保健師からのメッセージ(生後1か月)
0歳の赤ちゃんをもつあなたへ
生後1か月ころの赤ちゃん
生後1か月を過ぎると赤ちゃんは少しふっくらし、赤ちゃんらしい体型になります。母乳やミルクの飲み方が上手になり、授乳間隔が少しあくことがあります。そして起きている時間が少し長くなります。まだ昼夜のはっきりした区別はありませんが夜の眠りが少し長くなることがあります。いろんな声の出し方をするようになり、泣き声が大きくなります。理由の分からない長泣きをすることがあるかもしれません。
ママは出産直後からがんばり続けた育児の疲れが出やすい時期です。また、乳腺炎など乳房のトラブルが起こりやすい時期です。
ママの心とからだのケアを大切に
ママは自分のことを後回しにしがちですが、ママが疲れてグッタリしていると赤ちゃんも安心して過ごせません。いろいろと用事はありますが赤ちゃんの眠りに合わせてママも休むようにしましょう。産後1か月頃の産婦健診で医師の許可が得られれば入浴でお湯に浸かることができます。抱っこや授乳で肩や背中がこりやすいので入浴時には家族に赤ちゃんをみてもらい、しっかりお湯に浸かるのも効果的です。
乳房のしこりや痛みがある場合は授乳後に搾乳するなどのケアが大切です。改善しない場合は助産師に乳房マッサージなどのケアの相談をしてください。
赤ちゃんは泣くのが仕事です
赤ちゃんが泣き続け、その理由が分からないとママは不安になります。夜間であればなおのことです。赤ちゃんが眠いのに眠れない様子であればおくるみやバスタオルなどで体を包んで抱っこをしたり、赤ちゃんの好きな音を鳴らしてみたり、おっぱいを吸わせてみたり…。それでも泣き続ける時は泣き止ませることをがんばらなくて大丈夫です。ベビー布団の上など安全な所に赤ちゃんを寝かせてください。赤ちゃんの泣き声が聞こえる程度の距離であれば万が一赤ちゃんに急変があったとしても対応できますのでママは赤ちゃんから少し離れて一息ついてください。そして気持ちが落ち着いたらまた赤ちゃんに向き合ってください。
1か月児健診を受けましょう
受診券を利用して赤ちゃんの1か月健診とママの産後の健診を受けてください。出産した医療機関で受けるのが一般的ですが難しい場合は産科のある医療機関に問合せてください。
赤ちゃんは発育や発達が順調かどうかを確認します。ママは出産後の子宮の回復が順調かを確認し、母乳などの困りごとがあれば相談する機会になります。
新生児訪問を受けましょう
母子健康手帳に添付している新生児訪問指導連絡票をお住まいの保健センターに郵送してください。保健師もしくは助産師が訪問します。赤ちゃんの計測をし、発育や発達をママと一緒に確認します。子育てや子育てに関係する困りごとがあれば相談してください。
お問い合わせ
東大阪市役所 健康部 保健所東保健センター 電話: 072(982)2603 ファクス: 072(986)2135
中保健センター 電話: 072(965)6411 ファクス: 072(966)6527
西保健センター 電話: 06(6788)0085 ファクス: 06(6788)2916
母子保健・感染症課 電話: 072(970)5820 ファクス: 072(970)5821