【新型コロナ】高齢者施設で感染者が発生した場合の対応(報告等)
令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症は季節性インフルエンザ等と同様の5類感染症に位置づけられ、日常における基本的な感染対策は個人や事業者の判断に委ねられるようになりました。
しかし、ウイルスの感染力や重症化リスクは変わりません。特に高齢者は重症化リスクが高いことから、日ごろから施設での感染予防対策を推奨します。
また、入院が必要になった場合は医療機関間での調整になります。事前に、施設の提携医療機関との連携を取り、体調不良者発生時の対応について協議をしておきましょう。

高齢者施設で新型コロナウイルス感染者が発生した場合の報告
高齢者施設内で新型コロナウイルス感染症陽性者が生じた場合は、すみやかに施設を主管する担当課および保健所に対して発生状況の報告を行い、連携をして適切な措置を講じる必要があります。
高齢者施設以外の社会福祉施設等で新型コロナウイルス感染者が発生した場合の対応については、こちらのページをご参照ください。(別ウインドウで開く)
高齢者施設で下記報告基準に該当する場合は、担当課と保健所への報告をお願いします。

報告基準
- 死亡者又は重篤患者が1週間内に2名以上発生した場合
- 新型コロナウイルス感染症またはそれが疑われるものが10名以上又は全利用者の半数以上発生した場合
- その他施設長が必要と認めた場合
令和5年4月28日付 「社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報告について」の一部改正に ついて(厚生労働省関係局長通知)(別ウインドウで開く)
平成17年2月22日付 「社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報告について」(厚生労働省関係局長通知)(別ウインドウで開く)
新型コロナウイルス感染症以外の感染症等発生時に係る報告についてはこちらのページをご参照ください。(別ウインドウで開く)

相談基準
今後も施設内で陽性者が1名出たら、保健所に積極的に相談してください。
新型コロナウイルス感染症は初期の感染対策が極めて重要です。
早期に報告・相談をいただくことで、感染源や感染経路の推定、感染対策の再確認を行います。感染拡大防止につながるよう支援します。

陽性者発生時の流れ


報告様式
下記の報告様式に必要事項を記入し、保健所にメールでの送付とお電話をお願いします。
必要時、見取り図や食席図を依頼します。
報告時に必要な書類
報告様式施設用 別ウィンドウで開きます (エクセル形式、633.95KB)
ダウンロードしてご使用ください。
フロアの見取り図例 別ウィンドウで開きます
フロアの見取り図を用意してください。例をつけていますが、施設でお持ちのものがあれば、そちらで対応可能です。
食席図シート 別ウィンドウで開きます
食席図を用意してください。例をつけていますが、施設でお持ちのものがあれば、そちらで対応可能です。
報告先
東大阪市保健所新型コロナウイルス感染症課
メールアドレス:s-corona@city.higashiosaka.lg.jp
電話番号:072(960)3805 ファクス: 072(960)3809

感染対策
5類感染症に変更となっても、新型コロナウイルス感染症の感染力は変わりません。
早期に感染対策を行うことで、感染の拡大を防ぐことが可能です。
下記 大阪府「新型コロナウイルス感染症対応 早わかりブック」を参考に感染対策の実施をお願いします。
ご不明な点がありましたら保健所にご相談ください。
ゾーニングの考え方や個人防護具(PPE)の正しい着脱方法、感染対策における間違えやすいポイントなどについて、下記のページを参考にしてご対応ください。
〇高齢者施設等(入所)の新型コロナウイルス感染症対策について(大阪府ホームページ)(別ウインドウで開く)

健康観察

健康観察項目
健康観察は毎日行いましょう。
- 体温
- 血中酸素飽和度(正しい測定方法については下図をご確認ください)
- 呼吸器症状
- その他(消化器症状、食事・水分摂取量、活気の程度など)
血中酸素飽和度の測定方法

下記からダウンロードもできます
血中酸素飽和度(SpO2)の測定方法について
血中酸素飽和度(SpO2)の測定方法について 別ウィンドウで開きます
血中酸素飽和度(SpO2)の測定方法について
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体調悪化時の対応
入院の目安など体調悪化時の対応方法について、あらかじめ主治医や連携医療機関に相談し、施設内で共有してください。
入院については、原則、主治医や連携医療機関が入院医療機関を調整することになります。
調整困難な場合は、保健所へ相談ください。