平成28年3月31日 ピンクの並木道 稲田桃が満開
稲田桃の木が、市立楠根小学校西側の第二寝屋川堤防沿い約2kmに渡ってあざやかなピンク色の花を咲かせています。
稲田桃は、江戸時代に稲田地域で盛んに栽培されていましたが、中国の桃に押されたり大洪水の被害にあったりして姿を消していきました。しかし「稲田桃」を復活させて地域の名産にしようと楠根リージョンセンター企画運営委員会が、「稲田桃再生栽培プロジェクト」を立ち上げ、現在では稲田地区の道路や公園などに約700本植えられています。
稲田桃の花は、花びらが5枚で直径3cm程の大きさで一般的な桜とほぼ同じですが、色は桜より濃いピンク色をしています。堤防の沿道は一面ピンク色に染まり、散歩をする住民らは花を写真に収めるなどして、春の訪れを楽しんでいました。
行き方:近鉄バス(小阪駅前~徳庵)「鷺島橋」下車、西へ約5分。