    申込方法
     
    5月26日(金曜日)の午前10時から電話で

    申込・問合せ先

     長瀬子育て支援センター 06(6728)1800、ファクス06(6728)2413

    住み続けたいまちをめざして 地域まちづくり活動を助成します

     “住み続けたいまち”“ときめきのまち”―これは市民みんなの願いです。市内にはこのようなまちをめざして、さまざまな活動をしている団体がたくさんあります。また、活動を始めたいと思っている方もたくさんいるでしょう。

     そこで、まちづくりへの「種まき」「きっかけづくり」になるような活動を地域で進める団体を今年度も募集し、助成金を交付します。

     これは「地域のモノや人情を大切にしたい」「コミュニティの輪を広げたい」「美しいまちをつくりたい」といった願いを、市民の皆さんの創意ある活動でさらに進めていただくものです。

     ぜひ、ご応募ください。

    募集期間
     
    5月15日(月曜日)から6月14日(水曜日)まで

    対象団体
     
    市内を活動拠点とする団体

    募集団体数
     
    21団体以内

    活動助成金
     
    1団体につき上限30万円

    申請用紙の配布・提出先
     
    まちづくり支援課、行政サービスセンター
     ☆申請書は市ホームページからダウンロードも可
     ※7月に行う活動内容発表会と書類による審査を行い、結果は7月末までに通知します。
     ※平成18年4月1日から平成19年3月31日までに活動する団体が対象です。また、おもな活動が活動内容発表会までのものや、市や市の外郭団体による支援で実現できるものなどは対象となりません。
     ☆活動成果発表会は来年3月下旬に実施

    1day(ワンデイ)市民活動ひろば

     市内のボランティアグループやNPOなどとの出会いの場づくりと情報提供を行います。

    とき

    • 5月26日(金曜日) 午前11時から午後6時まで
    • 5月27日(土曜日) 午前10時から午後5時まで
    ところ
     
    市民会館展示室内容市民活動の紹介(展示)、相談など
     ※市内に拠点をおく市民活動団体の出展(展示)も募集中。

    問合せ先

     まちづくり支援課 06(4309)3350、ファクス06(4309)3812

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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