市政だより 平成18年新年号 1面(テキスト版)
- 人口 511,592人 世帯数 214,135世帯【平成17年12月1日現在】
- 発行 東大阪市経営企画部広報広聴室広報課 〒577-8521 東大阪市荒本北50番地の4
- 毎月2回1日・15日発行
- ホームページアドレス http://www.city.higashiosaka.lg.jp/
みんなで見つめ みんなで育む。この笑顔が もっと輝くために。
いま、子どもの命が脅かされています。
昨年、広島、栃木、京都と相次いで子どもが被害者となる事件が起こりました。
このような悲しい事件が、もう二度と起こることのないように、いま、私たちがしなければならないことは何でしょうか。
各家庭をはじめ、学校園・地域・行政が一体となって、子どもを犯罪から守る取り組みを推進することはもちろん不可欠です。
しかし、日常生活の中で、私たちが今日からでもできることがあるのではないでしょうか。
ランドセルを背負った子どもが一人で歩いていました。あなたは何ができますか。
声をかける必要はありません。しばらくそっと見守るだけでいいのです。
朝のゴミ出しや犬の散歩、買い物など外へ出たときに子どもを見かけたら、ちょっとだけ注意を子どもに向けてほしいのです。
いま、一番求められるものは、一人でも多くの市民が“子どもたち一人ひとりを見守る”ことではないでしょうか。
新年のあいさつ
市長 松見正宣
市民の皆さんには健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年の国内外情勢は、ロンドン同時多発テロや大型ハリケーン災害、アスベスト被害や尼崎での列車脱線事故、耐震強度の偽装問題、児童が犠牲となる事件など心の痛む出来事が多く、改めて安全・安心なまちづくりが求められた1年でもありました。本市では、全国で36番目となる中核市への移行を節目に、市組織機構の改革、総合基本計画に基づく第二次実施計画の策定、モノづくり再生特区への認定、府下初の市立小・中学校の2期制導入、市内中小企業支援をめざす総合商社・伊藤忠商事との業務提携など、さまざまな施策がスタートしました。
今年は、本庁舎のISO14001認証取得による環境マネジメントシステムの構築、春のダイヤ改正に伴う近鉄奈良線東花園駅への準急停車、同線連続立体交差事業の促進、経済再生へ構造改革特区の有効活用、子どもの安全を守る愛ガード運動の推進などに引き続き取り組みます。
こうした中、財政状況は依然危機状態にあり、本市が地方分権時代の先導役として都市間競争に打ち勝っていくための最大の鍵は、「市民との協働によるまちづくり」だと考えています。
来年は市制施行40年を迎えます。夢と希望に満ちた元気都市をめざし、市政運営に邁進することをお誓いし、年頭のごあいさつといたします。
議長 田中康升
新年明けましておめでとうございます。
輝かしい平成18年の新春を迎え、市民の皆さん方のご清福を心からお慶び申し上げます。
私は、昨年11月、議長に就任して以来、議会に課せられた使命と責任を痛感し、及ばずながら職務の遂行に邁進してまいりました。これもひとえに市民の皆さんの温かいご理解とご協力によるものと、心より厚くお礼申し上げます。
さて我が国の経済情勢は改善の兆しが見えてきたとはいえ、地方自治体を取り巻く情勢は、地方分権や行財政改革など、数多くの課題が山積しております。特に本市の財政状況は、税収減や三位一体改革による補助金の削減などにより極めて厳しい状況にあります。
このような状況のもと市議会といたしましては、さらなる行財政改革に取り組み、中小企業の活性化や少子高齢化、環境問題の対応など、社会や時代が要請する行政運営を的確かつ迅速に推進するとともに、中核市にふさわしい「夢と活力あふれる元気都市・東大阪」の創造に全力を傾注すべく、決意を新たにしているところでございます。
本年も、市議会に対し一層のご理解、ご協力を賜りますようお願いしますとともに、皆さん方がご健勝で幸多い1年をお過ごしくださいますよう、心からお祈り申し上げまして、年頭のごあいさつといたします。
※1月15日号はありません