平成28年3月28日 西消防署建替工事を利用して実践的な消防訓練
消防局の若年層職員に実践的な訓練をさせることで各種災害対応能力を向上させることを目的に、解体工事前の西消防署旧庁舎を活用した実践的な消防訓練が西消防署で行われました。
市では、平成26年度から西消防署の再整備に取りかかっています。この整備工事は、消防機能を運用しながらの現地建替方式で、3月22日、新庁舎の一部(南棟)を運用開始し、窓口業務を含むすべての業務を新庁舎へ移転しました。今後、残りの旧庁舎を解体し、新庁舎(北棟)の建築に着手するにあたり、その解体工事前の旧庁舎を有効活用しようと今回、訓練会場に設定しました。
庁舎が解体直前とだけあって、建物内に大量の泡を噴出したり、救出時にガラスや壁を破壊して進入したりと日ごろなかなかできないことをするのが今回の訓練の特徴です。3日間の日程で約250人が参加し、それぞれが知識と技術を高めようと懸命に取り組んでいました。