市政だより 令和元年11月1日号 8・9面(テキスト版)
11月9日から秋の全国火災予防運動が始まります
ひとりずつ いいね!で確認 火の用心
11月9日から15日までは秋の全国火災予防運動期間です。この時期は空気が乾燥するうえ、暖房器具を使用し始めるため、火災が多く発生します。本格的な寒さを前に火災への備えも確実にしましょう。
火災原因トップは放火
今年9月末までの火災件数は124件で、昨年の同時期より18件増加しています。原因別にみると「放火(疑いを含む)」の25件が最も多く、「たばこ」の18件、「こんろ」の14件と続いています。
火災原因のトップは「放火」です。2月に発生した連続放火では、家の周りに置いていた自転車やバイク、夜間帯に出されたごみなどが燃やされました。バイクはバイクカバー、自転車は前かごのカバーなど燃えやすいナイロン製のものが狙われたので、防炎製品の使用をおすすめします。また、家の周りに燃えやすいものは置かない、夜間帯にごみを出さないなど、放火されにくい環境をつくりましょう。
次に、「たばこ」が原因の火災が多く、今年になって増加しています。原因は、吸い方や吸い殻の処理など、喫煙者のマナーにかかる原因が多くを占めています。喫煙者は、吸うとき・吸った後のマナーを守りましょう。
そして、「こんろ」が原因となった火災のうち最も多いのは、ガスこんろによる天ぷら油の発火でした。こんろ使用中は絶対に火の側を離れないでください。
11月9日は119番の日
11月9日は「119番の日」です。通報の際は、まずは安全な場所に移動し、自身の安全を最優先してください。次に、通報は必ず住所から伝えてください。住所が確定した時点で、消防車・救急車は現場に向かいます。焦って病状から話す人が多く、また、急に住所が思い出せなくなってしまうこともよくあります。情報を正しく伝えるために、「住所」「氏名」などを記載した通報メモを電話や普段よく目にする場所に貼っておきましょう。
救急出動件数が増加!「不急の119番」を減らしましょう
救急車の出動件数は全国で10年連続で増え昨年は660万件、本市でも昨年は3万2058件と年々増加しています。
また、本市の119番通報入電件数も増加しており、昨年は5万5225件でした。その中には、救急出動が不要な「不急の119番」も多くあります。
本市における不急の一例
- びっくり救急要請事案
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- 唐辛子が辛すぎて何とかしてほしい
- タクシー(交通手段)が無い
- 病院の電話がつながらない(年末年始など)
- 笑いすぎてお腹が痛い
- 救急要請したにもかかわらず、傷病者が着替え(オシャレ)をしてなかなか救急車に乗らない
- 体調不良で救急要請したにもかかわらず、たばこを吸いながら待っていたなど
- 「救急安心センターおおさか」で相談していただきたい症状
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- 少量の鼻血
- 昼間に病院で感冒の診断を受け、夜になっても治らない
- 子どもが泣き止まず心配
- 子どもの熱が下がらない
- 交通事故でのかすり傷
- 包丁で少し指先を切って血が止まらない など
不適切な救急車の利用が続くと緊急時に救急車の到着に遅れが生じます。1人でも多くの命を救うため、適性利用に協力をお願いします。
なお、多量の出血や、呼吸・意識状態が悪いなどの症状は一刻を争います。緊急の場合はすぐに救急車を呼んでください。
救急車を呼ぶべきか迷ったときは「救急安心センターおおさか」へ
病気やケガの緊急性に関する相談と症状に応じた救急病院の案内を行っています。また相談中に緊急性が高いと判断したときは、消防局につないで救急車を出動させます。
- 専用ダイヤル
- ♯7119(携帯電話、プッシュ回線)または06(6582)7119
- ※24時間365日。
問合せでの119番はやめて!
昨年の119番通報入電件数の中で2番目に多いのが「問合せ」によるものです。
特に、台風接近に伴い風雨が強くなると非常に多くなります。しかし、内容は、停電に関する苦情、建物の補修、がれきの処分など、緊急性のない問合せが7割以上を占めました。緊急通報以外の問合せが相次ぐと、火災や救急など緊急を要する通報の支障になります。119番は、問合せには使用しないでください。また、ライフラインの情報などは、消防局ではお答えできませんので、事前に正しい問合せ先を調べておきましょう。
- 問合せ先
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- 全国火災予防運動について=消防局予防広報課 072(966)9662~9663、ファクス072(966)9669
- 119番通報について=消防局通信指令室 072(966)9665、ファクス072(966)8884
届け出挙式
クリスマスの夜と、幻想的な夜景
市役所で愛を誓いませんか
市では、婚姻届を提出いただいた後に、市役所内で簡易な挙式を行う「届け出挙式」を実施します。一定の条件を満たせば気軽に利用できます。費用は一切かかりません。
挙式では、司式者(市長)の前で誓いの言葉を述べ、結婚誓約書にサインをしていただきます。
また、次の中から好きな項目を追加できます。
- お二人オリジナルの誓いの言葉
- 誓いのキス
- 指輪交換
- 列席者からの祝いの言葉
※挙式で使用するブーケやブートニア、ヴェール、花冠、リングピローなどについては市から貸し出します。
届け出挙式のメリット
- 夫婦の誓いの機会がもてる
- 必要なアイテムは準備されているので、準備がいらず、費用もかからない
- 住まいの近くで、短時間でできる
- とき
- 12月25日(水曜日)18時~18時15分・18時30分~45分
- ところ
- 市役所本庁舎22階会議室
- ※夜景遺産に認定された展望フロアの部屋で、夜景を楽しみながら挙式できます。
- 対象
- 届け出挙式の当日、本市に婚姻届を提出し、かつ、お二人のうちいずれかが市内在住の方
- 定員
- 2組程度(抽選)
- 申込方法・申込み先など
- 申込書を12月6日(金曜日)(必着)までに郵送または直接
- ※申込書は11月1日(金曜日)から市役所本庁舎10階企画室、行政サービスセンターで配付(市ウェブサイトからダウンロードも可)。12月11日(水曜日)までに応募者全員に結果を通知。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 〒577-8521市役所企画室 06(4309)3101、ファクス06(4309)3826
発売します オリジナル年賀ハガキ
早めの購入を!
市では、今年も東大阪商工会議所の協力で市マスコットキャラクター「トライくん」をあしらったオリジナルデザインの年賀ハガキを販売します。
市の魅力発信に、ぜひご協力ください。
- 販売日・場所
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- 11月16日(土曜日)9時~12時=市役所本庁舎1階ロビー
- 18日(月曜日)以降の9時~17時30分=市役所本庁舎10階企画室
- ※予約不可。11月16日での完売が予想されますので、18日以降にお求めの場合は事前にお問合せください。
- ハガキの仕様
- 宛名面にオリジナルデザインを印刷、裏面は白紙のインクジェット紙
- 販売価格
- 1枚63円
- 販売枚数
- 3万枚
- 問合せ先
- 企画室
市文化創造館 ロビーコンサート
木管五重奏の響き
オープニングイベントとして、1階エントランスロビーでロビーコンサートを開催します。
「組曲『展覧会の絵』」や「川の流れのように」など、さまざまなジャンルの名曲を木管五重奏のあたたかな響きでお楽しみください。
- とき
- 11月16日(土曜日)14時~15時
- ※いす席は数に限りあり(先着50人程度)。
- 出演
- アンサンブル「弐」(クラリネット・船隈慶さん、フルート・井上登紀さん、ホルン・蒲生絢子さん、ファゴット・日比野希美さん、オーボエ・大島弥州夫さん)
- ところ 問合せ先
- 市文化創造館 06(4307)5772、ファクス06(4307)5778(9時~20時)
12月8日 NHKスポーツパーク
“五郎丸歩のラグビーパークin東大阪”を開催
講師にラグビー選手の五郎丸歩さんを迎えて、NHKスポーツパーク「五郎丸歩のラグビーパーク」を開催します。ラグビー経験のない方も楽しめるイベントです。観覧は自由ですので、ぜひお越しください。
- とき 内容
- 12月8日(日曜日)
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- 10時~11時25分(開場は9時30分)=親子クリニック(ラグビー未経験・初心者の小学校1年生~3年生とその保護者対象。定員は50組100人<抽選>。申込みは11月15日(金曜日)12時までにNHKウェブサイトから
- 11時40分~13時=ラグビー体験コーナー、スペシャルステージ
- ところ
- 市花園ラグビー場練習グラウンド
- ※雨天時は英田北小学校で開催(入場制限の可能性あり)。荒天時の開催情報、整理券の配布についてなど詳しくは、開催日前日に同ウェブサイトをご確認ください。駐車場はありませんので、公共交通機関を利用してご来場ください。
- 問合せ先
- スポーツのまちづくり戦略室 06(4309)3019、ファクス06(4309)3847
Town Topics Higashi osaka City
フィジー、サモア、トンガの中学生が東大阪市を訪問
国際交流プログラムを実施
スポーツ庁が取り組む「2019年ラグビーワールドカップ普及啓発事業」において、ラグビーフットボール競技を通じた国際交流を促進するためのプログラムが東大阪市で実施され、フィジー、サモア、トンガの中学生15人が市役所を訪れました。
この中学生15人は各国でラグビー経験がある子どもたちで、ラグビーワールドカップ2019日本大会にあわせて来日。市役所を訪れた10月3日にはスポーツ庁の鈴木大地長官や野田市長と面会しました。面会後は、市花園ラグビー場で開催されたジョージアvフィジー戦を観戦。また、10月4日には上小阪中学校、7日に小阪中学校を訪問し、タグラグビーや柔道、調理実習などを通して市内の中学生らと交流しました。
アルゼンチン代表選手と市内中学生が交流
ラグビーワールドカップ2019日本大会の出場国であるアルゼンチン代表の選手8人が、9月26日、長瀬中学校を訪れ、生徒と交流しました。
代表選手が体育館に現れると、吹奏楽部によるアルゼンチン国歌の演奏の中、全校生徒が拍手で選手を出迎えました。その後、日本の昔遊びであるお手玉やけん玉などを生徒らが紹介すると、選手らはとても楽しそうに体験していました。また、ラグビー部の生徒らは、選手とパスやスクラムなどの貴重な体験もしました。