新喜多中学校へようこそ

 

 

 

学校長あいさつ

 

 

 

今年は、新たな元号「令和」の幕開けの年であり、来年2020年は東京オリンピック・パラリンピックの開催、さらに2025年には大阪万国博覧会を迎えるなど、社会は着実に新しい時代へと向かっています。

 

「ソサエティ5.0社会」という言葉があります。人類史をひもとくと私たちは第一の狩猟社会から第二の農耕社会、第三の工業社会、そして第四の情報社会へと発展を遂げてきました。これからの社会は、これをさらに成長させた第五番目の新たな社会である「ソサエティ5.0社会」に向かって動き始めています。

 

「ソサエティ5.0社会」は「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会」と定義されています。

 

人工知能(AI)、ビッグデータ、インターネット オブ シングスInternet of Things(IoT)、ロボティクスなどの先端技術が高度化してあらゆる産業や社会生活に取り入れられ、社会の在り方そのものが劇的に変わることを示唆するものであるといわれています。具体的には、AIを搭載した自動車の自動走行が実用化され安全性が向上したり、無人ロボットやドローンの普及により作業負担が軽減されたり、物と物とをネットワークで接続する技術「IoT」を駆使することで、不便を解消し便利な社会に発展してすることを目ざしています。

 

「ソサエティ5.0社会」は別名「超スマート社会」とも呼ばれています。スマートとは簡単に訳すと(スマートフォンにも使われているように)「賢い」という意味です。つまり、「ソサエティ5.0社会」は「超賢い社会」超高性能社会ということになります。

 

確かに超高性能で賢いAIやロボットという先端技術が大いに活用される社会です。しかし、これらを使いこなす社会の中心は私たち人間です。「ソサエティ5.0社会」で求められる力として、①「文章や情報を正確に読み解き、対話する力」、②「科学的に思考・吟味し活用する力」、③「価値を見つけ生み出す感性と力、好奇心・探求力」が必要であると言われています。

これらの力は、これまでの社会でも求められてきたものであり、時代や社会がどのように変わろうとも必要とされる力です。

 

 進化論を唱えたダーウィンは「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。」と述べています。人類はさまざまな変化に適応しながら成長を遂げてきました。新しい状況に適応する力は日々の何気ない積み重ねから生まれてきます。新喜多中学校での3年間で、自分を磨き続け、新しい時代に胸を張って挑戦できる人間に成長してくれることを期待しています。

      

東大阪市立新喜多中学校 校長 土方義雄