公共施設マネジメント推進基本方針について
本市では、高度経済成長期以降急激に増加してきた人口や、市民ニーズの多様化に対応するため、これまで積極的に公共施設を整備してきましたが、その多くは老朽化が進んでおり、耐震性に課題を有する可能性があるものは全体の約6割を占めています。今後の本格的な人口減少社会の到来等により、本市の財政状況は緊迫の度合いを強めていくことが想定され、財務の視点を十分踏まえながら公共施設の供給や運営について検討していく必要があります。
本市では、*ファシリティマネジメントの考え方にある「財務」「品質」「供給」等の観点をバランスよく取り入れ、市民が将来にわたって安全・安心にサービスを享受することができるような公共施設の整備・維持管理・運営を行うため、質・量の両面で最適化を計画、実行していく基本方針として「公共施設マネジメント推進基本方針」を策定しました。
*ファシリティマネジメント 経営戦略的な視点から、総合的かつ統括的に公共施設の整備や管理運営を行うことで、施設経費の最小化や施設効果の最大化を図ろうとする活動
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