市政だより 平成19年5月1日号 2面(テキスト版)
平成19年度国保事業特別会計決まる
賦課限度額を医療53万円・介護9万円に据え置き
このほど、平成19年度の国民健康保険事業特別会計予算が決まり、一人当たりの平均年額保険料のうち医療分は約8万8,000円、介護分は約2万3,000円となりました。
歳入 609億円
国・府の補助金など 46%
皆さんが納める保険料 32%
市の繰入金など 12%
共同事業交付金 10%
歳出 609億円
保険給付費(医療費など) 62%
老人保健拠出金 17%
共同事業拠出金 10%
介護納付金 6%
その他 5%
保険料の賦課限度額を医療分年53万円、介護分年9万円で据え置き、保険料の賦課割合も昨年と同様、医療分、介護分ともに所得割50%、均等割(1人当たり金額)35%、平等割(1世帯当たり金額)15%となっています。
また、共同事業拠出金・交付金は、平成18年10月より一部継続事業を含めて創設された制度で、各市町村が拠出金を出し合い、財源を共同で運営し、各市町村の実情に合わせた交付金として再配分しているものです。
これにより、都道府県内の各市町村国保の保険料の平準化、財政の安定化を図ります。
問合せ先
国民健康保険室管理課 06(4309)3167、ファクス06(4309)3804
便利でお得な口座振替のご利用を
平成19年度の保険料決定通知書は、6月中旬に送付します。
保険料の納付回数は6月の1期から来年3月の10期までの計10回で、収納取扱金融機関および郵便局で納めることができます。
口座振替を始めた月から最後の10期まで連続して遅れることなく納めると、口座振替した保険料の1%を奨励金として来年5月にお返しします。また、口座振替で全期前納もできます。希望する方は、4月中旬にお送りした「全期前納振替申込書」を5月31日(木曜日)までに提出してください。
割引額は、納付書で納める方と同様です。なお、全期前納世帯は、減免申請、口座振替奨励金の対象にはなりません。
全期前納報奨金制度をご利用ください
第1期の納期限までに1年間の保険料を一括して納めると、保険料の割引があります。
納付書で納めている方で全期前納する方は、保険料決定通知書にとじている「前納用納付書」で7月2日(月曜日)までに納めてください。割引率は、2期から10期までの合計額の2%です。
ただし、前納報奨金制度を利用すると、減免申請、口座振替奨励金の対象にはなりません。
問合せ先
国民健康保険室保険料課 06(4309)3168、ファクス06(4309)3807
平成18年度包括外部監査報告書が提出されました
このほど、包括外部監査人から「平成18年度包括外部監査報告書」が、市に提出されました。
平成17年度に引き続き公認会計士の辻村太喜雄さんを包括外部監査人とし、7人の監査補助者とともに「市の外郭団体の経営、財務」について監査が行われました。
外郭団体については、さまざまな分野において市民生活に深く関連するもので、平成18年3月に策定した「東大阪市外郭団体の見直し方針」による改革をより実りあるものとするため、平成18年度の監査テーマとして選ばれたものです。
市では、報告書に示された「結果および意見」に基づき改善を行っていくとともに、引き続き包括外部監査制度を実施し、市政の透明性・信頼性を高めていきます。
なお報告書は、市政情報相談課で閲覧できるほか、市ホームページ(監査委員事務局)でご覧になれます。
問合せ先
行財政改革室06(4309)3105、ファクス06(4309)3826
くらしの緊急情報
緊急度レベル5 聴覚障害者のマルチ被害が急増しています!
聴覚障害者同士のつながりをたくみに利用した商法が増え、次のような相談が寄せられています。
「同じ聴覚障害をもつ知人から『50万円投資すれば毎月お金が入ってくる』と勧められ組織に入会。のちにこの契約が投資ではなく、人を入会させないと収入にならないことが発覚した。話が違うので解約したい」というものです。
身近な人からの誘いのため、くわしい説明をされずに契約してしまい、さらに友人・知人を勧誘し、自身が加害者になり人間関係を壊すことにもなりかねません。
マルチ商法の場合、契約書を受け取ってから20日以内ならクーリング・オフ(無条件解約)ができます。
また、勧誘・契約時に問題があれば、解約や取消しを主張できる場合もあります。
問合せ先
消費生活センター 072(965)0102、ファクス072(962)9385
生涯学習セミナー 心がつくる人生~愛がはぐくむ心の絆
―市制施行40周年記念事業―
心豊かな人生を送るために、心づかいについて考えてみませんか。
講義や参加者同士の心の触れ合いを通して、生きがいや喜びに満ちた人生への手がかりを学びます。
「心がつくる人生から愛がはぐくむ心の絆」をテーマに、市と財団法人モラロジー研究所の共催で行います。
とき
5月16日(水曜日)、17日(木曜日) 午後6時50分から9時まで(計2日間)
ところ
イコーラム(男女共同参画センター)
講師
財団法人モラロジー研究所社会教育講師 宮村宜司さん、上田光男さん
費用
2,000円
申込・問合せ先
東大阪モラロジー事務所 06(4308)6565、ファクス06(4308)6606
新たに5製品が東大阪ブランドに
市内企業の優れた製品を認定し、産業展などで広くPRする「東大阪ブランド」に、次の5製品が新たに認定されました。
認定製品
- ダイヤエアレスウォーター(有限会社マシン・メンテナンス・サービス)=脱気水生成器を小型化し家庭での利用を実現
- レスキューシート(株式会社出葉商事)=手首にひっかけて使用し、狭い場所などでもすばやく搬出できる救命簡易担架
- ハードロックナット(ハードロック工業株式会社)=くさびの原理を応用し、新幹線にも使用されるほど振動に強いナット
- HLB(ハードロック工業株式会社)=くさびの原理を応用し、新幹線にも使用されるほど振動に強いナット
- スペースロックナット(ハードロック工業株式会社)=バネの原理を応用し、新幹線にも使用されるほど振動に強いナット
東大阪ブランド認定製品は、ナンバーワン・オンリーワン・プラスアルファ(高付加価値)製品を基準に審査しており、市内製造企業51社99製品が認定されています。
くわしくは東大阪ブランド推進機構のホームページ(http://www.higashiosakabrand.jp/)をご覧ください。
問合せ先
モノづくり支援室内東大阪ブランド推進機構事務局 06(4309)3177、ファクス06(4309)3846