市政だより 平成30年6月15日号 3面(テキスト版)
都市清掃施設組合 第五工場 売電金額が9億円に!
昨年完成した東大阪都市清掃施設組合第五工場の平成29年度の売電金額が約9億円となりました。
現在、同組合では第四工場と、昨年3月に完成した第五工場の2施設が稼動しています。第五工場は、ごみ処理焼却施設と粗大ごみ処理施設を一つの建物に配置し、ごみ焼却の余熱を積極的に活用する最新鋭の高効率発電施設です。
同組合における昨年度の総発電電力量は約9530万キロワットアワーで、そのうち余剰電力となった約7360万キロワットアワーを電力会社に売電し、平成29年度中の売電収入額が約9億円となりました。
また、環境省が発表した平成28年度のエネルギー回収(ごみ処理量当たりの発電電力量)率においても全国のごみ処理施設(発電機設置施設)で2位となりました。
発電の仕組み
第五工場では、ごみを焼却する熱で蒸気を発生させ、蒸気タービン発電機を稼動することで電力を発生させています。
蒸気タービン発電機は最大1万5600キロワットの電気をつくることができます。これは約3万7000世帯の家庭の電気をまかなえる発電量になります。
施設の役割と能力
同組合のごみ処理施設は、本市と大東市の一般家庭から排出される生活ごみと、会社や飲食店などから排出される事業系一般廃棄物を処理する中間処理施設です。
第四工場は1日当たり最大約600トン(1炉300トン×2基)、第五工場は1日当たり最大約400トン(1炉200トン×2基)、あわせて1日最大1000トンの処理能力を有しています。
- 問合せ先
- 東大阪都市清掃施設組合 072(962)6021、ファクス072(962)6125
大型ごみ収集の有料化
市民説明会
8月1日からの大型ごみ収集の有料化に向け、大型ごみの出し方や手数料について説明します。開催日や開催場所などは次のとおりです。
とき ところ
- 6月16日(土曜日)10時~11時 やまなみプラザ(四条)
- 6月16日(土曜日)15時~16時 くすのきプラザ(若江岩田駅前)
- 6月17日(日曜日)10時~11時 グリーンパル(中鴻池)
- 6月17日(日曜日)15時~16時 夢広場(布施駅前)
- 6月23日(土曜日)10時~11時 市役所本庁舎1階多目的ホール
- 6月23日(土曜日)15時~16時 ゆうゆうプラザ(日下)
- 6月24日(日曜日)10時~11時 ももの広場(楠根)
- 6月24日(日曜日)15時~16時 はすの広場(近江堂)
※車での来場はご遠慮ください。
大型ごみの申込み
7月31日(火曜日)17時までの申込み分は無料で収集します。
大型ごみ受付センター 072(962)5374(日曜日~金曜日9時~17時)
※現在、申込みが集中し、非常に電話が繋がりにくくなっています。日曜日は比較的繋がりやすいので、ご利用ください。
- 問合せ先
- 循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス06(4309)3818
協力をお願いします
ごみの資源化にトライ!
古紙類の資源化にご協力を!
日常生活に伴って出る古新聞や不用になったダンボールなどは、家庭ごみとして捨てずに、自治会や子ども会が行う古紙の回収活動(集団回収)に出してください。集団回収された古紙類はリサイクル事業者に引き渡され、再び紙資源として利用されます。
市では、集団回収された古紙などの資源の量に応じて回収団体に奨励金を交付しています。奨励金は子ども会の活動費に充てられるなど、地域団体の活性化に役立てられています。
団体として新たに集団回収活動を始める場合など詳しくは市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
雑がみも集団回収に!
雑がみとは、包装紙や紙箱、封筒、ハガキなど、新聞やダンボールと同じようにリサイクルできる紙類のことをいいます。雑がみは、集団回収に出して、ごみの減量・資源化にご協力ください。雑がみの種類や分別方法など詳しくはお問合せください。
小型家電もリサイクル
市では、市内に小型家電回収ボックスを設置し、小型家電のリサイクルを推進しています。昨年度は、宅配便回収とあわせて約11トンの小型家電を回収することができました。
回収した小型家電は、リサイクルされ適正に処理しています。今後も、家庭で不用になった小型家電(対象品目に限る)の回収にご協力ください。対象品目など詳しくは市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
資源回収ボックスを市役所本庁舎などに設置
蛍光管、乾電池、古紙類、小型家電の回収ボックスを市役所本庁舎1階ロビー(開庁時)とリージョンセンターの市民プラザ受付前(市民プラザ開館時間)に常設しています。
- 回収対象品目
- 蛍光管(割れたもの、白熱灯電球を除く)、乾電池(充電式、ボタン電池を除く)、古紙類(新聞、雑誌、雑がみ、ダンボール)、小型家電(対象品目に限る)
- ※一度に多量の持込みをされる場合は、回収をお断りすることがあります。事前にお問合せください。
- 問合せ先
- 循環社会推進課
収集時に火災が発生!
スプレー缶・カセットボンベは使い切ってから
先日、不燃の小物(燃えない小物)の収集日にごみ収集車や東大阪都市清掃施設組合(水走焼却工場)で火災が発生する事故が起きました。原因は、可燃性ガスが残ったスプレー缶や電動自転車のバッテリーと考えられています。
家庭ごみなどの収集時の車両火災や焼却工場での火災は作業員や運転手をはじめ、近隣住民に大きな被害がおよぶ可能性があります。
スプレー缶・カセットボンベ(カートリッジボンベ)は、使い切ってから「かん・びん」の収集日に出してください。中身が空かどうかは、缶を振ってみて音が鳴るかどうかなどで確認できます。使い切れなかった場合は、火気のない風通しの良い屋外で、ガス抜きキャップなどを利用して空にしてください。穴を開ける場合は、くぎなどを打ち込むと火花が出る危険があります。できるだけ専用の器具などを利用してゆっくり開けてください。
また、電動自転車のバッテリーは一般社団法人JBRCの回収ボックスや自転車販売店で、無料で回収してもらえます。
なお、ごみの出し方がわからない場合は「保存版 ごみの分け方・出し方」を確認のうえ、適切に出しましょう。
- 問合せ先
- 環境事業課 06(4309)3200、ファクス06(4309)3818