市政だより　平成18年11月15日号　12面(テキスト版)

加島　文葉さん（盾津中学校1年生）
加島　知葉さん（成和小学校6年生）

　「世界の大会に出場して、観ている人を感動させる演技をしたい」と夢を語ってくれたのは、先日、体育の日の表彰を受けた加島文葉さん、知葉さん姉妹。

　文葉さんは、第29回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会のシンクロナイズドスイミングチーム第1位（13歳から15歳までの部）。知葉さんは、同大会デュエット第1位（10歳から12歳までの部）という素晴らしい成績をもつシンクロ姉妹です。

　シンクロナイズドスイミングを始めたのは、姉の文葉さんが7歳のとき、父の勧めで体験教室に参加したのがきっかけ。妹の知葉さんはそれから1年後に、姉の文葉さんが練習している姿を見て「姉のように楽しそうに水中で舞いたい」と思うようになり、同じクラブに通い始めました。

　週6日の厳しい練習を今まで続けることができたのは、「仲間たちと何回も何回も練習を繰り返し、演技がひとつにまとまったときの感動が最高にうれしいから」と目を輝かせながら語る文葉さん。でも、練習の厳しさに耐えられず泣き出したことも。お母さんが、「ふうちゃん行くのやめようか」と尋ねると、しばらくした後「行くー」と持ち前の負けん気で乗り越えたそうです。

　「辛いこともあるけど、一度もやめたいと思ったことはありません」と力強く話す姉妹。

　2人とも仲が良く、演技中に見せる真剣な表情とは違い、茶目っけたっぷりに話すなど、かわいい少女の一面ものぞかせてくれました。

　世界の舞台“オリンピック”へ出場することを目標に、姉妹で励まし合いながら、今日も練習に取り組んでいます。

　11月1日から自動交付機で「市民税・府民税証明書」の交付ができるようになりました。

　今年2月に市役所1階と3か所のリージョンセンター（四条、若江岩田駅前、布施駅前）に設置した自動交付機で、住民票の写しや戸籍証明書などの交付を行っていましたが、今回新たに市民税・府民税証明書（最新年度の証明）の発行もできるようになったものです。

　自動交付機を利用するには、カード（印鑑登録証、市民カードは無料。住基カードは500円）が必要です。すでにカードを持っている方でも、再度利用登録（暗証番号登録・無料）の手続きが必要となります。市民課または行政サービスセンターで手続きをしてください。

　窓口での待ち時間を気にすることなく、平日の時間外や土曜日・日曜日、祝日にも発行ができる自動交付機をぜひ利用してください。

　10月22日、花園中央公園で東大阪市民健康まつりを開催しました。

　楽しみながら“健康”についての知識を高めてもらおうと毎年実施しているこのまつりも今年で14回目。会場にはおよそ10万6,000人が訪れ、さわやかな汗を流しました。

　トライスタジアム（多目的球技広場）では、ふれあい駅伝やファミリーマラソンが行われました。ファミリーマラソンには、子どもから年配の方まで多くの市民が参加。沿道からの熱い声援を受けていました。

　また、多目的芝生広場では、たくさんの親子連れが手作りの凧を揚げたり、竹馬にチャレンジしたりするなど、体を動かす楽しさを体感。

　晴天に恵まれた秋空のもと、訪れた市民にとって、あらためて健康のすばらしさにふれる一日となりました。