市政だより 令和3年2月1日号 16面(テキスト版)
新型コロナウイルス感染症
感染者の国内初確認から1年
今一度、感染防止対策の徹底を
昨年1月に新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認されてから1年が経ちました。感染の拡大は今なお続いており、これまでの全国の感染者数は累計30万人、亡くなった方は4000人を超えています。
東大阪市においても、いまだ感染者が増加傾向にあり、2度目の緊急事態宣言が発令される中、より一層の感染防止対策の徹底が必要です。
これまでの新規感染者数の推移
市内で初めて新規感染者が確認された昨年3月4日から感染者が1000人に達する11月27日まで、約9か月間かかりましたが、その後1月9日までの約1か月半の間で2000人を超えています。また現在は、昨年4月の緊急事態宣言当時や昨年7月~9月ごろの感染拡大時に比べ、より感染が広がっていることがうかがえます。
年末年始の新規感染者数の増加
東大阪市においても、年明けから新規感染者が増加しています。忘年会や新年会など年末年始の会食や、帰省による家族との会食などが主な要因の一つと考えられ、飲食時の感染拡大に注意することが必要です。
年代別
12月の年代別感染状況
- 10代以下
- 13パーセント
- 20代
- 15パーセント
- 30代
- 9パーセント
- 40代
- 13パーセント
- 50代
- 13パーセント
- 60代
- 10パーセント
- 70代
- 12パーセント
- 80代以上
- 13パーセント
1月1日~1月18日の年代別感染状況
- 10代以下
- 13パーセント
- 20代
- 21パーセント
- 30代
- 14パーセント
- 40代
- 16パーセント
- 50代
- 13パーセント
- 60代
- 8パーセント
- 70代
- 11パーセント
- 80代以上
- 6パーセント
※構成比は小数点以下第1位を四捨五入しているため、合計しても100とはなりません。本市保健所のデータを基に作成。
- 20代
- 12月 15パーセント
- 1月 21パーセント
- 30代
- 12月 9パーセント
- 1月 14パーセント
若年層の割合が増加
年明けから増加している新規感染者については、12月に比べ、若年層(20代・30代)の割合が増加しています。若年層の感染が、職場や家庭内での感染につながり、今後高齢者への感染拡大も懸念されることから、特に若年層の方の感染防止対策が重要です。
基本的な感染防止対策の徹底を
一人ひとりが自分の身近でできることを徹底することで、感染の拡大を防ぎ、重症者を減少させ、人の命を守ることにつながります。
1月14日~2月7日
緊急事態宣言
不要不急の外出・移動の自粛を
- まめに手洗い・手指消毒
- マスクの着用
- 人との間隔の確保
- 3密の回避
密集・密接・密閉を避ける