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東大阪市

あしあと

    市政だより 平成18年11月1日号 4・5面(テキスト版)

    • [公開日:2014年10月7日]
    • [更新日:2014年10月7日]
    • ID:5277

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    上下水道庁舎建設整備計画について 皆さんの意見をお聞かせください

     市では、サービスの向上と業務の効率化をめざして、「上下水道庁舎建設の整備計画」を進めてきました。

     基本設計、実施設計に取りかかりつつある中、あらためてこの計画について、市民の皆さんの意見をうかがうことになりました。

     このため、同庁舎整備の現行案と、これまでの経過をお示しします。

     皆さんの積極的な意見をお寄せください。

    これまでの経過

     本市の水道の普及、および下水道の汚水整備についてはほぼ完了し、今後、下水道事業は、水洗化の普及促進と雨水整備事業に重点を置くなど、これまでの「建設事業」から「維持管理」に移行していくこととなります。

     このため、市では、平成17年4月の中核市移行を契機に行った組織機構の改正の中で、健全な水循環系の構築と簡素で効率的な事業運営を図るために、水道部門と下水道部門を統合し、上下水道局を設置しました。

     しかし、庁舎については、水道庁舎は若江西新町、下水道は荒本北の市役所庁舎内と離れており、また、現在の水道庁舎は老朽化している上に、耐震性やバリアフリーの点から何らかの対策をとる必要があります。

     また、市民生活にとって重要なライフラインである上下水道は、災害直後における「飲料水の確保」「簡易トイレなどの備蓄」に努めるとともに、上下水道の機能保持として、各施設のバックアップ体制を考えなければなりません。

     そこで、より一層の「窓口サービス」「経営効率」「危機管理体制」の向上を実現するため、既存の考え方にとらわれず、今後の企業経営を見極めた中で、白紙から検討を行ってきました。

     建設候補地や建設規模、設備内容などが異なる、複数のプランを検討してきましたが、最終的に、市役所庁舎西側に建設する「上下水道庁舎建設計画」を進めることとなったものです。

     設計費予算については、すでに議会の議決をいただき、一部執行しているものもあります。また、財源確保のため、国や府に対して、補助金の申請協議なども行っています。

    市民参加による見直しを

    市長 長尾淳三

     本市では、「上下水道庁舎建設の整備計画」を進めてきました。

     しかし、市の財政状況も厳しい中で、この計画をはじめとする公共工事に対して、市民の皆さんから、「市民の声を十分聞くように」「ムダ使いはするな」など、これまでになく厳しい声をいただいています。

     このため、この計画について「市民参加による見直し」をすることになりました。

     一人でも多くの方からのご意見をお待ちしております。いただいた意見は、庁舎整備計画の参考にし、今後どのように進めていくのか決定します。

    現在の整備計画案

    市役所庁舎西側に庁舎を建設

     下水道部は市役所庁舎から上下水道庁舎へ、また、水道部門は現水道庁舎から上下水道庁舎へ移転します。

     上下水道庁舎は上下水道事業の執務にとどまらず、市役所庁舎との連携を図ることにより、市全体としてより高度な市民サービスの提供をめざします。

     災害直後の対策として、耐震性貯水槽や雨水貯水槽を設置し、有事の備えとして、給水施設など各施設の監視機能のバックアップ体制を整えます。

     また、上下水道は、積極的に地球環境の改善策を講じた庁舎を考えています。

     環境学習が行える「啓発・展示室等多目的スペース」を設置するとともに、雨水対策や環境負荷を軽減する対策を図ります。

    建築仕様
     
    地上5階建て(約5,000平方メートル)

    立地場所
     
    荒本北50-1 市役所西側

    付帯施設
     
    耐震性貯水槽、災害時トイレ、雨水利用、太陽光発電、緑化など

    経費(建設費)
     
    約23億8,000万円(付帯設備費用を含む)

     

    特徴

    窓口サービス
     市役所業務の集中化が図れるが、ほかの地域での窓口サービスの向上を図る必要性があります。

    経営効率
     組織の合理化・効率化が進むため、将来的に経費節減効果が見込まれ、長期的に建設費をまかなうことが可能となります。

    危機管理体制
     災害時に、市役所庁舎との連携を図ることができるほか、広域緊急交通路(大阪中央環状線・国道308号)に面しており、災害復旧に速やかに対応できます。

    費用
     現水道庁舎の売却益や、補助金が活用できます。ただし、現在の下水道部の占有面積約900平方メートルは空き床となります。

    これまで検討した2案 意見の参考にしてください

     市民の皆さんから意見をいただくにあたり、参考としていただくため、現在の整備計画案のほかに、これまで検討してきた複数の案の中より代表的な案を2つお示しします。

    案(1) 水道部門が市役所へ 庁舎建設は小規模に

     水道総務および窓口部門は、現水道庁舎より市役所庁舎へ移転します。

     また、市役所庁舎西側に小規模庁舎を建設し、水道施設部門は現水道庁舎より小規模庁舎へ移転。水道部門の市役所庁舎移転にともない、市役所機能の一部が小規模庁舎へ移転します。

     なお、下水道部はこれまでどおり市役所庁舎です。

    建築仕様
     地上3階建て(約2,500平方メートル)

    立地場所
     
    荒本北50-1

    付帯施設
     
    雨水利用、太陽光発電(小規模のもの)、緑化など

    経費(建設費)
     
    約13億4,000万円(付帯設備費用を含む)

     

    特徴

    窓口サービス
     
    市役所業務の集中化が図れるが、ほかの地域での窓口サービスの向上を図る必要性があります。

    経営効率
     組織の合理化・効率化により、将来的に経費節減効果が見込まれ、長期的に建設費をまかなうことが可能となります。

    危機管理体制
     
    災害時に、市役所庁舎との連携を図ることができるほか、広域緊急交通路に面しており災害復旧に速やかに対応できます。しかし、市役所庁舎に組織が集中するため、市役所庁舎が被災した場合の被害は大きくなります。

    費用
     
    当面の建設費は、現計画より少なくてすみます。同時に、現水道庁舎の売却益や、補助金が活用できます。

    案(2) 現水道庁舎を補強 耐震・バリアフリー化

     現水道庁舎を耐震化およびバリアフリー工事を行い、下水道部は市役所庁舎、水道部門は水道庁舎で、それぞれ業務を行います。

    建築仕様
     
    地上2階地下1階建て(約3,500平方メートル)

    立地場所
     
    若江西新町1

    付帯施設
     
    なし

    経費(建設費)
     
    約5億2,000万円(このほか、現資材置場の耐震化費用など相当額が必要)

     

    特徴

    窓口サービス
     
    窓口は分散しますが、現水道庁舎の窓口は存続します。

    経営効率
     
    組織の合理化・効率化の効果は低くなります。

    危機管理体制
     
    災害時に、市役所庁舎と同時に被災する可能性は低くなります。しかし、災害時の復旧活動など、市役所庁舎との連携が図りにくくなる恐れがあります。

    費用
     
    初期費用は、もっとも安くなりますが、現水道庁舎は近い将来、建替えが必要となります。

    意見を募集

     市では、現在の上下水道庁舎建設の整備計画案について、市民の皆さんからの意見を募集します。

     これまでの経過や特徴などを参考に、さまざまな視点からの意見をお寄せください。

     なお、見直しのポイントとして、「窓口サービス」「経営効率」「危機管理体制」「費用対効果」などがあげられます。

    募集期限
     
    11月14日(火曜日)(必着)

    意見を提出できる方
     
    市内在住、在勤、在学の方、または市内に事業所を有する事業者・法人・その他団体

    意見の提出方法
     
    住所、氏名(団体は名称・所在地・代表者名)、電話番号を書いて郵送(ファクス、電子メールのほか、上下水道局経営企画室、市政情報コーナーへの直接持参も可)

     ※受付時間は、平日の午前9時から午後5時30分までです。

     ※書式は問いませんが、上下水道局経営企画室、市政情報コーナーに意見書のひな型を用意しています。

    意見提出・問合せ先

    〒578・0944 若江西新町1-6-6 上下水道局経営企画室 06(6724)1221、ファクス06(6721)2374、電子メールsuidokeiei@city.higashiosaka.osaka.jp

    アンケートを実施

     市民アンケートも同時に実施します。

     住民基本台帳と外国人登録台帳から無作為に選んだ約2,700人(20歳以上の方)に調査票を送りますので、対象となった方は協力をお願いします。

    問合せ先

    上下水道局経営企画室 06(6724)1221、ファクス06(6721)2374

    暴力をなくし 女性が輝く社会へ

     11月12日(日曜日)から25日(土曜日)までは「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。

     親しい男性が暴力におよぶのはなぜか、また暴力をふるわせないためにはどうすればよいのか、ともに考えてみませんか。

    とき
     11月18日(土曜日) 午後2時から4時まで

    ところ
     
    イコーラム(男女共同参画センター)

    内容

    • 朗読「朗読劇『ひまわり』より」 府立図書館朗読ボランティア 若林ひでみさん
    • 講演「男性と暴力からなぜ、彼は妻やおさな児に手をあげるのか」 弁護士 佐藤功行さん

    対象・定員
     市内在住、在勤、在学の方・35人(当日先着順)

     ※1歳6か月から就学前幼児までの保育あり(1人200円で11月10日(金曜日)までに要予約・定員8人)

     ※11月18日(土曜日)の午後2時から6時まで、シスターフッド東大阪暴力被害女性を支援する会による電話相談もあります(072・967・1396)。

    問合せ先

    イコーラム(男女共同参画センター) 072(960)9201、ファクス072(960)9207

    悩まず女性の人権ホットラインへ相談を

     夫・パートナーからの暴力や職場などでのセクハラ、ストーカー行為など女性ならではの問題について、女性の人権問題にくわしい人権擁護委員が相談に応じます。

    女性の人権ホットライン全国統一番号 0570-070-810

    相談期間
     
    11月13日(月曜日)から19日(日曜日)まで 午前8時30分から午後7時30分まで(18日(土曜日)、19日(日曜日)は午前10時から午後5時まで)

     ※期間以外にも、大阪法務局では、右記の番号で祝日を除く月曜日から金曜日までの午前8時30分から午後5時までに相談を受け付けています。なお、水曜日には女性の担当者も相談に応じます。

    問合せ先

    大阪法務局人権擁護委員連合会 06(6942)1196

    みんなで守る 子どもの今と未来

    11月は「子ども虐待防止月間」

     11月は『子ども虐待防止月間』です。

     市では昨年12月、「子ども虐待は人権侵害行為」「虐待のない社会の形成に取り組む」などを定めた『子どもを虐待から守る条例』を制定しました。

     子どもを虐待から守るため、市では次のような取組みを行っています。

    • 1歳6か月児健康診査を受けなかった家庭や育児が困難な家庭への訪問
    • 虐待を受けた子どもへのケアや虐待した保護者の指導と支援
    • 休日・夜間に子育て相談ダイヤルを開設し、いつでも相談できる体制を整備
    • 相談窓口や子育てのヒントを掲載した虐待予防リーフレット「ほっとひといき」を、子育て支援課や保健センターなどで配布

    ネットワークを強化

     東大阪市要保護児童対策地域協議会では、子ども家庭センターをはじめ福祉事務所、保健センターなどと、虐待の予防・発見・通告・援助の連携を図っています。さらに、学校、幼稚園、保育所、子育て支援センター、地域の民生・児童委員などとのネットワークをいかし、きめ細かな対応の充実を進めています。

     また、福祉事務所では、家庭児童相談員、子育て支援相談員が、相談に応じています。子育てに不安になったときはもちろん、地域に住むあなたが「もしかして虐待では」と感じたときは、ご連絡ください。

     子どものしつけや健康のことで悩んだときには、子育て支援センターや保健センター(下記一覧)へ、気軽に相談してください。

    困ったとき、悩んだときは電話を

    虐待の相談・通報について
     
    東・中・西福祉事務所

    • 東=072(988)6619、ファクス072(988)6620
    • 中=072(960)9274、ファクス072(960)9278
    • 西=06(6784)7982、ファクス06(6784)7677
    • 東大阪子ども家庭センター 06(6721)1966、ファクス06(6720)3411、通報専用 06(6721)5336

    子どもの健康や発育・発達について
     東・中・西保健センター

    • 東=072(982)2603、ファクス072(986)2135
    • 中=072(965)6411、ファクス072(966)6527
    • 西=06(6788)0085、ファクス06(6788)2916

    子どものしつけや発育・発達について
     鴻池・長瀬・荒本子育て支援センター

    • 鴻池=06(6748)8252、ファクス06(6743)0577
    • 長瀬=06(6728)1800、ファクス06(6728)2413
    • 荒本=06(6788)1055、ファクス06(6788)2597
    • 近くの保育所(園)

    保育見学と講演会

     秋の自然を使って遊ぶ園児を見学し、子育てのヒントを聞いてみませんか。

    とき
     11月14日(火曜日)

    • 午前9時45分から10時30分まで=保育見学
    • 午前10時40分から正午まで=講演「今、子育てで大事なことって何?」 元幼稚園長 濱口祥江さん

    ところ
     菱屋西幼稚園

    定員
     
    100人(申込先着順)

    申込・問合せ先

    教育センター 06(6727)0112、ファクス06(6729)8261

    親と子の教育講演会

     30数年前、荒れる中学校において体当たりで生徒と接し、導いてきた元教師・山下文夫さんが、子育てや生命の大切さについて語ります。

    とき
     
    11月18日(土曜日) 午後2時から3時30分まで

    ところ
     
    社会教育センター

    対象・定員
     
    市内在住、在勤、在学の方・80人(当日先着順)

    問合せ先

    社会教育センター 06(6789)4100、ファクス06(6789)5212

    子育て講演会と秋のコンサート

    とき
    11月26日(日曜日) 午後1時30分から3時30分まで

    ところ
     
    青少年女性センター

    内容

    • 講演「子育ての現状」 社会福祉法人由寿会理事長 由井直子さん
    • 女声合唱団コール・クォーレによるコーラス
    対象・定員
     
    市内在住、在勤、在学の方・80人(当日先着順)

    問合せ先

    青少年女性センター 06(6789)5746、ファクス06(6789)2049

    みんなでいっしょにあそぼうよ! 子育て支援センターの催し

    ※車での来場はご遠慮ください

    鴻池子育て支援センター

    おでかけ広場 カプラ積み木であそぼう

     魔法の板カプラ(小さな積み木)で、いろんなものを作りましょう。

     一人遊びから仲間と協力しての大作まで、イメージが無限に広がります。

    とき
     
    11月17日(金曜日) 午前10時から11時まで

    ところ
     
    ゆうゆうプラザ(日下)

    対象・定員
     
    4歳以上の幼児とその保護者・20組(申込先着順)
     ※お茶と名札を持参。

    申込方法
     
    11月10日(金曜日)の午前10時30分から午後5時までに電話で

    離乳食を作ろう

     子育てが初めての方、いっしょに離乳食を作りましょう。

    とき
     
    11月24日(金曜日) 午前9時45分から11時30分まで

    ところ
     
    鴻池子育て支援センター

    対象・定員
     
    5か月から10か月までの乳児とその保護者・6組(申込先着順)
     ※材料費が必要。エプロン、三角巾、日ごろ使っているスプーン、お茶、名札を持参。

    申込方法
     
    11月15日(水曜日)の午前10時30分から午後5時までに電話で

    申込・問合せ先

    鴻池子育て支援センター 06(6748)8251、ファクス06(6743)0577

    荒本子育て支援センター

    おでかけあいあい広場

     みんなで遊んだり、体操したりして楽しみましょう。

    とき
     
    11月13日(月曜日) 午前10時から11時30分まで

    ところ
     
    やまなみプラザ(四条)

    対象
     
    就学前乳幼児とその保護者

    申込方法
     
    11月6日(月曜日)の午後1時30分から電話で

    給食試食会

     みんなで遊んだ後、保育所の給食を試食します。

    とき
     
    11月29日(水曜日) 午前10時から正午まで

    ところ
     
    荒本子育て支援センター

    対象・定員
     
    1歳6か月から2歳までの乳幼児とその保護者・10組(抽選)
     ※給食代が必要。

    申込方法
     
    11月15日(水曜日)の午前10時30分から17日(金曜日)の午後5時までに電話

     

     ※保育つき子育て相談(要予約)もあります。気軽にご利用ください。電話相談は随時受け付けています。

    申込・問合せ先

    荒本子育て支援センター 06(6788)1055、ファクス06(6788)2597

    長瀬子育て支援センター

    ワイワイランチタイム

     保育所の給食を食べながら交流します。アレルギーのある方も相談を受け付けます。

    とき
     11月21日(火曜日) 午前10時30分から正午まで

    ところ
     長瀬子育て支援センター

    対象・定員
     1歳6か月から3歳未満までの乳幼児とその保護者・10組(申込先着順)
     ※給食代が必要。

    申込方法
     11月10日(金曜日)の午前10時から電話で

    申込・問合せ先

    長瀬子育て支援センター 06(6728)1800、ファクス06(6728)2413

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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