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東大阪市

あしあと

    市政だより 平成18年3月15日号 4・5面(テキスト版)

    • [公開日:2014年10月7日]
    • [更新日:2014年10月7日]
    • ID:4967

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    住み慣れた地域で自立した生活を 4月から介護保険制度が変わります

     本人や家族が抱えてきた介護への不安や負担を社会全体で支えあうために、平成12年4月にスタートした「介護保険制度」。今世紀の半ばには、3人に1人が高齢者という時代を迎え、これから利用者がますます増えることが予想されます。

     4月から介護保険制度が見直され、市では介護予防を目的としたサービスを充実するなど、住み慣れた地域で自立した生活を続けるための支援を総合的に行います。

    要介護認定を見直します

    • 要介護認定の区分を今までの6段階から7段階に見直します。要支援1、または要支援2と認定された方は、4月から開始する「介護予防サービス」が利用でき、介護(予防)計画は、地域包括支援センターで作成します。要介護と認定された方は、従来どおりの「介護サービス」が利用でき、介護(予防)計画は、居宅介護支援事業所で作成します。

    介護予防サービスを始めます

     軽度の方の状態が今以上悪くならないよう、またできるだけ元気に生活できるように、介護予防に重点をおいたサービスを始めます。

    おもな介護予防サービス

    運動機能の向上
     理学療法士などの指導により、ストレッチや簡易な器具を用いた運動などを行います。

    栄養改善
     管理栄養士などが、食事の食べ方や作り方などの指導、情報提供を行います。

    口腔ケア
     歯科衛生士などが、食事の飲み下しや口の中のケアの訓練などを行います。

     

     要介護認定で非該当の方も、要支援・要介護になるのを未然に防ぐために、高齢者一人ひとりの状態に応じた、介護予防事業を実施します。

    住み慣れた地域でくらし続けるために

    地域包括支援センター・地域密着型サービスを創設

    • 介護の専門家のいる地域包括支援センターを設置して、介護予防プランの作成や高齢者に関するさまざまな相談などに応じます。設置状況などは、順次市政だよりなどでお知らせします。


      地域包括支援センターの基本的な機能
      介護予防マネジメント
       
      保健師や地域ケアの経験がある看護師を中心に、介護予防プランを作成します。
      ・総合的な相談窓口
       
      社会福祉士を中心に、高齢者に関するさまざまな相談を総合的に受けられます。
      権利擁護
       
      社会福祉士を中心に、虐待防止、虐待の早期発見などの権利擁護事業に取り組みます。
      包括的・継続的マネジメントの支援
       
      主任ケアマネジャーを中心に、協働・連携によって地域でのケアマネジメントを支援します。

     

    • 住み慣れた地域で生活ができるように、中学校区ごとに、地域密着型サービスを実施していきます。


      おもな地域密着型サービス
      認知症対応型通所介護
       
      認知症の高齢者が専門的なサービスを日帰りで利用できます。
      小規模多機能型居宅介護
       
      「通い」(デイサービス)を中心に、利用者の状況に応じて随時「訪問」や「泊まり」を組み合わせたサービスを利用できます。
      夜間対応型訪問介護
       
      定期巡回や通報により夜間専門の訪問介護を利用できます。
      認知症対応型共同生活介護
       
      認知症の高齢者が少人数で共同生活しながら、介護スタッフによる日常生活上の支援などを受けられます。
      地域密着型特定施設入居者生活介護
       
      29人以下の小規模な有料老人ホームなどで日常生活上の世話などを受けられます。

    サービスの利用方法が変わります

    • 要支援1、または要支援2と認定された方は、地域包括支援センターの作成した介護予防プランに沿って、介護予防に重点をおいたサービスを利用します。なお、介護予防プランを作成するときは、地域包括支援センターとの契約が必要です。
    • 要介護と認定された方は、従来の介護サービスを利用します。なお、利用方法の変更はありません。
    • ータブルトイレなどの特定福祉用具を購入するときは、福祉用具販売に係る指定サービス事業者から購入したものに限り、介護保険の対象になります。
    • 40歳以上65歳未満の方が介護サービスを利用できる十五種類の特定疾病に、新たに「末期がん」が追加されます。

    介護保険料を見直します

    • 65歳以上の方の介護保険料(第1号保険料)を改定します。改定額については、確定次第市政だよりなどでお知らせします。
    • 遺族年金や障害年金を受給している方の介護保険料も、10月支給分から自動徴収の対象となります。

    問合せ先

    制度改正に関すること
     
    高齢介護課 06(4309)3187、ファクス06(4309)3848

    介護保険料に関すること
     
    介護保険料課 06(4309)3188、ファクス06(4309)3814

    認定・サービスに関すること
     
    介護認定給付課 06(4309)3186、ファクス06(4309)3814

    市民会議プランニングチームが提言 つながりづくりまちづくり

     “和と輪のまちづくり”をメインテーマに「第29回市民会議」が昨年9月23日に市民会館で開催され、約200人の参加者が「安全と思いやり」「対話と連帯」「人づくりモノづくり」をテーマとした3つの分科会で、熱心な討論を繰り広げました。

     このほど、その内容を東大阪市民会議プランニングチーム(川西主代表幹事)がまとめ、市に提言しました。

     おもな提言内容は、次のとおりです。

    安全と思いやりのまちづくり

    1. 「近所付き合いが盛んな地域」ほど防犯や防災に威力を発揮します。そのキッカケづくりとして「おはよう」「こんにちは」「いい天気ですね」といった“声かけ運動”を広めてください。
    2. 愛ガード運動推進委員会は、平成17年度から54の小学校区でスタートし、すでに各地域で活発に活動しています。高齢者がこの活動に参加し生きがいにつなげるためにも、それぞれの委員会が交流できる「連絡会」のような場を作ってください。
    3. 小学生を狙った事件が相次ぐなか、学校の出入口でのチェックなど、人を疑って守りの管理体制を強化するだけでは、地域住民を疎外することにもなりかねません。学校を多様なコミュニティの場にして、地域の連携を深めるなど、幅広い視点での対策も、ぜひ進めてください。
    4. 交通事故の死者数は減少し続けていますが、事故件数は増えており、その負傷者の多くが歩行者や自転車、そして高齢者です。運転マナーやルールの啓発と子どもを対象とした交通安全教室の拡充が重要です。また、「あんしん歩行エリア」やコミュニティゾーン(道路)の促進、歩車道分離信号の増設など、人優先の道路整備を望みます。

    地域協働のまちづくり

    1. 平成15年の市政世論調査では、市民の約半数がボランティア参加の意思を示しています。こうした市民の意識に応えるためにも、市民参加型の行政運営を心がけていただき、市民からの公募委員も積極的に進めてください。
    2. 住民がまちづくりを進める上で、ヒントになることや地域の特性に関する情報、すでにまちづくりを手がけている地域の活動の紹介など、内容も方法も多様で多彩な情報提供を行政全体で進めてください。
    3. 節税にもつながるリサイクル法に基づくゴミの分別収集(ペットボトル、その他プラスチック、その他紙)の全市早期実施を望みます。

    地域資源を活かしたまちづくり

    1. 市内の事業所数が年々減少し、企業や商店の後継者不足も深刻になっています。小・中学校の職場体験など、キャリア教育関連の各種支援事業の量的拡大を積極的に進めてください。
    2. 市民は「モノづくりのまち」が、なかなか身近に感じられません。「モノづくり」を一堂に会したイベント(市の呼びかけ、主体は市民)をすることで、「モノづくりのまち」を全国に発信でき、市民が誇れるものになると思われます。
    3. 観光的視点を含む「地域自慢」などの情報を7リージョンごとにまとめて提供するとともに、市民の郷土愛の醸成を活動目的とした登録ボランティアを組織し、地域で活用できるようにしてください。
    4. 東大阪は5つの大学がある「学園都市」です。大学と地域のノウハウを活かしながら協力と連携を図り、文化・スポーツ・学習などの交流を進めることは、まちづくりにも役立つと思われます。まずは、行政や住民団体などが積極的に大学へ働きかけましょう。

    市民会議プランニング委員を募集

     市民会議の企画・運営をするプランニング委員を募集します。

    対象
     市内在住、在勤の方

    募集人数
     若干名

    応募方法
     市民主体のまちづくりや、市民と行政が協働する意味、市民会議への思いなどを600字程度にまとめ、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を書いて、3月31日(金曜日)までに郵送

    応募・問合せ先

     〒577・8521 市役所地域振興室 06(4309)3161、ファクス06(4309)3861

    夜間・休日も証明書を受けられる証明書自動交付機のご利用を

    利用には各種カード(印鑑登録証など)の利用登録申請が必要です

     2月に市役所1階、四条・若江岩田駅前・布施駅前リージョンセンターに証明書自動交付機を設置しました。

     利用登録(暗証番号登録)申請・交付された各種カードで、平日の時間外や休日に住民票の写し・印鑑登録証明書・戸籍証明書・外国人登録原票記載事項証明書などの交付が受けられ、たいへん便利です。

     利用には、各種カードの利用登録申請(本人申請・本人交付が原則)が必要です。

    印鑑登録証(グリーンカード)利用を希望する方

     証明書自動交付機を利用するには、印鑑登録証(旧)からグリーンカードへの切り替えが必要です。現在お持ちの印鑑登録証(旧)と印鑑(認印)、本人確認書類を持参し、利用登録(暗証番号登録)をしてください。

    市民カード(ピンクカード)・住民基本台帳カード利用を希望する方

     印鑑(認印)、本人確認書類を持参し、利用登録をしてください。
    ※住民基本台帳カードをお持ちの方は、カードを持参してください。
    ☆自動交付機で利用できるカードは1人1枚に限る
    ☆本人確認書類は、本人の写真が添付されたものに限る(持っていない方は、後日「照会書」を郵送)

    交付対象
     
    市内在住の15歳以上の方
     ☆成年被後見人は除く

    受付場所
     
    市民課、各行政サービスセンター(午前9時から午後5時30分まで)
     ※土曜日・日曜日、祝日は受付していません。
     ※登録手数料は無料です。

    問合せ先
     
    市民課 06(4309)3164、ファクス06(4309)3803、各行政サービスセンター

    ※利用登録していないカードでは証明書自動交付機は利用できません

    設置場所および利用時間

    本庁舎1階

     平日は午前9時から午後8時まで、土曜日・日曜日、祝日は午前9時から午後5時まで

    リージョンセンター(四条、若江岩田駅前、布施駅前)

     午前9時から午後8時まで、土曜日・日曜日、祝日は午前9時から午後5時まで
     ※四条リージョンセンターは第1・3水曜日、若江岩田駅前・布施駅前リージョンセンターは第2・4水曜日(いずれも、祝日の場合はその翌日)

    花園図書館

    講演会と琉球舞踊の集い

     「いま、日本の豊かな文化の再発見 沖縄と北海道との出会い」をテーマに行います。

    とき
     
    3月26日(日曜日) 午後2時から4時まで

    ところ
     花園図書館

    内容
     
    写真家・西浦宏己さんによる講演 市民グループ・ひめゆり会による琉球舞踊

    定員
     
    100人(当日先着順)

    ワクワクどようびはるやすみスペシャル

    とき
     
    3月25日(土曜日) 午前11時から正午まで

    ところ
     花園図書館

    内容

    • 人形劇団「なんじゃもんじゃ」による公演「人形劇・さるじぞう」「パネルシアター・カレーライスのうた」
    • 手づくり工作

    定員
     
    80人(当日先着順)

    講演「大西ひろみの絵本づくり」

     絵本作家・大西ひろみさんが、絵本作りの楽しさなどを語ります。

    とき
     3月17日(金曜日) 午後2時から3時30分まで(開場は午後1時30分)

    ところ
     花園図書館

    定員
     100人(当日先着順)

    問合せ先

     花園図書館 0729(65)7700、ファクス0729(65)9212

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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